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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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ガンビエの水上都市 (ベナン)コトヌー

2001/02/06 18:24
ガンビエの水上都市  1
エリア:
  • アフリカ > ベナン > コトヌー
テーマ:
  • 街中・建物・景色
 コトヌー郊外の湖に、ガンビエという水上都市(実は水上村)があり、ベナンで一番ポピュラーな観光地となっていると聞き、行ってみることにする。

 涼しい内にと、朝、バスターミナルに向かう。

 それにしてもコトヌーの街はすごい50CCのバイクの数だ。
 そのほとんどは黄色い制服の運チャンの50ccバイクタクシーだ。
 その数はどう見ても供給過剰、過当競争のバイクタクシーの中には無茶な運転をするヤツも多い。

 今日も、バイクが溢れ返る交差点で、信号が赤に変わったにもかかわらず、左折したドライバーを「バシッ!!」と交通整理のおまわりさんがムチで打っているのを見てビックリ。
 「後ろに乗ってるお客に間違って当たっちゃったらどうするんだぉ・・・。」

 コトヌーのマルシェの横のバス停から、乗合タクシーでコトヌーの北、ノクエ湖畔の街カラビまで行き、湖岸で船に乗る。

 水上都市ガンビエはここから6km湖の沖の浅瀬に築かれた、船でしか行き来ができない正真正銘の水上都市なのだ。
 もちろん、住民も、物資も、全てが船で運搬されている。

 丸木をくり抜いた底の浅い手こぎボートに乗って、ゆっくりと湖に繰り出す。
 浅い、所々湿原のような湖では、男たちが漁に網を投げている。
 大きな日除け帽をかぶり、赤ちゃんをおんぶして自ら舟をこぐおばさん達と行き交う。

 車やバイクも多い近代都市コトヌーの喧騒から離れ、水上はいたって静か、のどか。
 30分程進むと、水上に高床式の住居が並ぶ集落が現れる。ここがガンビエだ。

ガンビエの水上都市  1

 村の中央には水上マーケットもあり、威勢のいいおばさん達が舟頭を突き合わせながら、物資の売買に精を出す。
 その様子はまるでバンコクの水上マーケットのアフリカ版だ。

 ガンビエからコトヌーの宿に戻ると、夜、熱にうなされてしまう。鼻水や咳も出る。
 連日の蒸暑さに裸で寝ていたので、寝冷えでもしてしまったのだろうか。不安が頭をよぎる。

 今日はTシャツを着た上、お腹にもシャツを掛けて眠りに就く。
 明日には熱が下がりますように。


【食事】

朝:フランスパン、バナナ
昼:スープ掛けライス(リソース)、ゆで卵、魚
夜:フランスパン、パイナップル

【トラベルメモ】

1US$ ≒ 660CFA(西アフリカセーファーフラン)
・ガンビエの行き方
(1)コトヌーのマルシェ横、ダントクパと呼ばれるバスターミナルよりカラビ行き乗合タクシーに乗る。
  カラビまで1時間(300CFA/1人)
(2)カラビのガンビエ行きボート乗り場のツーリストデスクでボートのチケットを買う。
  3300CFA/2人で貸切の場合の1人の料金(人数が増えると安くなる)
  手こぎ丸木舟で往復2時間

【宿】
・(コトヌー)Hotel Babo 6500CFA/W-1室 ファン付き シャワー、トイレ付き
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