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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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アレキサンダー大王の棺(トルコ)イスタンブール

2001/06/02 12:37
アレキサンダー大王の棺
エリア:
  • 中近東 > トルコ > イスタンブール
テーマ:
  • 観光地
  • / 鑑賞・観戦
そんな所、行く予定もなかった。一昨日訪れたブルーモスクや地下宮殿などは、是非とも行って見たいと思っていたが・・・。

 トプカプ宮殿を出た所で偶然看板を見つけ、ヒマつぶしにちょっと寄ってみただけだった。
 そう言えば、宿にある情報ノートに賛辞する記述が一つだけあったっけ。

 その名は、「イラン考古学博物館」。

 見所満載のイスタンブール、長くない滞在中、どこを訪れるか選択するだけでも大変な事なのに、こんな名前もたたずまいも地味な博物館なんて気にもしていなかった。

 ところが、博物館のビルの入口をくぐって間もなく、
 「凄い!驚かされた!!」
 開いた口は、塞がらない。目をクギ付けだ。

 目の前にあるのは、その名も、「アレキサンダー大王の石棺」。
 石棺といってもただの石の棺おけではない。周囲に施された装飾がすごい!!

アレキサンダー大王の棺

 石を深く彫りこんで作られたマケドニアとペルシャの戦闘シーンは、まるで今、目の前で動いているのではないかと錯覚するほどの躍動感。ローマ、バチカンで見たミケランジェロの彫刻をも彷彿させる写実感だ。
 石に彫ってあるにも関らず、衣服の布がひるがえり、人や馬の表情、血管までもが見事に表現されきっている。

 こんなものが紀元前の300年頃に創られたとは、想像を絶する。
 これは単なる考古学上の出土品にあらず。歴史上、人類が造った最高傑作の芸術品の一つだ。

 我々はしばらく、この傑作の前から離れる事ができなかった。

 有名なブルーモスクや地下宮殿などもなかなかだが、イスタンブールに来たなら、考古学博物館のアレキサンダー大王の石棺は必見!!
 きれいとか美しいとかのレベルではない。
 「まじ凄い!!」


【食事】
朝:パン
昼:ケバブ、アラブ菓子
夜:ゴマパン

【トラベルメモ】
1US$ ≒ 1100000TL(トルコ・リラ)

*本日訪れたイスタンブールの名所*
・トプカプ宮殿 :入場料7000000tl
・トプカプ宮殿ハーレム :入場料4000000tl
・考古学博物館 :入場料4000000tl
・グランバザール →呼び込みがしつこく、うるさい。単なるキレイな観光客用のお土産物屋街。ここは完全に期待外れ。

【宿】
(イスタンブール)Konya Pension 700万TL/ダブル一人
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