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旅倶楽部「こま通信」

~旅するように生きていこう~

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旅倶楽部 こま通信
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埼玉県
業種:
旅行業
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旅倶楽部「こま通信」代表

これまで三千日以上を旅してきて、より良い旅の為に《手造の旅》をはじめました。メンバーからの要望によって、一生モノの旅をつくっていきます。

《手造の旅》のご希望がありましたらご連絡ください。
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ティジェッレ、いただきます

2014/10/22 14:20
ティジェッレ古い型の使い方
エリア:
  • ヨーロッパ > イタリア
テーマ:
  • グルメ
  • / 歴史・文化・芸術
イタリア中北部、モデナ大聖堂前。
青空の日曜日でにぎわう広場においしそうな出店が出ている。
ティジェッレ売り場
「ティジェッレ」という。この地方のおいしそうなハムを挟んで、ひとつ三ユーロ。
ティジェッレ、プロシュート

小松はラルドとパルメザンチーズにて。
ティジェッレ、ラルドとパルメザン
ラルドは豚の背中脂肪を塩漬け香草味付たもので、ただの脂肪とはちがっている。日本では敬遠されそうだが、味わいはこちらをお勧めします。

イタリア人のドライバーさんにティジェッレの話をしたら、「もともとは、食べ物そのものではなくて、それをつくる石の型の名前だったんだよ」と教えてくれた。翌日訪れたバルサミコ工場の一角に置いてあったのを教えてくれた。
ティジェッレの古い型
ああ、これで分かった。きのう食べた時紙ナプキンに書かれていた絵はこれだったんだ。
ティジェッレ古い型の使い方
現代では下の写真のような型でつくるようだが、もともとは焼いた石の間に小麦粉で練ったものを挟んで重ねて圧縮した、ということか。
ティジェッレの現代の型

このティジェッレ、同じようなものが町々にあって、違う名前で呼ばれていてるようだ。「ボローニャではクレシェンティーナというんだよ」との事だったが、これは形が月に似ているところからきているのかしらん。

小さな町にいろいろあるこういった、いわば「B級グルメ」も《手造の旅》小都市めぐりの楽しみです(^^)
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