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エリア:
- アフリカ > タンザニア
- アフリカ > ケニア
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テーマ:
- 旅行準備
- / 動物
サバンナでは季節によって動物達が移動をしていて、見られる光景にも様々な変化があります。つまり目的や見たい光景、動物などによってベストシーズンは人それぞれ。
今回は年末年始の頃のサバンナの状況を紹介します。
※東アフリカの気温と雨量はこちらをご参考に。
・セレンゲティNP:ヌーの大移動が中心部セロネラにやってきている頃です。草原がにぎやかで活発になる頃。まさにセレンゲティはベストシーズンです。ロッジはセロネラに集中しているので、普通のパックツアーやキャンピングでもたいていセロネラに宿泊します。
・ンゴロンゴロCA:ここはほぼ通年楽しめる所。肉食獣は外輪山を超えて移動することはあまりないので、ライオンやハイエナなどは間違いなく見られるでしょう。渡り鳥が来ていて湿原や泉には渡り鳥が多く見られる頃です。

(↑この季節のみ南部アフリカからやってくるアオハシコウ)
・マニヤラ湖NP:湖畔の森が青々として気持ちが良い頃です。雨がそこそこ降りますが、大雨季ほどではないので大丈夫。ヒポプールにはチドリなどが集まってくる季節です。
・アンボセリNP……北半球が冬なのでヨーロッパから多くの渡り鳥がやってきているころです。湿原は大賑わい。バードウォッチャーでなくても、この光景は一見の価値ありだと思います。この時期は雨が少なく空気が澄んでいるため、キリマンジャロが裾野まで見られる日も少なくありません。
また、アフリカゾウが公園外からも集まってきているようです。「600頭の大軍団を見た」という報告もあり。私も赤土を浴びたゾウ(アンボセリのゾウはグレー)を含め200頭ものゾウが続々とやってくる光景を目撃しています。

・ナクル湖NP:他の湖と同様、渡り鳥がやってきている頃なので、多くの水鳥が見られます。一方フラミンゴはタンザニアに移動している時期なので、少ないと思います。
・ナイバシャ湖:ここも多くの渡り鳥でとても賑やかになっている時期です。また、雨が少ないため昼間は太陽で湖水が温められ、明け方はグッと冷え込み、湖に朝もやが発生する幻想的な光景が見られる頃です。

・マサイマラNR:残念ながらヌーの大軍団が多くのシマウマとともにタンザニアへ行っています。とはいえここはケニア1の保護区。ライオンやチーターなどは大きく移動していないので、しっかり見られますよ。特にチーターはヌーがやってくるとバラける傾向があるのですが、この時期ならタレックエリアに集中しているようです。(ここ数年の傾向です。絶対ではありません)
年末年始の頃はヌーがタンザニア側にいるので、ややタンザニア優勢!という感じです。とはいえケニアのアンボセリNPはベストシーズンと言って良い頃。ナイバシャ湖も捨てがたい。
次回は以上の季節的な動物の移動を踏まえて、年末年始のモデルコースを作ってみます。
<季節別 サファリ計画記事一覧>徐々に書いていきます。
・季節別 ケニア、タンザニアのサファリ計画 基礎編
・季節別 サファリ計画 夏休み編
・季節別サファリ計画夏休み編 各国立公園の状況
・季節別サファリ計画 夏休みモデルルート
・季節別サファリ計画 冬休み編
・季節別サファリ計画冬休み編 各国立公園の状況
今回は年末年始の頃のサバンナの状況を紹介します。
※東アフリカの気温と雨量はこちらをご参考に。
・セレンゲティNP:ヌーの大移動が中心部セロネラにやってきている頃です。草原がにぎやかで活発になる頃。まさにセレンゲティはベストシーズンです。ロッジはセロネラに集中しているので、普通のパックツアーやキャンピングでもたいていセロネラに宿泊します。
・ンゴロンゴロCA:ここはほぼ通年楽しめる所。肉食獣は外輪山を超えて移動することはあまりないので、ライオンやハイエナなどは間違いなく見られるでしょう。渡り鳥が来ていて湿原や泉には渡り鳥が多く見られる頃です。

(↑この季節のみ南部アフリカからやってくるアオハシコウ)
・マニヤラ湖NP:湖畔の森が青々として気持ちが良い頃です。雨がそこそこ降りますが、大雨季ほどではないので大丈夫。ヒポプールにはチドリなどが集まってくる季節です。
・アンボセリNP……北半球が冬なのでヨーロッパから多くの渡り鳥がやってきているころです。湿原は大賑わい。バードウォッチャーでなくても、この光景は一見の価値ありだと思います。この時期は雨が少なく空気が澄んでいるため、キリマンジャロが裾野まで見られる日も少なくありません。
また、アフリカゾウが公園外からも集まってきているようです。「600頭の大軍団を見た」という報告もあり。私も赤土を浴びたゾウ(アンボセリのゾウはグレー)を含め200頭ものゾウが続々とやってくる光景を目撃しています。

・ナクル湖NP:他の湖と同様、渡り鳥がやってきている頃なので、多くの水鳥が見られます。一方フラミンゴはタンザニアに移動している時期なので、少ないと思います。
・ナイバシャ湖:ここも多くの渡り鳥でとても賑やかになっている時期です。また、雨が少ないため昼間は太陽で湖水が温められ、明け方はグッと冷え込み、湖に朝もやが発生する幻想的な光景が見られる頃です。

・マサイマラNR:残念ながらヌーの大軍団が多くのシマウマとともにタンザニアへ行っています。とはいえここはケニア1の保護区。ライオンやチーターなどは大きく移動していないので、しっかり見られますよ。特にチーターはヌーがやってくるとバラける傾向があるのですが、この時期ならタレックエリアに集中しているようです。(ここ数年の傾向です。絶対ではありません)
年末年始の頃はヌーがタンザニア側にいるので、ややタンザニア優勢!という感じです。とはいえケニアのアンボセリNPはベストシーズンと言って良い頃。ナイバシャ湖も捨てがたい。
次回は以上の季節的な動物の移動を踏まえて、年末年始のモデルコースを作ってみます。
<季節別 サファリ計画記事一覧>徐々に書いていきます。
・季節別 ケニア、タンザニアのサファリ計画 基礎編
・季節別 サファリ計画 夏休み編
・季節別サファリ計画夏休み編 各国立公園の状況
・季節別サファリ計画 夏休みモデルルート
・季節別サファリ計画 冬休み編
・季節別サファリ計画冬休み編 各国立公園の状況