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エリア:
- アジア > ブータン
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テーマ:
- グルメ
「唐辛子は野菜です」
この国を代表する料理と言えるエマ・ダッツィ(唐辛子のチーズ煮込)は、もちろん辛い。
シー・カム・パー(脂肪・干した・スライスした)と紹介された郷土料理も唐辛子が効いていた。※別の呼び方もある料理のようです
マーケットではどの店も唐辛子をふんだんに売っている。
しかし、辛い料理が辛いのは日本でも同じ。辛くないものを食べようと思えば、特に我々ツーリストには充分なものが用意されている。
下はブータン料理店のバッフェでもりつけたもの。
上は赤米(日本でももともとはこのような米が主流だったのかもしれない)。その右側黄色く見えるのがもろこし系穀物、右側に先ほどのシーカムパー(豚の脂肪を乾燥させてスライスした高カロリー食品・赤唐辛子やイモと共に炒めてある)。
下のイモはマスタードとソテーされているがさほど辛くはない。じゃがいもはどれもとても美味しい。
最後に左に見える緑色のものが先のエマ・ダッツィ(唐辛子のチーズ煮込み)で、これは辛い。右上には川海苔のスープ。
旅行客向けの食事は充分に辛くなくおいしいと思えた。
★注意しなくてはならいのは、本来は辛くない料理である。たとえば、ネパールでもよくだされるモモという餃子。ネパールでは味噌ソースと食べるのが通例だが、こちらブータンでは生の唐辛子を刻んでコリアンダーと混ぜた「エゼ」と呼ばれる調味料と共に食べる。
これもまぁ「辛いかもなぁ」と加減しながら食べるから大丈夫だったが...
★★街歩きで出会った全く洋風のベーカリーで意表を突かれた。中へ入ってこの実に普通のショー・ウィンドウのお店。
マッシュルームのパンを選んだ。日本でも具入りのパンはよくある。45ヌルタムは2012年1月現在75円程度。
温めなおしてお皿に載せてフォークと共に渡され、ナンの警戒心もなくがぶっと噛みついたのだが・・・三秒の後「辛!」はぁ〜っと息を出してびっくりして断面を見ると・・・赤い唐辛子がたくさん刻み込まれていた。
なるほど、ブータン人がどれだけ辛いものを好んでいるのか、よく分かりました。
**
首都ティンプーの市場「ザブジ・バザール」の風景を少しご紹介。
近在から新鮮な野菜を売りに来る人々が集まるここは近年二階建てになったそうな。「野菜」セクションなど、商品によって一応の区分がされているが、同じ店で色々な種類を売っていたりもする。なかには観光客目当てのような商品がぽつぽつあって、これからここにも観光客目当ての店が出てくるのかもしれないと思わされた。
米は「シリアル」セクションで売られていた。
ひと口に赤米というけれど、いくつかの種類があって色に濃淡がある。朝のおかゆで気に入ったので少し買っていこうとおもってきいてみる。
「どっちの赤米がおいしいの?」店の子供たちは大人たちよりも英語が達者である。
すると「そのまま炊くならこっちの色の薄いのがいいけれど、濃い赤色のものを白米と混ぜるのもイイよ」とアドバイスしてくれた。
「じゃ、混ぜて一キロちょうだい」とオーダー。
するとそれぞれを一キロずつ入れようとしているので「いや、両方あわせて一キロにして」というと、「一番小さい分銅が一キロしかないの」と困った顔をする。
「じゃ、適当に混ぜて一キロで良いから」と言ってひと皿に盛り始めたのがこの写真。
計り終わって、ふいに緑の薄いポリ袋が私の手に空で渡された。どうしていいか分からずきょとんとしていると、口をひらいて米を受けろという。ああ、ここではこうやって米を渡す事になっているのか。計りの皿から、私の手のポリ袋にざざっと一キロ分の米が入れられた。
この国を代表する料理と言えるエマ・ダッツィ(唐辛子のチーズ煮込)は、もちろん辛い。
シー・カム・パー(脂肪・干した・スライスした)と紹介された郷土料理も唐辛子が効いていた。※別の呼び方もある料理のようです
マーケットではどの店も唐辛子をふんだんに売っている。
しかし、辛い料理が辛いのは日本でも同じ。辛くないものを食べようと思えば、特に我々ツーリストには充分なものが用意されている。
下はブータン料理店のバッフェでもりつけたもの。
上は赤米(日本でももともとはこのような米が主流だったのかもしれない)。その右側黄色く見えるのがもろこし系穀物、右側に先ほどのシーカムパー(豚の脂肪を乾燥させてスライスした高カロリー食品・赤唐辛子やイモと共に炒めてある)。
下のイモはマスタードとソテーされているがさほど辛くはない。じゃがいもはどれもとても美味しい。
最後に左に見える緑色のものが先のエマ・ダッツィ(唐辛子のチーズ煮込み)で、これは辛い。右上には川海苔のスープ。
旅行客向けの食事は充分に辛くなくおいしいと思えた。
★注意しなくてはならいのは、本来は辛くない料理である。たとえば、ネパールでもよくだされるモモという餃子。ネパールでは味噌ソースと食べるのが通例だが、こちらブータンでは生の唐辛子を刻んでコリアンダーと混ぜた「エゼ」と呼ばれる調味料と共に食べる。
これもまぁ「辛いかもなぁ」と加減しながら食べるから大丈夫だったが...
★★街歩きで出会った全く洋風のベーカリーで意表を突かれた。中へ入ってこの実に普通のショー・ウィンドウのお店。
マッシュルームのパンを選んだ。日本でも具入りのパンはよくある。45ヌルタムは2012年1月現在75円程度。
温めなおしてお皿に載せてフォークと共に渡され、ナンの警戒心もなくがぶっと噛みついたのだが・・・三秒の後「辛!」はぁ〜っと息を出してびっくりして断面を見ると・・・赤い唐辛子がたくさん刻み込まれていた。
なるほど、ブータン人がどれだけ辛いものを好んでいるのか、よく分かりました。
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首都ティンプーの市場「ザブジ・バザール」の風景を少しご紹介。
近在から新鮮な野菜を売りに来る人々が集まるここは近年二階建てになったそうな。「野菜」セクションなど、商品によって一応の区分がされているが、同じ店で色々な種類を売っていたりもする。なかには観光客目当てのような商品がぽつぽつあって、これからここにも観光客目当ての店が出てくるのかもしれないと思わされた。
米は「シリアル」セクションで売られていた。
ひと口に赤米というけれど、いくつかの種類があって色に濃淡がある。朝のおかゆで気に入ったので少し買っていこうとおもってきいてみる。
「どっちの赤米がおいしいの?」店の子供たちは大人たちよりも英語が達者である。
すると「そのまま炊くならこっちの色の薄いのがいいけれど、濃い赤色のものを白米と混ぜるのもイイよ」とアドバイスしてくれた。
「じゃ、混ぜて一キロちょうだい」とオーダー。
するとそれぞれを一キロずつ入れようとしているので「いや、両方あわせて一キロにして」というと、「一番小さい分銅が一キロしかないの」と困った顔をする。
「じゃ、適当に混ぜて一キロで良いから」と言ってひと皿に盛り始めたのがこの写真。
計り終わって、ふいに緑の薄いポリ袋が私の手に空で渡された。どうしていいか分からずきょとんとしていると、口をひらいて米を受けろという。ああ、ここではこうやって米を渡す事になっているのか。計りの皿から、私の手のポリ袋にざざっと一キロ分の米が入れられた。