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エリア:
- ヨーロッパ > スイス > ツェルマット
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テーマ:
- ホテル・宿泊
- / グルメ
十月下旬、観光客の少ない静かなツェルマット。
昼間、白銀のマッターホルンを堪能した夜、こんなホテルのダイニングでのディナーはいかが?

ホテルの名前「OMNIA」と書かれているのが読める。ツェルマットの中心から遠くはない。岩をくりぬいて、ここまで上がってくる専用のエレベーターがあるので便利。通常のパッケージ団体は入ってこないホテルである。
我々旅倶楽部で秋のスイスを企画し、ツェルマットに二泊することにしたが、正直この時期には多くの観光客相手のレストランは閉めてしまっていた。
現地のガイドさんが、「以前一度行って気になっているホテルがあるのです」とお勧めくださり、コンタクトして夕食をアレンジできた特別な今回である。
まずはアミューズ

ローストビーフと薄い揚げた生地にクリームを巻き込んだもの、だったと記憶している。

このどっしりしっかりした石のテーブルが素晴らしい。このテーブルを四つ組み合わせて、我々十六人がちょうどゆったり座れるテーブルをつくってくれていた。前日の下見の時には「ちょっとむずかしいですね」と言われていたので、さらに嬉しくなった。
パンは六種類ぐらいあった。黒いものはゴマ?と訊いたら、「タコです」と言われた。
●前菜は三つのコース共違ったものが出された。
○二種類のチキン、この緑色のソースはなんだと思われます?

わさびとRas el Hanout(ラ・エル・アヌゥ/ラゼラヌゥ)スパイス⇒(アラビア語。これ自体三十種類のスパイスを混ぜたもの)を混ぜたもの。
○パンプキンスープとオレンジのラビオリ

メニューを見ても、どんなものが出てくるのか想像できなかった。見ても、どんな味か想像できなかった。
ラビオリの生地を軽く揚げたものには、たぶんオレンジの皮が練りこんである。オレンジの香りと味わいが、甘すぎないパンプキンのスープと実によく合っている。
個人的にはパンプキンスープはどれも味が想像できてしまうようで好きでもなかったが、これは、この皿は、今夜の一番だったかもしれない。
●タルボット(ヒラメ)にフォアグラ乗せ

日本語でヒラメというとこんな身ではないが、英語でタルボットになると、体長五十センチにもなる巨大・肉厚な魚を指している。淡白な白身とこってりのフォアグラのコンビです。
●イノシシ肉と季節の野菜

●シカ肉とトリュフ、秋野菜

ジビエの季節。これらはやっぱり赤ワインと一緒に楽しむと、より美味しくなる。
●洋梨を薄くスライスして洋梨のムースにさしてある

●スイスチョコレート盛り合わせ

●ベリーとアイスクリーム

お皿はカンバスですね
最後にお茶と一緒に、こんな楽しいお楽しみがついてきた。

事前に担当者とよく打ち合わせをしてメニューを決め、それをゆっくり残さず食べる用意(お腹減らしておくこと)をしてくる事。この静かなホテルの雰囲気に溶け込んで、雪のツェルマットでの美味しい夜でした。
昼間、白銀のマッターホルンを堪能した夜、こんなホテルのダイニングでのディナーはいかが?

ホテルの名前「OMNIA」と書かれているのが読める。ツェルマットの中心から遠くはない。岩をくりぬいて、ここまで上がってくる専用のエレベーターがあるので便利。通常のパッケージ団体は入ってこないホテルである。
我々旅倶楽部で秋のスイスを企画し、ツェルマットに二泊することにしたが、正直この時期には多くの観光客相手のレストランは閉めてしまっていた。
現地のガイドさんが、「以前一度行って気になっているホテルがあるのです」とお勧めくださり、コンタクトして夕食をアレンジできた特別な今回である。
まずはアミューズ

ローストビーフと薄い揚げた生地にクリームを巻き込んだもの、だったと記憶している。

このどっしりしっかりした石のテーブルが素晴らしい。このテーブルを四つ組み合わせて、我々十六人がちょうどゆったり座れるテーブルをつくってくれていた。前日の下見の時には「ちょっとむずかしいですね」と言われていたので、さらに嬉しくなった。
パンは六種類ぐらいあった。黒いものはゴマ?と訊いたら、「タコです」と言われた。
●前菜は三つのコース共違ったものが出された。
○二種類のチキン、この緑色のソースはなんだと思われます?

わさびとRas el Hanout(ラ・エル・アヌゥ/ラゼラヌゥ)スパイス⇒(アラビア語。これ自体三十種類のスパイスを混ぜたもの)を混ぜたもの。
○パンプキンスープとオレンジのラビオリ

メニューを見ても、どんなものが出てくるのか想像できなかった。見ても、どんな味か想像できなかった。
ラビオリの生地を軽く揚げたものには、たぶんオレンジの皮が練りこんである。オレンジの香りと味わいが、甘すぎないパンプキンのスープと実によく合っている。
個人的にはパンプキンスープはどれも味が想像できてしまうようで好きでもなかったが、これは、この皿は、今夜の一番だったかもしれない。
●タルボット(ヒラメ)にフォアグラ乗せ

日本語でヒラメというとこんな身ではないが、英語でタルボットになると、体長五十センチにもなる巨大・肉厚な魚を指している。淡白な白身とこってりのフォアグラのコンビです。
●イノシシ肉と季節の野菜

●シカ肉とトリュフ、秋野菜

ジビエの季節。これらはやっぱり赤ワインと一緒に楽しむと、より美味しくなる。
●洋梨を薄くスライスして洋梨のムースにさしてある

●スイスチョコレート盛り合わせ

●ベリーとアイスクリーム

お皿はカンバスですね
最後にお茶と一緒に、こんな楽しいお楽しみがついてきた。

事前に担当者とよく打ち合わせをしてメニューを決め、それをゆっくり残さず食べる用意(お腹減らしておくこと)をしてくる事。この静かなホテルの雰囲気に溶け込んで、雪のツェルマットでの美味しい夜でした。