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エリア:
- アフリカ > レソト > レソトその他都市
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テーマ:
- 街中・建物・景色
- / ハイキング・登山
- / 鉄道・乗り物
薄曇りの中、朝9時、馬のくらに乗ってトレッキング開始。 もちろん馬は一人一頭。時折薄日も射す曇り空の下、自ら手綱を取り、毛布をかぶったソバト人のガイドの後を追う。 荷物は荷物専用の馬に背負わせ、その馬はガイドが引いて行く。

馬に乗るのは久しぶり。数年前旅したモンゴル以来だ。 ただモンゴルでは障害物がほとんど無い大草原での乗馬だったが、今回は山あり谷ありの峡谷だ。 大きな石がゴロゴロとした崖のへりの細道を、馬は器用に四つ足のヒヅメを使って、昇り降りする。
高原の尾根では馬の背に乗って、レソトの峡谷を見渡す。ここはもう車では入れない場所だ。高原に吹く風は冷たいが、馬の体温でお尻はほんのり温かい。尾根からは、高い木が少ないので、一層見晴らしが良い。
石を組んで、泥を固め、屋根にワラを葺いた円い小さなソバトの家。くねくねと曲線を描いて続く山肌と尾根。そこに全く自然の曲線に逆らわずになだらかなカーブの広い段々畑が区画され、広大な景観とあいまって、まるで大地に等高線を引いたかのようだ。

時折放牧されている牛や羊が群れをなし、茶けた草を思い思いにはんでいる。さらに眼下には、峡谷に清流のせせらぎ。
レソトは「アフリカ南部のスイス」と称されるが、実際に味わってみると、牧歌的なスイスの光景をアフリカンテイストに味付けして、アフリカンカラーで香ばしくこんがりと焼き上げられている。
爽快だ!初めこそ、険しい峡谷での乗馬で足を突っ張らせながら恐る恐るしていたが、慣れてくると実に楽しい。馬はカワイイし、旅を満喫している自分に充実感がみなぎる。
「だから旅はやめられない。」
景色に気を取られ手綱をゆるめると、馬は歩くのをさぼり、道を外れて草を食べ出す事も。
「これが元祖道草だ!」
途中何度か、深い谷の大きな川の浅い所を、馬の長い足でバシャバシャと渡り、5時間程でモシビ村に到着。電話はもちらん電気も水道も無い、バソトの放牧民の村だ。
村には仔羊が沢山いる。 歩いて2時間ほどの所には滝もあり、公害のまったく無い澄んだ空気と景色、そして清流のせせらぎが訪れるものを包み込む。
毛布をかぶった子供たちは羊を追い、家の前ではバソトのママが斧で薪を割り、乾燥させた牛フンと一緒に火にくべている。
今日はこのモシビのバソトの小屋に寝袋を敷いて一泊。電気も無いし、夜は凍えるように寒い。日の入りと同時に眠りに就く。
【食事】
朝:パン
昼:パン
夜:パンとソーセージ
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド、レソトでも通用)
・ポニートレッキング 一日135R/1人 +ガイドチップ 15R/一日 カード払いOK
【宿】モシビのバソト小屋 30R/1人 要寝袋
キッチン有るがマッチかライターが必要。水道は無いが、水はくんで来てくれる。 店は無いので食材は持参すること。

馬に乗るのは久しぶり。数年前旅したモンゴル以来だ。 ただモンゴルでは障害物がほとんど無い大草原での乗馬だったが、今回は山あり谷ありの峡谷だ。 大きな石がゴロゴロとした崖のへりの細道を、馬は器用に四つ足のヒヅメを使って、昇り降りする。
高原の尾根では馬の背に乗って、レソトの峡谷を見渡す。ここはもう車では入れない場所だ。高原に吹く風は冷たいが、馬の体温でお尻はほんのり温かい。尾根からは、高い木が少ないので、一層見晴らしが良い。
石を組んで、泥を固め、屋根にワラを葺いた円い小さなソバトの家。くねくねと曲線を描いて続く山肌と尾根。そこに全く自然の曲線に逆らわずになだらかなカーブの広い段々畑が区画され、広大な景観とあいまって、まるで大地に等高線を引いたかのようだ。

時折放牧されている牛や羊が群れをなし、茶けた草を思い思いにはんでいる。さらに眼下には、峡谷に清流のせせらぎ。
レソトは「アフリカ南部のスイス」と称されるが、実際に味わってみると、牧歌的なスイスの光景をアフリカンテイストに味付けして、アフリカンカラーで香ばしくこんがりと焼き上げられている。
爽快だ!初めこそ、険しい峡谷での乗馬で足を突っ張らせながら恐る恐るしていたが、慣れてくると実に楽しい。馬はカワイイし、旅を満喫している自分に充実感がみなぎる。
「だから旅はやめられない。」
景色に気を取られ手綱をゆるめると、馬は歩くのをさぼり、道を外れて草を食べ出す事も。
「これが元祖道草だ!」
途中何度か、深い谷の大きな川の浅い所を、馬の長い足でバシャバシャと渡り、5時間程でモシビ村に到着。電話はもちらん電気も水道も無い、バソトの放牧民の村だ。
村には仔羊が沢山いる。 歩いて2時間ほどの所には滝もあり、公害のまったく無い澄んだ空気と景色、そして清流のせせらぎが訪れるものを包み込む。
毛布をかぶった子供たちは羊を追い、家の前ではバソトのママが斧で薪を割り、乾燥させた牛フンと一緒に火にくべている。
今日はこのモシビのバソトの小屋に寝袋を敷いて一泊。電気も無いし、夜は凍えるように寒い。日の入りと同時に眠りに就く。
【食事】
朝:パン
昼:パン
夜:パンとソーセージ
【トラベルメモ】
1$ ≒ 6R(南ア・ランド、レソトでも通用)
・ポニートレッキング 一日135R/1人 +ガイドチップ 15R/一日 カード払いOK
【宿】モシビのバソト小屋 30R/1人 要寝袋
キッチン有るがマッチかライターが必要。水道は無いが、水はくんで来てくれる。 店は無いので食材は持参すること。


