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エリア:
- アフリカ > ケニア
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テーマ:
- その他
アフリカに抱くイメージや噂ってたくさんあるけれど、本当の所を知ると、「な〜んだ」と笑っちゃうモノも多いんですよ。
まずは、残念ながら、「ハズレ」なイメージ10連発!
1 アフリカって暑そー
いやーー、寒いっす!!少なくともケニアでサファリをするのであれば。
赤道に近い南の国だから、暑いって思われがちだけれど、ライオンがいるような草原は標高が高い所で、気温は低いのです。標高1700メートルぐらい。
富士山の5合目ぐらいですよね。夏でもひんやり。
(↑朝のゲームドライブ。長袖を着ている)
昼間は日射しが強いから半袖が必要だけど、風は心地よく、日陰は涼しい。夕方になると肌寒い。明け方は寒いです。キャンプ場では夜になるとみんなジャケットを着て、焚き火に集まってきます。
だから、旅行の際はコレ持って行くといいですよ!
※標高が低い海岸地方などは暑いです。
※昨年末(2014年)ケニアに行ったら、なんか例年になく暑かったな……
2 ケニア旅行で、『ライオンキング』に出てくる動物達、ぜーーんぶ見たい♪
見られません。ううぅー……。
『ライオンキング』の舞台は、ヌーの大移動があることから、東アフリカ(ケニア、タンザニア等)なんでしょうね。
でも実は、東アフリカにミーアキャットはいないのです。あれは南部アフリカに生息する動物。
まあ、ティモンがミーアキャットだとは一言も言っていないので、実はマングースかもしれないけれど。マングースなら見られますよ!
(↑シママングース。キャンプサイトで寝転がっていたら、やってきた)
それから顔が青く、鼻が真っ赤なヒヒも登場しますが、顔の色彩から見て、あれはマンドリルでしょう。しかしマンドリルはカメルーンとかコンゴなど、アフリカ中央部〜西にかけて生息していて、やっぱり東アフリカでは見られないのです。
主題曲の出だしはズールー語(南部の言葉)だけど、「ハクナマタタ」はスワヒリ語(東部)だし。
とにかくアフリカ大陸を全部いっぺんに描きました!という壮大(?)なお話なのです。
ウンチク垂れて重箱の隅をつつかないで、楽しみましょう!
(↑ケニアで見られるサバンナモンキーは、顔ではなくて、ココが青と赤です)
3 「アフリカだっ♪、ジャングルだっ♪」← 『少年ケニア』より。古っ
ケニアのサファリ旅行で行くところは、ジャングルじゃなくて平原です。
ライオンとかがいるいのは、イネ科の草が生える見晴らしの良いサバンナ。
ジャングルはコンゴとかルワンダじゃないかな……。ケニアにも熱帯雨林はありますが。
(↑ジャングルじゃないよー)
親ライオンは子ライオンを強く育てるために、崖から突き落とすっていうのも良く聞く話だけど、崖すらあんまりないなぁ。
マサイ・マラの西側にSiria Escarpment(断崖)があるけれど、崖というか、斜面。ライオン、落ちるかなぁ……。
マラ川に谷(崖状)があるのと、タンザニアにコピエと呼ばれる大きな岩が点在する地域はあります。
でも、んーー、子供を落とすかなぁ。ライオンのお父さんを見ていると、自分の子供は“猫っかわいがり”してますよ。
4 アフリカ料理は、むちゃくちゃ辛い
辛くはないです(ケニア料理は)。
でも安食堂とかへ行くと、カレー屋さんの福神漬けのごとく、チリが無造作に置かれているお店があります。
チリの酢漬けがあるところも。お好みでどうぞ♪
↑ケニアのサラダ “カチュンバリ” (サルサみたいなもの)。玉ねぎ、トマト、パクチーに加え、チリも入っているけれど、そんなに辛くはない。
5 某ミュージシャンも歌っている、“ビクトリア湖のフラミンゴが一斉に飛び立つ♪”っていう光景、見たーーい!。(映画化されたアレ)
フラミンゴの群れが一斉に飛翔する光景。壮麗でしょうねー。
ナクル湖で数百羽程度なら見たことありますが、それが、“万”という数にもなれば、それはそれはもう、生命の力強さに、ひしひしと感動しちゃうでことでしょう。
しかし!
ビクトリア湖にフラミンゴはいないのです。
フラミンゴは藻を主食としていて、その藻はアルカリ性の水(塩湖)に生えます。そしてビクトリア湖は淡水湖。すなわちフラミンゴは、いない。
ウンチク垂れないで、素直に歌に浸りましょう。いい曲です♪
(↑ビクトリア湖にはセイタカシギがたくさんいた!)
フラミンゴが飛び立つ光景をぜひぜひ見たい!というのであれば、ナトロン湖、ボゴリア湖、ンゴロンゴロのマガディ湖なんかがおすすめです。飛び立つかは運次第。
ナクル湖では激減していますが、ビッグ5のひとつシロサイがほぼ100%見られるので、ここは相変わらず人気ですよ。ナイロビから近いし。
昨年12月にはクロサイの赤ちゃんも目撃されています!
6から続きは次回!
注意!Plastic bag レジ袋等をケニアに持ち込み禁止
まずは、残念ながら、「ハズレ」なイメージ10連発!
1 アフリカって暑そー
いやーー、寒いっす!!少なくともケニアでサファリをするのであれば。
赤道に近い南の国だから、暑いって思われがちだけれど、ライオンがいるような草原は標高が高い所で、気温は低いのです。標高1700メートルぐらい。
富士山の5合目ぐらいですよね。夏でもひんやり。
(↑朝のゲームドライブ。長袖を着ている)
昼間は日射しが強いから半袖が必要だけど、風は心地よく、日陰は涼しい。夕方になると肌寒い。明け方は寒いです。キャンプ場では夜になるとみんなジャケットを着て、焚き火に集まってきます。
だから、旅行の際はコレ持って行くといいですよ!
※標高が低い海岸地方などは暑いです。
※昨年末(2014年)ケニアに行ったら、なんか例年になく暑かったな……
2 ケニア旅行で、『ライオンキング』に出てくる動物達、ぜーーんぶ見たい♪
見られません。ううぅー……。
『ライオンキング』の舞台は、ヌーの大移動があることから、東アフリカ(ケニア、タンザニア等)なんでしょうね。
でも実は、東アフリカにミーアキャットはいないのです。あれは南部アフリカに生息する動物。
まあ、ティモンがミーアキャットだとは一言も言っていないので、実はマングースかもしれないけれど。マングースなら見られますよ!
(↑シママングース。キャンプサイトで寝転がっていたら、やってきた)
それから顔が青く、鼻が真っ赤なヒヒも登場しますが、顔の色彩から見て、あれはマンドリルでしょう。しかしマンドリルはカメルーンとかコンゴなど、アフリカ中央部〜西にかけて生息していて、やっぱり東アフリカでは見られないのです。
主題曲の出だしはズールー語(南部の言葉)だけど、「ハクナマタタ」はスワヒリ語(東部)だし。
とにかくアフリカ大陸を全部いっぺんに描きました!という壮大(?)なお話なのです。
ウンチク垂れて重箱の隅をつつかないで、楽しみましょう!
(↑ケニアで見られるサバンナモンキーは、顔ではなくて、ココが青と赤です)
3 「アフリカだっ♪、ジャングルだっ♪」← 『少年ケニア』より。古っ
ケニアのサファリ旅行で行くところは、ジャングルじゃなくて平原です。
ライオンとかがいるいのは、イネ科の草が生える見晴らしの良いサバンナ。
ジャングルはコンゴとかルワンダじゃないかな……。ケニアにも熱帯雨林はありますが。
(↑ジャングルじゃないよー)
親ライオンは子ライオンを強く育てるために、崖から突き落とすっていうのも良く聞く話だけど、崖すらあんまりないなぁ。
マサイ・マラの西側にSiria Escarpment(断崖)があるけれど、崖というか、斜面。ライオン、落ちるかなぁ……。
マラ川に谷(崖状)があるのと、タンザニアにコピエと呼ばれる大きな岩が点在する地域はあります。
でも、んーー、子供を落とすかなぁ。ライオンのお父さんを見ていると、自分の子供は“猫っかわいがり”してますよ。
4 アフリカ料理は、むちゃくちゃ辛い
辛くはないです(ケニア料理は)。
でも安食堂とかへ行くと、カレー屋さんの福神漬けのごとく、チリが無造作に置かれているお店があります。
チリの酢漬けがあるところも。お好みでどうぞ♪
↑ケニアのサラダ “カチュンバリ” (サルサみたいなもの)。玉ねぎ、トマト、パクチーに加え、チリも入っているけれど、そんなに辛くはない。
5 某ミュージシャンも歌っている、“ビクトリア湖のフラミンゴが一斉に飛び立つ♪”っていう光景、見たーーい!。(映画化されたアレ)
フラミンゴの群れが一斉に飛翔する光景。壮麗でしょうねー。
ナクル湖で数百羽程度なら見たことありますが、それが、“万”という数にもなれば、それはそれはもう、生命の力強さに、ひしひしと感動しちゃうでことでしょう。
しかし!
ビクトリア湖にフラミンゴはいないのです。
フラミンゴは藻を主食としていて、その藻はアルカリ性の水(塩湖)に生えます。そしてビクトリア湖は淡水湖。すなわちフラミンゴは、いない。
ウンチク垂れないで、素直に歌に浸りましょう。いい曲です♪
(↑ビクトリア湖にはセイタカシギがたくさんいた!)
フラミンゴが飛び立つ光景をぜひぜひ見たい!というのであれば、ナトロン湖、ボゴリア湖、ンゴロンゴロのマガディ湖なんかがおすすめです。飛び立つかは運次第。
ナクル湖では激減していますが、ビッグ5のひとつシロサイがほぼ100%見られるので、ここは相変わらず人気ですよ。ナイロビから近いし。
昨年12月にはクロサイの赤ちゃんも目撃されています!
6から続きは次回!
注意!Plastic bag レジ袋等をケニアに持ち込み禁止