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エリア:
- 北米 > カナダ > ホワイトホース
- 北米 > アメリカ西部 > アンカレッジ[アラスカ州]
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テーマ:
- 鉄道・乗り物
- / その他
2001年9月11日、悪夢のような世界貿易センタービルがやられた時間に、我々はソウル発アンカレッジ経由ニューヨーク行きの太平洋上の航空機の中で無邪気に眠っていました。
アンカレッジ空港到着予定時間の20分前に、高度を下げ始めた航空機が突如高度を上げはじめ【乗客はスクリーンのナビを見ている】カナダの国境を超えてさらに北上を続け、客室乗務員は一人も客室へ出て来なくなり乗客には何のアナウンスもありません。
『ハイジャックされたのではないか!』と私の前席のアメリカ人男性が、機内からニューヨークの娘に電話をかけ、我々だけは数時間前に起きた忌まわしい大事件を知ることができました。
しかし、乗客には何も知らされないまま入国管理も税関も無いカナダ北部のユーコン州【ホワイトホース】のローカル空港にアメリカ空軍によって連行されて強制的に緊急着陸をしました。

後で知った話ですが、世界貿易センタービルに最初のアメリカン航空11便が突入してから1分後には【全米の空を飛行中のすべての民間機を着陸させる】という異例の指令が発せられ、その約3時間半後には、計4,546機が着陸を完了しました。
その後、2002年の8月13日付けの【USA Today紙】の記事で、我々の乗った航空機が米アラスカ州アンカレッジ近くの太平洋上で、ハイジャックされたとの信号を誤って発信したために、【米軍機によって撃墜されるかも知れない緊迫した事態】が起きていたと報じられました。
同紙によると、このボーイング747(乗客乗員215名)がアンカレッジ管制塔からの『ハイジャックされていないか?』との問い合わせ信号に、誤って乗っ取られた事を示す信号を発信した。
【F15のホールドアップは怖い!】

このため警戒飛行中の米軍F15戦闘機2機が追尾、米軍は『もし、この航空機が給油予定地変更に従わず、アンカレッジ上空に達した場合は撃墜する』と管制塔に通告しました。
旅客機は管制官の指示に従いホワイトホース空港に緊急着陸し【かろうじて惨事を免れた】
アメリカ人と私が『何故我々はここに緊急着陸させられたのだろうか?』とホワイトホースの空港管制官に尋ねると『貴方はハイジャックされていませんか?』との質問にパイロットが適切に答えられなかったからだ』という答えでした。
もしかしてパイロットは管制塔からの『いないですね!』の問いかけに『はい、いません』と答えたのでは?つまり、英語では『ノー,いません』と言うのを『イエス,いません』と言ったのでは..。
日本語や韓国語などでは『はい、そうではありません』と言いますものネ〜。
【紅葉が始まりかけた9月中旬のアラスカ】

ホワイトホースでの2泊を余儀なくされて3日目、アンカレッジに引き返す航空機のパイロットが乗客の前を通って航空機に乗る時に、乗客の大半が歓声と共に大きな拍手をしたのですが、機長さんはとても恥ずかしかったのではなかろうかと思います。
私とアメリカ人は思わず顔を見合せて、とても苦々しい苦笑いをしてしまいました。
それにしてもこの航空会社は、帰りの機内でも後日にでも「ごめんなさい」の一言や何の連絡も無かったことが解せないのは、私のメンバーとあのアメリカ人男性だけでしょうか???
アンカレッジ空港到着予定時間の20分前に、高度を下げ始めた航空機が突如高度を上げはじめ【乗客はスクリーンのナビを見ている】カナダの国境を超えてさらに北上を続け、客室乗務員は一人も客室へ出て来なくなり乗客には何のアナウンスもありません。
『ハイジャックされたのではないか!』と私の前席のアメリカ人男性が、機内からニューヨークの娘に電話をかけ、我々だけは数時間前に起きた忌まわしい大事件を知ることができました。
しかし、乗客には何も知らされないまま入国管理も税関も無いカナダ北部のユーコン州【ホワイトホース】のローカル空港にアメリカ空軍によって連行されて強制的に緊急着陸をしました。

後で知った話ですが、世界貿易センタービルに最初のアメリカン航空11便が突入してから1分後には【全米の空を飛行中のすべての民間機を着陸させる】という異例の指令が発せられ、その約3時間半後には、計4,546機が着陸を完了しました。
その後、2002年の8月13日付けの【USA Today紙】の記事で、我々の乗った航空機が米アラスカ州アンカレッジ近くの太平洋上で、ハイジャックされたとの信号を誤って発信したために、【米軍機によって撃墜されるかも知れない緊迫した事態】が起きていたと報じられました。
同紙によると、このボーイング747(乗客乗員215名)がアンカレッジ管制塔からの『ハイジャックされていないか?』との問い合わせ信号に、誤って乗っ取られた事を示す信号を発信した。
【F15のホールドアップは怖い!】

このため警戒飛行中の米軍F15戦闘機2機が追尾、米軍は『もし、この航空機が給油予定地変更に従わず、アンカレッジ上空に達した場合は撃墜する』と管制塔に通告しました。
旅客機は管制官の指示に従いホワイトホース空港に緊急着陸し【かろうじて惨事を免れた】
アメリカ人と私が『何故我々はここに緊急着陸させられたのだろうか?』とホワイトホースの空港管制官に尋ねると『貴方はハイジャックされていませんか?』との質問にパイロットが適切に答えられなかったからだ』という答えでした。
もしかしてパイロットは管制塔からの『いないですね!』の問いかけに『はい、いません』と答えたのでは?つまり、英語では『ノー,いません』と言うのを『イエス,いません』と言ったのでは..。
日本語や韓国語などでは『はい、そうではありません』と言いますものネ〜。
【紅葉が始まりかけた9月中旬のアラスカ】

ホワイトホースでの2泊を余儀なくされて3日目、アンカレッジに引き返す航空機のパイロットが乗客の前を通って航空機に乗る時に、乗客の大半が歓声と共に大きな拍手をしたのですが、機長さんはとても恥ずかしかったのではなかろうかと思います。
私とアメリカ人は思わず顔を見合せて、とても苦々しい苦笑いをしてしまいました。
それにしてもこの航空会社は、帰りの機内でも後日にでも「ごめんなさい」の一言や何の連絡も無かったことが解せないのは、私のメンバーとあのアメリカ人男性だけでしょうか???


