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サンカパーラの花売り売店前で
サマンデーワーレのお参りを終えて出発し、途中小さな普通のローカルのペストリーショップで休憩。
あるのは大体どこでも揚げ物のロールやホットドッグのようなパンが多く、お腹が心配
だったので私は小さなスポンジケーキとミルク抜きの紅茶だけ頂きました。
家族は高齢者が多いのに、結構ぱくぱく油ものを食べてるので、すごい。
お義母さんはコレステロールに注意してるのでやはりスポンジケーキだけ。
ラトゥナプラの次の大きな街ペルマドゥッラが分岐点となり、中央高地方面に行く道と
南部の海側のハンバントータ側に行く道に分かれます。私たちは海側方面へ行く道へ。
またしばらく随分走ると道端で綿の入った枕やクッションが売らる村に入りました。
以前、イー・ツアーズのドライバーのプリヤンタさんとカタラガマに出かけた際にも
通った村で、自生している綿を手で摘んで売ってます。
ゴタカウェラの町に入ると広大な自然の残る景色の中に次の寺院、サンカパーラ SANKHAPALA が現れました。
お参りの為に駐車場に入り、車を降りるとたちまち花売りの子供に取り囲まれるのは
いつものこと。
サンカパーラは巨大な岩山の中腹に作られた寺院で、こんな起源があります。
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【戦士からニルヴァーナへ 〜 サンカパーラ】
DUTU GEMUNU王の軍隊で「ダサマハヨーダヨ」と呼ばれた屈強の10人の戦士がいた。
その10人はそれぞれ特徴を持っていた。
Pussadevaヨーダヤは「conch shell(※ほら貝の一種)」を吹く特徴を持っていた。
どのくらい音を出せるかと言うと、人が気絶するほどの音を出せた。
DUTU GEMUNU王の最後の戦いであったVijithapura戦争でPussadevaはconch shellを使って
戦争に勝つための主な役割をした。
そのため王は贈り物として何が必要かとPussadevaに聞くと
「軍隊をやめさせてください。お坊さんになりたい」と言った。
王はそれを許して、更にお礼としてPallebadaという地域も彼にあげた。
貰ったPallebadaの土地をPussadevaがお寺にしてお坊さんを迎え、
戦争で使ったconch shellを寺に置きダーガバ(仏舎利)も作った。
conch shellはシンハラ語で「サンカ」と呼ぶので、その寺はサンカパーラ ヴィハーラとなった。
Pussadevaもお坊さんになって最後はニルヴァーナ(涅槃)に入った。
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サンカパーラは岩山に作られているのでサルの多く住む石段を登りながら、
仏陀の祀られている祭壇へと向かいました。
私達の行ったときは人も少なく、祭壇の下には古くなった花が落ちて放置されて
いたため、お義母さんがそばにあったごみ箱を持ってきて掃除を始めました。
先に訪れたサマンデーワーレに比べ、どこか鄙びた印象があってややさびしげ。
管理が行き届いて居ないのかな?
掃除を始めたお義母さん。
↑ 慌てて手伝う新米嫁なわたし(汗)。
火を灯し、花を供えてお祈りし、寺院内のお堂を巡り、私と社長と小母さんだけ
そこから更に上のダーガバへの階段を上って行きました。
小さなダーガバがある頂上は絶景で、地元の恋人とおぼしきカップルが1組座っていただけで
した。(寺院ってしばしばデートスポットになるみたい)
若いカップル、初々しい〜
汚されているように見えたダーガバ。ちょっと気になった。
見渡す限り緑。とってもいい気持ち!
義理の姉夫婦のお母さん。
ダーガバの周囲を廻っていたら、ダーガバに泥がいくつも付いていて
あたかもぶつけられたように見えたのがとても気になりました。
まさか誰かがぶつけたんじゃないよね・・・。
階段を下りる途中、巨大な岩をまるで支えるようにして細い小枝が何本も人の手で
置かれていました。岩が倒れてこないようにするためのお祈り?なのだとか。
ギャグかと思ったよ・・・・
サンカパーラでのお参りを終えて、寺院敷地内の売店でカタラガマでのプージャ用の
果物を追加購入。品定めしながら、いくつもいくつも売店を廻る家族のそのスタミナのすごさ。
私はかなり疲れ気味。 早くカタラガマに着かないかな〜。。。
時間はすでに正午過ぎ。
その3へ続く
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