-
エリア:
- アフリカ > ケニア > ナクル湖
-
テーマ:
- 動物
フラミンゴの大群が生息することで知られるナクル湖は、昨年、世界遺産に登録された湖群のひとつですが、近年、フラミンゴの数が激減しています。
最盛期は200万羽とも言われていたものの、2007年に日本人の獣医学生達がカウントしたところ、せいぜい10万羽だったそうです。
その後、私も何度か訪れましたが、「10万もいないかも」という感じです。
一時的に戻ってきたりもしていますが……。
(↑後ろの白い大きいのがオオフラミンゴ、ピンクがコフラミンゴ。手前の白くて小さいのはコフラミンゴの幼鳥)
原因は湖水の汚濁で、エレメンテイタ湖などに避難しているとのことです。
ナクル湖に向かう際、左手に見える湖です。
湖を見下ろせるポイントがあるので、ここにフラミンゴが集まっているなら、車を止めてもらいましょう。
(↑エレメンテイタ湖。少しやってきていた)
タンザニアのナトロン湖もフラミンゴの群生地として有名な所です。
ここは広大な湖なので、湖の内部の方に巣を作れば、ハイエナやジャッカルなどの捕食者に卵を狙われる危険が少なく、繁殖、子育てに向いているのですね。
乾季になって湖が干上がれば捕食者達も近寄って来られますが、その頃にはヒナも自力で逃げられるほど育っているので大丈夫。
というわけで、つまり……、
雨季が繁殖のピークで、多くのフラミンゴが集まる時期ってことですね。
↑湖水はアルカリ性ですが、卵に塩がつくと窒息しちゃうそうです。
衛星マップでナトロン湖を見ると、赤茶色に写っています。
フラミンゴがピンクなのは、食料となる藻に含まれるスピルリナという色素のためですが、まさにその色素が写っているわけです。
最近スピルリナのサプリメントなんてものが売られていますね。ミネラル豊富だとか……。
補足ながらナクル湖の水質汚染の原因は、日本政府の支援で水道設備を整えたものの、下水の処理施設は不備なままといのが一因のようです。
工事の受注権を落札することばかりを考えて、後先考えていないんでしょうかねぇ……(T_T)
(↑ナクル湖に注ぎ込む生活排水)
最盛期は200万羽とも言われていたものの、2007年に日本人の獣医学生達がカウントしたところ、せいぜい10万羽だったそうです。
その後、私も何度か訪れましたが、「10万もいないかも」という感じです。
一時的に戻ってきたりもしていますが……。
(↑後ろの白い大きいのがオオフラミンゴ、ピンクがコフラミンゴ。手前の白くて小さいのはコフラミンゴの幼鳥)
原因は湖水の汚濁で、エレメンテイタ湖などに避難しているとのことです。
ナクル湖に向かう際、左手に見える湖です。
湖を見下ろせるポイントがあるので、ここにフラミンゴが集まっているなら、車を止めてもらいましょう。
(↑エレメンテイタ湖。少しやってきていた)
タンザニアのナトロン湖もフラミンゴの群生地として有名な所です。
ここは広大な湖なので、湖の内部の方に巣を作れば、ハイエナやジャッカルなどの捕食者に卵を狙われる危険が少なく、繁殖、子育てに向いているのですね。
乾季になって湖が干上がれば捕食者達も近寄って来られますが、その頃にはヒナも自力で逃げられるほど育っているので大丈夫。
というわけで、つまり……、
雨季が繁殖のピークで、多くのフラミンゴが集まる時期ってことですね。
↑湖水はアルカリ性ですが、卵に塩がつくと窒息しちゃうそうです。
衛星マップでナトロン湖を見ると、赤茶色に写っています。
フラミンゴがピンクなのは、食料となる藻に含まれるスピルリナという色素のためですが、まさにその色素が写っているわけです。
最近スピルリナのサプリメントなんてものが売られていますね。ミネラル豊富だとか……。
補足ながらナクル湖の水質汚染の原因は、日本政府の支援で水道設備を整えたものの、下水の処理施設は不備なままといのが一因のようです。
工事の受注権を落札することばかりを考えて、後先考えていないんでしょうかねぇ……(T_T)
(↑ナクル湖に注ぎ込む生活排水)