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旅倶楽部「こま通信」

~旅するように生きていこう~

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こまつうしん
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埼玉県
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男性
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60代
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旅倶楽部 こま通信
会社英字名:
会社所在地:
埼玉県
業種:
旅行業
自己紹介:
旅倶楽部「こま通信」代表

これまで三千日以上を旅してきて、より良い旅の為に《手造の旅》をはじめました。メンバーからの要望によって、一生モノの旅をつくっていきます。

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プーリアで昔のオリーブオイル製造場を訪れる

2013/11/22 09:42
石臼
エリア:
  • ヨーロッパ > イタリア > イタリアその他の都市
テーマ:
  • グルメ
  • / 歴史・文化・芸術
  • / 自然・植物
南イタリア、プーリア地方の白い街のひとつオストゥーニ
オストゥーニの街
イタリアで生産されるオリーブの六割を生産するこのエリアには六千万本のオリーブがあるという
オリーブ畑その中の約十パーセントが保護指定された古木で、こんな認識票がつけられている。
認識票の付いたオリーブの木
ムクドリの群れが鷹に追われている?
ムクドリの群れ

今日利用している二十人乗りのバスでもバックできないような道なので、オリーブ畑の中を歩いていく。11月半ばでも、今日の様に晴れた日なら、むしろ酷暑の夏より気持ち良いです。
バスではとても入れません
かつてのお館でしょうか
途中の廃墟

パーン!と銃声が何度も聞こえた後、笑顔で狩人が二人
狩人
腰にはさっきのムクドリがたくさんぶらさげられてる。「おいしいんだよ」と、ほんと?

突然入口があった
入口持ち主のアントニェッタさんが待っていてくれた。連絡しておかないと通常はオープンしていない。

この場所はゴミ溜めになっていたのだが、アントニェッタさんのご主人が整備して昔の様子を見学できるまでに整備した。
樽を運び出すための木のレール
樽を転がすための木の道がつけられている。

天井には機械を使った後の穴
洞窟天井の機械を使ったあと
洞窟をオリーブ絞りの場所にした一つの理由がこれ。
圧力をしっかりかけられるように天井を利用したのである。

収穫したオリーブは最初にこの石臼で砕かれる
石臼

「こんな風に動物がやってたのよ」とアントニェッタさんが実演
オリーブを砕く石臼

ここにも同じ機械があったにちがいない
ここにもかつては
たくさんオリーブの実がちらばっていたので穴から見上げると
穴の上にはまさに収穫期のオリーブの木が見下ろしていた。

砕かれたオリーブの実はこんな布の入れ物に入れてしぼり機にかけられる。
砕いたものを入れる袋

砕いただけでもオイルは出てくる。それをこの鉄製の道具ですくった。
最初のオイルをすくう
以前、別のオリーブ製造所で、しぼらなくても出てくるオイルを「ラ・クリマ(涙)」と呼ぶのだと教えてもらったことがある。

しぼり機はこれ
しぼり機

オリーブの収穫期は11月から2月ごろまで続くので、そのあいだここに寝泊まりする労働者の場所
寝起き・煮炊きの場所
いったい何年前までここを使っていたのだろう。いったいいつから使っていのだろう?こういった場所はきっとたくさんあったに違いない。

さて、当然味わってみたいじゃないですか(^^)
試食開始!

オリーブのペーストをつけたのも、ドライ・トマトもおいしかったけれど、やっぱりそのものをたっぷりつけただけのシンプルなラスクがいちばんでした。

DOP=Denominazione di Origine Protetta (イタリアの原産地呼称保護制度)を冠しております

DOP!
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