香港で最も有名なローカル麺屋といえば「九記牛腩(ガオゲイアオラム)」。
およそ60年ほど前に屋台から始まった歴史あるお店です。
NOHOと呼ばれるおしゃれな雑貨屋やカフェなどが立ち並ぶエリアにあり、週末ともなると驚くほど長蛇の列ができます。流行り廃りがとても早い香港で長きにわたり人気を保ち続け、行列を作り続けているこのお店はもはや「香港名物」とも言えるかと。
平日のランチタイムもかなり混雑するので、オープンと同時を狙うか、14時半以降のピークタイムを避けるのがベターです。
こちらで提供するのは、6時間ほどじっくり煮込んだという牛バラと牛スジ入りの麺。コクがあってコラーゲンたっぷりで一度食べたらやみつきになるリピーター続出の味です。
メニューはいたってシンプル。
まず、上湯スープ、カレースープ、もしくは撈麺(ロウミン/オイスターソースがかかった汁なし麺)を選び、粗麺(チョウミン/幅広の中華ちぢれ麺)、河粉(フォーファン/半透明のフォー)、米粉(マイファン/ビーフン)、伊麺(イーミン/幅広の小麦粉と卵の麺)の4種類の麺の中から好みの麺を選ぶというもの。
いちばん人気はカレースープの牛バラと牛筋入り麺「咖喱牛筋腩麺 / ガーレイアオガンラムミン」(60香港ドル)。スパイスが効いたカレースープにほろほろ牛バラがよく合います。
上湯スープの牛バラ煮込み中華麺「上湯牛腩粗麺 / ショントンアオラムチョウミン)」(55香港ドル)の上湯スープは牛バラなどの肉を15種類以上の香辛料とともに毎日8時間ほど煮込んでいるそうで、肉の臭みは一切なく濃厚で旨味が溶け出していてしっかりとした味わい。
1人55香港ドルのミニマムチャージがあるので、1人1杯ずつオーダーする必要があるのですが、ポーションが小さいので、女性でもペロッと食べられてしまうサイズ。いろいろなお店を食べ歩きしたいという観光客の方にも嬉しい!! 家賃高騰に伴い値段もだいぶ上がっているようですが、観光客のみならず地元の人にも根強い人気があるお店です。
近くにはPMQや大館、おしゃれなストリートアートや香港土産が買える食材専門店が軒を連ねていたりと見どころたっぷりのエリアなので、観光の途中に、香港名物の牛バラ麺をぜひ味わってエネルギーをチャージしてみては?
Kau Kee Restaurant 九記牛腩 ガウゲイ
病みつきになる人続出! 並んでも食べたい! 6時間じっくり煮込んだほろほろ牛すじ煮込み麺
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牛バラ牛すじ煮込み麺専門店の超人気メニューはなんとカレースープ麺
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創業から60年以上の歴史を誇る牛腩(牛バラ)と牛筋煮込み麺の老舗。
開店時間中、ずっと行列が絶えることがない人気店です。
やわらかく煮込まれた牛バラ、牛すじは、とろとろの食感で口の中でとろけるほど。
ぷるっぷるのコラーゲンたっぷりで、人気ぶりも納得のお味。
あわせる麺は以下の4種類から選べます。
粗麺=小麦粉からつくった断面が平らで縮れた中華麺
河粉=お米で作った断面が平らな麺(いわゆるフォー)
米粉=お米から作った細くて断面の丸い麺(ビーフン)
伊麺=小麦粉と玉子の麺を油で揚げて保存できるようにしたインスタント麺の原型
これらのお好みの麺に上湯スープを組み合わせるのが定番ですが、
実はこのお店の一番人気は咖喱(カレー)スープ。
中華スパイスの効いたオリジナルカレースープは牛バラや牛すじとの相性が抜群。
一度食べると病み付きになるこのカレー麺が数多くのファンを生んでいます。
場所は中環(セントラル)駅と上環(ションワン)駅の真ん中あたりにある歌賦街(Gough Street)。
向かいにあるトマトラーメンで有名なお店「勝香園」も同じように大行列なので、
お昼時はすごい人出です。
飲茶の名店・蓮香樓や広東料理の人気店・大班樓もすぐ近くにあって、非常にグルメな一角ですね。
ちなみに、このあたりには昔から家具や雑貨のおしゃれなお店も多く、
つい最近PMQというアートなスポットがオープンして高感度な方々が集まる注目エリアになっています。
写真左から
上湯牛腩河粉(シャンタンスープの牛バラ煮込みフォー/$40)
咖喱牛筋腩麺(カレースープの牛スジと牛バラ入り麺/$40)
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エリア上環
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住所
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アクセスMTR 上環(シャンワン)駅 E2出口から徒歩4分
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電話番号+852-2850-5967
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営業時間[月-土]12:30-19:15, 20:30-23:30
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定休日日曜日・祝日
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予算50香港ドル~
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