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ポタラ宮
世界文化遺産
チベットのシンボルといえる偉容を誇る宮殿だ。ポタラとは中国語で「普陀落」と書き、観音菩薩の霊山を意味する。そもそもチベットを最初に統一したソンツァンガンポ(松賛干布617--650年)が唐王朝から迎えた妃、文成公主の為に建立したと言われている。その後戦乱や災害で幾度も破壊を受けたが、ダライ・ラマ5世のロブサン・ギャツォ(羅桑嘉錯1617-1682年)の時代に大規模な改修工事を行い、現在の姿の原型が完成し、断続的に改修が行われていた。ダライ・ラマ13世のツブタン・ギャツォ(土登嘉錯1870年-1933年)の時代にデフン寺から政府へ移管し、歴代のダライ・ラマの冬の居城として使用するようになった。それ以降チベットの宗教・政治活動を司る宮殿となる。
宮殿は下層の白い部分の白宮と上層の赤い部分の紅宮から構成されている。白宮の7階がダライ・ラマの住居で、西日光殿には13世のダライ・ラマの部屋がある。8階以上の紅宮には歴代のダライ・ラマの霊塔が安置されている。白宮の文成公主入蔵図、西大殿の第5代ダライ・ラマの清順治帝接見図などの壁画、時輪仏殿の立体曼陀羅が主な見所。歴代のダライ・ラマの霊塔も素晴らしい。特に5世と13世の霊塔がみもの。5世の霊塔は高さ15mで、5,000kg以上の黄金が使われ、瑪瑙、翡翠など1万5000個以上の宝石で飾られている。
世界文化遺産
チベットのシンボルといえる偉容を誇る宮殿だ。ポタラとは中国語で「普陀落」と書き、観音菩薩の霊山を意味する。そもそもチベットを最初に統一したソンツァンガンポ(松賛干布617--650年)が唐王朝から迎えた妃、文成公主の為に建立したと言われている。その後戦乱や災害で幾度も破壊を受けたが、ダライ・ラマ5世のロブサン・ギャツォ(羅桑嘉錯1617-1682年)の時代に大規模な改修工事を行い、現在の姿の原型が完成し、断続的に改修が行われていた。ダライ・ラマ13世のツブタン・ギャツォ(土登嘉錯1870年-1933年)の時代にデフン寺から政府へ移管し、歴代のダライ・ラマの冬の居城として使用するようになった。それ以降チベットの宗教・政治活動を司る宮殿となる。
宮殿は下層の白い部分の白宮と上層の赤い部分の紅宮から構成されている。白宮の7階がダライ・ラマの住居で、西日光殿には13世のダライ・ラマの部屋がある。8階以上の紅宮には歴代のダライ・ラマの霊塔が安置されている。白宮の文成公主入蔵図、西大殿の第5代ダライ・ラマの清順治帝接見図などの壁画、時輪仏殿の立体曼陀羅が主な見所。歴代のダライ・ラマの霊塔も素晴らしい。特に5世と13世の霊塔がみもの。5世の霊塔は高さ15mで、5,000kg以上の黄金が使われ、瑪瑙、翡翠など1万5000個以上の宝石で飾られている。

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