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イチローとジュンコの夫婦珍道中

~バックパッカー日記~

プロフィール

ニックネーム:
イチローとジュンコ
居住地:
東京都
自己紹介:
2000年9月 日本を旅立ったイチローとジュンコは、飛行機で、南アフリカ・ケープタウンに降り立った。
二人はそこから日本まで、飛行機を使わずに、陸路と船のみで帰る。
アフリカ大陸南端の喜望峰から日本まで、アフリカ、東西ヨーロッパ、中東、シルクロードとまるまる1年かけての、夫婦珍道中。
野宿もしました。ゴリラと挨拶もしました。サハラを越え、ヒマラヤを越え。。
大自然、世界遺産、カルチャーショック、紛争の傷跡、そして、多くの出会い。
2001年8月無事帰国した二人の旅を振り返って、番外編コラムを掲載します。

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トルコ食べ歩き(トルコ)イスタンブール

2001/06/05 12:57
トルコ食べ歩き
エリア:
  • 中近東 > トルコ > イスタンブール
テーマ:
  • グルメ
 長く旅したアフリカの食文化は意外にも豊かで、おいしい物も多かった。
 それがヨーロッパへ入ると、正直オリーブ油やワインでグリルした様な料理ばかりでおおむね、「まぁ、こんなものか。」と言った感じ。お値段の方も安くはないので、割安でお腹一杯食べられる中華料理レストランに出向くこともしばしばだった。

 そんなヨーロッパから旅して来たせいもあるだろう、ここトルコの食事はバラエティーに富んでいて中々、おいしい物も多い。
 ヨーロッパ、アジア、アラブと融合されたその料理は、初めて目にする物ばかり。見た目だけでは、どんな味か、想像する事も難しく、好奇心もそそられる。
 ヨーロッパに比べて値段も安いので、そんなトルコ料理の食べ歩きもトルコの旅の楽しみに一つだ。

 まずは毎朝、宿の近くのパン屋で買って食べている焼き立てのパンがおいしい。ふんだんにまぶされたゴマの香ばしい風味がたまらない。街中には、あちこちでスミットと呼ばれるゴマをまぶしたリング状のパンも売られており、こちらの方も中々。

 料理の方はケバブと呼ばれる焼肉料理が中心だが、昨日食べたナスにひき肉を詰めた料理などもあり、そちらの方が我々の口に合う。

 また、桟橋で売られているサバサンド(焼き立てのサバをタマネギと一緒にパンにはさみ、レモン汁をかけて食べる)や、ムール貝のピラフ詰めなどは格安でおいしくも楽しい。

 そして何より甘党の我々をうならせたのが、デザート。

 鶏肉の繊維から作ったと言うミルクケーキ、モチモチとした食感がたまらない。
 レーズンやザクロ、クルミなどがのせられたライスプディング、トッピングの味と香りが相まって、まろやかで上品な甘さだ。

 街中の屋台などでも売られているサクサクしたアラブ菓子は、糖密タップリの上に、ピスタチオの粉末などがまぶされ、少々甘すぎるがお安くクセになる味。中にはギッシリくだいたピーナッツなどが入っており、食後、少々物足りない時などに丁度良い。

 そんなトルコで今日、イスタンブールの新市街から旧市街へ戻る途中、目にしたロカンタ(安食堂)。ガラス越しに並んだ料理はどれもおしそうだ。

 「あれとそれ!」と指さし、注文。見た目にはおいしそうに見えたのだが・・・。
 お皿にのって出された料理にナイフを入れて、口に運ぶと「ウッ・・・。」レバーとご飯の腸詰めと、かなり脂っこい肉の紙包み焼き。どちらもくどく脂濃すぎて、とても食べられたもんじゃない。

 おいしい物がいぱいのここトルコでまさか、一度に2品も、自分もJunkoも同時にはずしてしまうなんて・・・。

 まあ、こんな日もあるさ。夜は無難にサバサンドにしよう、と、
 夕暮れの桟橋で2人で熱々のサバサンドをほおばる。

トルコ食べ歩き


【食事】
朝:ゴマパン
昼:レバ肉とライスの腸詰め、脂肉とライスの紙包み焼き
夜:サバサンド

【トラベルメモ】
1US$ ≒ 1100000TL(トルコ・リラ)
*本日訪れたイスタンブールの見所*
・カーリエモザイク博物館:5000000tl
 →金色のモザイク画が見事な教会。おヒマならどうぞ。

【宿】
(イスタンブール)Konya Pension 700万TL/ダブル一人
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