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エリア:
- ヨーロッパ > イタリア > パレルモ
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テーマ:
- 歴史・文化・芸術
シチリア王国の栄華を今に伝える、パレルモのノルマン王宮。通常観光で訪れるこのパラティーナ礼拝堂も素晴らしい。
モザイクで覆われた
●主祭壇
●天井はアラブ文化からの鍾乳石デザイン
しかし、これらすべてが12世紀のオリジナルというわけではない。
●この紋章は1460年のシチリア王、アラゴンのヨハネス?世王のものである。
それぞれの時代に装飾が加えられたり、修復が行われているのだ。
このパラティーナ礼拝堂は、ノルマン王宮であった現シチリア州議事堂兼用となっている建物の二階に位置するが、三階のルジェロ王の間には議会のある日には行く事ができない。
2011年3月18日、たまたま開いている日にあたって、はじめて訪れる事ができたのだった。
●もっとも印象的だったのはこの豹のモザイク
●初代シチリア王であるルジェロの居室を飾っている。壁全体のデザインはササン朝ペルシャの影響をうけたものとされる。
●天井にはノルマン王朝のあとにやってくるドイツ系ホーエンシュタウフェン家の鷲がウサギをつかんでいる。つまりこれはオリジナルの百年以上後に付け加えられたものだとわかる。
●天井全体はこのような
●すぐ外には「風の間」とよばれる涼しげなアーチがある
ここはかつてパレルモの町を見張らせる場所で、噴水も置かれていたそうだ。
●天井にはかつての塔のなごりがあり、風の神のモザイクが見られる。
●常時公開されているわけではないせいか、まだ修復がいきとどいていないぼろぼろの壁の部屋もある。マリー・アントワネットの三つ年上の姉・マリア・カロリーネはナポリに嫁ぎ、ナポレオン時代にはパレルモのこの部屋に滞在していたそうだ。
●2002年の地震で発見されたノルマン王宮時代の壁
●シチリア州議会の行われる場所は「ヘラクレスの間」と呼ばれる。
●1130年というのはルジェロが初代シチリア王に即位した年。その家臣団が会議を行っていた場所が、現在のシチリア州議会場にされている。議員達いつもシチリアの歴史に見守られているというわけだ。
モザイクで覆われた
●主祭壇
●天井はアラブ文化からの鍾乳石デザイン
しかし、これらすべてが12世紀のオリジナルというわけではない。
●この紋章は1460年のシチリア王、アラゴンのヨハネス?世王のものである。
それぞれの時代に装飾が加えられたり、修復が行われているのだ。
このパラティーナ礼拝堂は、ノルマン王宮であった現シチリア州議事堂兼用となっている建物の二階に位置するが、三階のルジェロ王の間には議会のある日には行く事ができない。
2011年3月18日、たまたま開いている日にあたって、はじめて訪れる事ができたのだった。
●もっとも印象的だったのはこの豹のモザイク
●初代シチリア王であるルジェロの居室を飾っている。壁全体のデザインはササン朝ペルシャの影響をうけたものとされる。
●天井にはノルマン王朝のあとにやってくるドイツ系ホーエンシュタウフェン家の鷲がウサギをつかんでいる。つまりこれはオリジナルの百年以上後に付け加えられたものだとわかる。
●天井全体はこのような
●すぐ外には「風の間」とよばれる涼しげなアーチがある
ここはかつてパレルモの町を見張らせる場所で、噴水も置かれていたそうだ。
●天井にはかつての塔のなごりがあり、風の神のモザイクが見られる。
●常時公開されているわけではないせいか、まだ修復がいきとどいていないぼろぼろの壁の部屋もある。マリー・アントワネットの三つ年上の姉・マリア・カロリーネはナポリに嫁ぎ、ナポレオン時代にはパレルモのこの部屋に滞在していたそうだ。
●2002年の地震で発見されたノルマン王宮時代の壁
●シチリア州議会の行われる場所は「ヘラクレスの間」と呼ばれる。
●1130年というのはルジェロが初代シチリア王に即位した年。その家臣団が会議を行っていた場所が、現在のシチリア州議会場にされている。議員達いつもシチリアの歴史に見守られているというわけだ。