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エリア:
- アフリカ > ケニア
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テーマ:
- その他
今回ショッピングモールで起きた事件は本当に残念です。
各旅行会社に問い合わせたところ、今のところツアーは通常通り出発しているそうです。
もともとパックツアーは、できるだけナイロビを避けて通るように組まれているケースが多いのですが、ただ今回のことを受けて、ショッピングモールでの買い物は中止し、他の土産物屋に立ち寄るなどの対処をしているそうです。
各ツアーのコースでは、ウエストランド地区は通らないとのことでした。
また、地元の人に問い合わせたところ、ショッピングモールなどの警備は強化されており、街に警備の警官が増えているので、身分を証明するパスポートは常に携帯するように、とのことです。
今回のテロは、隣国ソマリアの過激派組織によるものですが、これは「ケニア軍をソマリアから撤退させろ」との要求のためです。
つまりケニア政府は長年、ソマリア政府や、危険に晒されているソマリア国民のために、過激派組織を掃討するための協力をずっと行ってきたのです。
また、ケニア北部には難民キャンプを用意し、40万人以上ものソマリア難民を受け入れている状態です。
ケニアは新興国で、決して豊かな国ではありませんが、それでも隣国の平和のために国税を投じて努力しているわけです。
一方国民も、60%以上がキリスト教であるにもかかわらず、「イスラム法廷を受け入れる」という法改正案に、70%の人々が賛成票を投じるほど、宗教に対する差別や偏見を持たないフェアな人達が多いです。
これは私達観光客に対しても同じです。ヨーロッパからのお客さんでも、日本人であっても、常にフレンドリーに受け入れてくれる人達です。
実際、私の周りの旅行者で、出発前は、「チーターは見られるかしら」「天気は大丈夫かしら」とサファリの心配ばかりしていた人達が、帰国後に感想を聞くと、ライオンやチーターを見た感動より先に、「ケニアの人達って皆フレンドリーで親切で、とても楽しかった」と返ってくるほどです。
今回、旅行を中止された方々は本当に残念ですが、キャンセルも選択のひとつだと思います。また機会があったら、ぜひケニアを訪れてくださいね。
旅行を中止しないのも、選択のひとつです。私自身は、今後も外務省の海外安全情報が引き上げられない限り、出発します。
出発される方は、できる限りの情報を集め、気をつけて楽しんできてください。
治安や病気について、リスクを下げるための私なりの方法や準備など、これからも気が付く限り書いていきますので、ぜひこのブログに遊びにきてください。
CONTENTS
治安1「そんなに危ないの?」
治安2「宿について」
治安3「貴重品の管理」
治安4「服装について」
治安5「街での持ち物について」
治安6「ナイロビにちょっと長く滞在するとき」
治安7「食堂などで声をかけられたら……」
治安8「しつこいサファリの客引きに困ったら」
治安9 ケニアからタンザニア、陸路で移動
治安10「最後に……」
追加1「ナイロビのホテル滞在」
ケニア・ナイロビの治安 「薬物の運び屋1」
ケニア・ナイロビの治安 「薬物の運び屋2」
各旅行会社に問い合わせたところ、今のところツアーは通常通り出発しているそうです。
もともとパックツアーは、できるだけナイロビを避けて通るように組まれているケースが多いのですが、ただ今回のことを受けて、ショッピングモールでの買い物は中止し、他の土産物屋に立ち寄るなどの対処をしているそうです。
各ツアーのコースでは、ウエストランド地区は通らないとのことでした。
また、地元の人に問い合わせたところ、ショッピングモールなどの警備は強化されており、街に警備の警官が増えているので、身分を証明するパスポートは常に携帯するように、とのことです。
今回のテロは、隣国ソマリアの過激派組織によるものですが、これは「ケニア軍をソマリアから撤退させろ」との要求のためです。
つまりケニア政府は長年、ソマリア政府や、危険に晒されているソマリア国民のために、過激派組織を掃討するための協力をずっと行ってきたのです。
また、ケニア北部には難民キャンプを用意し、40万人以上ものソマリア難民を受け入れている状態です。
ケニアは新興国で、決して豊かな国ではありませんが、それでも隣国の平和のために国税を投じて努力しているわけです。
一方国民も、60%以上がキリスト教であるにもかかわらず、「イスラム法廷を受け入れる」という法改正案に、70%の人々が賛成票を投じるほど、宗教に対する差別や偏見を持たないフェアな人達が多いです。
これは私達観光客に対しても同じです。ヨーロッパからのお客さんでも、日本人であっても、常にフレンドリーに受け入れてくれる人達です。
実際、私の周りの旅行者で、出発前は、「チーターは見られるかしら」「天気は大丈夫かしら」とサファリの心配ばかりしていた人達が、帰国後に感想を聞くと、ライオンやチーターを見た感動より先に、「ケニアの人達って皆フレンドリーで親切で、とても楽しかった」と返ってくるほどです。
今回、旅行を中止された方々は本当に残念ですが、キャンセルも選択のひとつだと思います。また機会があったら、ぜひケニアを訪れてくださいね。
旅行を中止しないのも、選択のひとつです。私自身は、今後も外務省の海外安全情報が引き上げられない限り、出発します。
出発される方は、できる限りの情報を集め、気をつけて楽しんできてください。
治安や病気について、リスクを下げるための私なりの方法や準備など、これからも気が付く限り書いていきますので、ぜひこのブログに遊びにきてください。
CONTENTS
治安1「そんなに危ないの?」
治安2「宿について」
治安3「貴重品の管理」
治安4「服装について」
治安5「街での持ち物について」
治安6「ナイロビにちょっと長く滞在するとき」
治安7「食堂などで声をかけられたら……」
治安8「しつこいサファリの客引きに困ったら」
治安9 ケニアからタンザニア、陸路で移動
治安10「最後に……」
追加1「ナイロビのホテル滞在」
ケニア・ナイロビの治安 「薬物の運び屋1」
ケニア・ナイロビの治安 「薬物の運び屋2」