サイパン・テニアン・ロタなどの島々が集まる北マリアナ諸島。ハワイよりもきれいなビーチが多い+グアムよりも近いマリアナは、気軽にリゾートを満喫できる絶好の場所!
日本からはグアム経由であれば、ユナイテッド航空が国内主要4都市の東京(成田国際空港)、名古屋(中部国際空港セントレア)、大阪(関西国際空港)、福岡(福岡空港)から、またソウル(仁川空港)経由ではアシアナ航空とチェジュ航空がデイリーで乗り入れをしているので、アクセス抜群!ちょっとお休みができたらすぐに行ける気軽さが魅力です。
見どころ満載の北マリアナ諸島。せっかく滞在するなら効率よく周りたいものですよね!そんな人にぜひ参考にしてもらいたいのが、マリアナ政府観光局が「Marianas 30 Treasures (マリアナ、30の宝もの。)」としてセレクトした3島のおすすめスポット。
今回トラベルコでは、自然写真家 高砂淳二さんが撮影したマリアナの美しいお写真と共に、特におすすめしたい厳選15スポットをご紹介します。

高砂淳二(たかさごじゅんじ)
写真家。世界中の国々を訪れ、海の中、生き物、虹、風景、星空まで、地球全体をフィールドに撮影活動を続けている。「Dear Earth」「虹の星」「night rainbow」「free」など著書多数。
サイパン版・青の洞窟と言われる「グロット」。サイパン北部、マドック岬の先端にある海中洞窟で、世界中のダイバーが憧れる超人気スポットです!グロットの魅力は、なんといっても「グロットブルー」と呼ばれる水の青さ。天気が良い日には太陽の光が海中に差し込み、幻想的な青い光のカーテンが現われることも。洞窟内には外洋に繋がる横穴が3つあり、その穴を抜けるとウミガメや魚たちが住む世界が広がっています。グロットでのダイビングは経験者のみなので、初心者は洞窟の手前でシュノーケリングを楽しんで。
「ひと休み」という意味をもつマニャガハ島は、サイパンで人気のアイランドリゾート!サイパン島から高速船で約10分というアクセスの良さも嬉しいポイントです◎周囲がたったの1.5kmという小さな島ながら、種類豊富なマリンアクティビティはもちろん、レストランやショップもあるので丸一日いても飽きることはありません。この島のもうひとつの見どころが、マニャガハ島のパワースポット「ヤシの森」。アグルブ大酋長のお墓があり、その後ろに生える大きなガジュマルの木は“精霊が宿る場所”と言われています。「このガジュマルの木の前で写真を撮ると、神様が一生守ってくれる」というジンクスも。
星空の下で幻想的な世界を体験できるサイパンの夜。自然豊かで空が澄んでいるサイパンは、天体観測に絶好のスポットなんです!空一面に輝く無数の星は、まるで天然のプラネタリウムのようで、天気が良ければ南十字星や天の川、流れ星が見られます。星空観賞するなら、サイパンの北東に位置する「グロット」へ。街の明かりが届きにくいため、満天の星空を眺めることができます。夜間の外出になるため、ツアーに参加するのがおすすめです。
サイパンの中心地、ガラパンのリゾートホテル前に広がる「マイクロ・ビーチ」。真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの海が美しい、サイパンを代表するビーチです。波が穏やかなので、のんびりと過ごすのに最適。「海の色が一日に7回変わる」と言われるこのビーチでは、何もせずに刻々と変化していく海の表情を楽しんで。特にマイクロ・ビーチで見る夕日は圧巻で、サンセットの時間帯には多くの人達がこの景色を求めて集まってきます。
360度ぐるっと島を一望できる「タポチョ山」。天気の良い日には、山頂の展望台からマニャガハ島やテニアン島までを見渡すことができるので、景色を楽しみたい人におすすめです。タポチョ山にあるマリア像は、島の人たちが祈りを捧げに訪れる神聖な場所。山頂(標高約475m)まで個人で行く場合は、砂利道や舗装されていない道を通るので、四駆自動車のレンタルがおすすめ。ツアーに参加するなら、バギーでヒルクライムを楽しむオプショナルツアーも人気です。
サイパンから飛行機でわずか10分の距離にあるテニアン島。「タガ・ビーチ」は日本のCM撮影でも使われたことのある、テニアン島を代表するビーチです。エメラルドグリーンの海が美しく、その透明度の高さはボートが宙に浮いて見えるほど。休日になるとローカルの子供たちが岩場から飛び込んで遊んでいる姿を目にします。夕暮れ時には海も空も一面オレンジ色に染まり、昼間とはまったく違う表情に。ビーチの左側には珊瑚礁があるので、シュノーケリングでカラフルな熱帯魚の世界を覗くこともできます。
テニアン島北東部の海岸沿いにある「ブローホール」。日本語名で「潮吹き海岸」とも呼ばれるこのスポットでは、浸食された岩場の穴から、海水の柱が勢いよく吹き出す様子を間近で見ることができます。天候や海の状況によって水しぶきの高さは変わるものの、強い波が来たときには10m以上の水柱が吹き上がることも!潮吹き穴の近くでその迫力を感じたい場合は、濡れてもいい格好と歩きやすい靴で行くことをおすすめします。
テニアン島を南北に一直線に貫くメインロード、「ブロードウェイ」。島の形がニューヨークのマンハッタン島に似ていることが名前の由来と言われています。約11km真っ直ぐに伸びるこの道を使えば、ロングビーチや日の出神社など、空港からほとんどの観光名所に最短で向かうことができます。ゆったりと上下を繰り返す大らかなスケールは、まさにアメリカそのもの。レンタカーでのんびりとドライブを楽しむのも、テニアン島のエンターテイメントのひとつです。
サンホセ村のシンボルで、17世紀のスペイン統治時代の面影を残すベルタワー。戦争や長い時間の中で傷みが激しくなっているものの、住民が修理を繰り返してオリジナルのまま大切に保存されています。現在でも鐘楼にスピーカーを取り付けて、島民の結婚案内のアナウンスを流す時などに使われることも。また、テニアン島に一つしかない教会でもあり、人々の信仰を集める場所でもあります。
古代チャモロ民族のタガ王が残した石柱遺跡。サンゴ石で作られた巨大な石柱はタガ・ストーン(ラッテ・ストーン)と呼ばれ、現在は12基が残っています。そのほとんどは倒れてしまっていますが、残った1基は高さ5m以上の大きさ。建物の土台として作られたという説もありますが、実際の目的や、この巨大な石柱をどうやって運んだのかなどは謎に包まれています。グアムやロタにも同じような石柱がありますが、テニアン島のものが最大規模です。
サイパンから小型機で約30分ほどの距離にあるロタには、“ロタブルー”と呼ばれる海の色があります。その美しく神秘的な青を楽しめるのが、サイパンのグロットと並ぶ世界屈指の海中洞窟「ロタホール」。世界中のダイバー憧れの聖地として有名なスポットです。ハノルン岬にぽっかりと空いた横穴を進めば、ドームの天井から差し込む太陽の光が幾重にも重なり、美しい光のカーテンを作り出します。この幻想的な世界に魅了され、何度も訪れるダイバーも少なくありません。ロタホールのベストシーズンは、陽光がホールに真っ直ぐ差し込む4月~9月。
月間『マリンダイビング』の読者による投票「ダイブ&トラベル大賞2015」でベストビーチ部門第1位を獲得した「テテト・ビーチ」。島中を知りつくしたローカルが自信をもっておすすめする絶景ビーチです。自然が色濃く残るロタならではの、ゆったりとした時間を過ごすのにピッタリ。遠浅のラグーンがどこまでも続き、波も穏やかなので子供も安心して遊べます。
見渡す限り一面に広がるヤシ林は、ロタを代表する観光スポット。太平洋戦争後にアメリカ政府によって1000本のヤシが植林された場所です。台風などの影響で現在は数百本に減ってしまいましたが、等間隔に並ぶヤシの木の姿は圧巻の一言。ソンソン村から近いので、南国気分を味わいながら散歩してみるのもおすすめです。大きなヤシの実が上から落ちてくることもあるので、背の高いヤシの木の下を歩くときは注意して。
島の北東部にある岬に、ウミドリたちが生息する野鳥保護区=バード・サンクチュアリーがあります。断崖絶壁の上にある展望台は誰でも簡単にバードウォッチングを楽しめるように作られていて、約40種類もの鳥たちが上昇気流に乗って飛び交う姿を見ることができます。展望台からは遥か彼方まで水平線が続く風景を楽しめるので、ここから朝日を見るのもおすすめです。
まるでオモチャのように可愛らしい街並みが広がるソンソン村。クロス・ポイントと呼ばれる高台では、この街の全景を一望できます。島の先端にそびえるのはタイピングゴット山。外から見た形がウェディングケーキのように見えることから、別名「ウェディングケーキ・マウンテン」の愛称で親しまれています。クロス・ポイントの下には天然の鍾乳洞「トンガケーブ」もあるので、ぜひ足を伸ばしてみて。
マリアナの魅力をより広く伝えていくために、マリアナ政府観光局が任命した227名の「マリアナ観光アンバサダー」。全員が“旅行のプロ”として活動する、現役の旅行会社スタッフです!マリアナを愛し、マリアナの知識に長けた、マリアナ史上最大・最強の観光アンバサダーたちが選んだ、マリアナのおすすめランキングをご紹介します!
第1位:マニャガハ島
透明度抜群の海でマリンアクティビティを楽しみたいなら、マニャガハ島がBEST!丸一日いても飽きません!
第2位:グロット
洞穴から差し込む青い光が神秘的!グロットに辿りつくまでの116段の階段は一苦労ですが、行く価値アリです!
第3位:ビーチBBQ
波打ち際の最高のロケーションで、夕日を眺めながらBBQディナーを楽しめます♪カップルはもちろん、ファミリーにも人気です。
第4位:マリンスポーツ
マリアナはマリンスポーツ天国!シュノーケリングやダイビングはもちろん、バナナボードやパラセイリングもおすすめです。
第5位:禁断の島
辿りつくまでに約30分のトレッキングが必要な自然保護区域。ジャングルを抜けた先に広がる絶景は感動ものです。
第1位:ハワイ・グアムよりも美しい海!
ハワイやグアムよりも、はるかに透明度の高い海に感動!人も少なく、のんびり過ごすのにピッタリです!
第2位:ご飯が美味しい!&現地の人がフレンドリー
マリアナの人達はとにかく笑顔でフレンドリー!いつでも気軽に声をかけてくれます。食事も日本人好みのものが多いので安心♪
第3位:気軽に行けるマニャガハ島
サイパン島から高速船でたったの10分!思い立ったらすぐに行けるアクセスの良さは嬉しいポイントです。
第4位:ゆっくり過ごせる
自然豊かなマリアナは、のんびり&ゆったりとした時間を満喫できる場所!日本から3時間ちょっとで行ける、極上リゾートです。
第5位:ダイビングやシュノーケリングに最適!
「グロット」や「ロタホール」は世界中のダイバーが憧れる聖地!ライセンスがない人も、シュノーケリングで十分に楽しめます。
北マリアナ諸島基本情報
- 言語英語、チャモロ語
- 通貨1米ドル(USD)=約113円(2017年2月現在)
- 時差+1時間
- 気候年間平均気温は27℃。年間を通して気温の変化が少ない常夏の国で、一年中泳ぐことができます。
タイアップ企画
最終更新日:2017年02月21日