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- 南極への船旅〜船内生活〜
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エリア:
- 北極・南極>南極>南極その他の都市
- テーマ:クルーズ その他 自然・植物
- 投稿日:2011/04/21 20:56
- コメント(0)
お待たせいたしました。南極クルーズ日記、第二弾です。
前回は出発までのワクワク感とか期待感が溢れている内容でした。本日は乗船後の感動を読めるかと思います。
ではどうそ!
「さて、南極への船旅二回目の本日は、船内ライフについて、ご紹介いたしましょう。 南極への旅は冒険旅行です。もちろん大型クルーズ船で巡るカリブ海や地中海クルーズとは全くの別物です。けれども、南極という極地への旅との心構えを持ってご参加頂いたお客様からのご感想は決まって「南極への船がこんなに快適で、整っているなんて驚きです」というものなのです」
確かに!最近は高級な小型船が南極仕様の船となっているものが多いのです。
「まず、船内の楽しみと言えば、やはりお食事。今回、ディナーは毎回スリーコースメニュー。もちろん前菜からメイン、デザートと全てお選び頂き、スタッフがお持ちします。朝食や昼食でも、船内で焼き上げた出来立てのパンやデザートがずらりと並びます。そして忘れてはいけないのが、チャーター船だから実現できる日本人シェフの存在です。朝はお粥から、昼はおそば、夜はお寿司といつもメインのコースメニューに加えて日本の味を日替わりでお届けします。これには、日本の味が恋しくなるお客様から大好評でした」

船はバラエティ豊かとはいえ、やはり和食が恋しくなります。最近の船では和食(主にお寿司)の レストランが入っているクルーズ船も増えましたが、まだまだ少数派感は否めません。
気兼ねなく和の味も楽しめるのはチャーター船ならでは。何日間も共に過ごすシェフも、皆様にお楽しみいただけるよう、かなり頑張っているのでしょう。
さてこの後は南極クルーズならではのお話のようです。
「船内エンターテイメントも、やはり気になるところでしょう。ここが、南極への船旅と超大型船がメインの通常のクルーズと異なる点になるかもしれません。通常のクルーズでは、クラブあり、劇場あり、映画館あり、バーありとショッピングモールありと毎日どこに行こうか迷うほどですが、南極旅行では全くこの迷いがありません。代わりに、南極を訪れる皆様の知的好奇心を刺激し、満たす企画が目白押しです。そもそも南極探検という特別な目的の旅ですから、船内のプログラムは全てこの南極を知ることに焦点を当てています。目玉は、毎日開催される豪華スタッフによる南極講座です。南極ツアーを支えるスタッフは世界中から集まった専門家ばかり。今回も、フランスの研究機関で働くペンギン先生こと加藤先生の昭和基地での南極滞在記を始め、海洋ほ乳類、気象学、地質学などが専門の講師の方々の講義は大人気でした」
南極クルーズのいいところは、その場で南極の素晴らしさを専門スタッフに最新情報を教えてもらえることです。
これを、チャーター船ですと全て日本語で行われる(もしくはほぼ同時通訳)となりますからなかなか贅沢です。

「実際に南極に着いてしまえば、お天気さえ良ければ午前と午後の二回は、上陸や氷山クルーズなどの船外活動がありますし、クジラなどの貴重な動物が現れると船内放送がかかり、甲板に走ることになるので、船内で暇を持て余すということはほとんどないのが本当のところなのです。もちろん南極講座などは希望者のみの参加ですから、たまにはバーが併設されているラウンジで、ゆったりとアフタヌーン・ティーを楽しむのも気持ちが良いものです。旅先で知り合った仲間同士で、その日撮影した写真を見せ合ったり、世界中の観光地の話に花が咲いている光景に何度も出会いました。こうして、南極での船旅では船内の時間はあっという間に過ぎてゆきます」
私の南極クルーズでは常にカメラ、そして上着を持っていました。(写真の黄色い防寒服「パルカ」みたいなもの)
甲板に出ると海鳥や美しい氷河やら、素晴らしい景色が満載だからです。
「さて、次回最終回は、南極への船旅のハイライトである上陸などの船外活動についてご紹介致しましょう」
というわけで3回目も楽しみですね。
前回は出発までのワクワク感とか期待感が溢れている内容でした。本日は乗船後の感動を読めるかと思います。
ではどうそ!
「さて、南極への船旅二回目の本日は、船内ライフについて、ご紹介いたしましょう。 南極への旅は冒険旅行です。もちろん大型クルーズ船で巡るカリブ海や地中海クルーズとは全くの別物です。けれども、南極という極地への旅との心構えを持ってご参加頂いたお客様からのご感想は決まって「南極への船がこんなに快適で、整っているなんて驚きです」というものなのです」
確かに!最近は高級な小型船が南極仕様の船となっているものが多いのです。
「まず、船内の楽しみと言えば、やはりお食事。今回、ディナーは毎回スリーコースメニュー。もちろん前菜からメイン、デザートと全てお選び頂き、スタッフがお持ちします。朝食や昼食でも、船内で焼き上げた出来立てのパンやデザートがずらりと並びます。そして忘れてはいけないのが、チャーター船だから実現できる日本人シェフの存在です。朝はお粥から、昼はおそば、夜はお寿司といつもメインのコースメニューに加えて日本の味を日替わりでお届けします。これには、日本の味が恋しくなるお客様から大好評でした」

船はバラエティ豊かとはいえ、やはり和食が恋しくなります。最近の船では和食(主にお寿司)の レストランが入っているクルーズ船も増えましたが、まだまだ少数派感は否めません。
気兼ねなく和の味も楽しめるのはチャーター船ならでは。何日間も共に過ごすシェフも、皆様にお楽しみいただけるよう、かなり頑張っているのでしょう。
さてこの後は南極クルーズならではのお話のようです。
「船内エンターテイメントも、やはり気になるところでしょう。ここが、南極への船旅と超大型船がメインの通常のクルーズと異なる点になるかもしれません。通常のクルーズでは、クラブあり、劇場あり、映画館あり、バーありとショッピングモールありと毎日どこに行こうか迷うほどですが、南極旅行では全くこの迷いがありません。代わりに、南極を訪れる皆様の知的好奇心を刺激し、満たす企画が目白押しです。そもそも南極探検という特別な目的の旅ですから、船内のプログラムは全てこの南極を知ることに焦点を当てています。目玉は、毎日開催される豪華スタッフによる南極講座です。南極ツアーを支えるスタッフは世界中から集まった専門家ばかり。今回も、フランスの研究機関で働くペンギン先生こと加藤先生の昭和基地での南極滞在記を始め、海洋ほ乳類、気象学、地質学などが専門の講師の方々の講義は大人気でした」
南極クルーズのいいところは、その場で南極の素晴らしさを専門スタッフに最新情報を教えてもらえることです。
これを、チャーター船ですと全て日本語で行われる(もしくはほぼ同時通訳)となりますからなかなか贅沢です。

「実際に南極に着いてしまえば、お天気さえ良ければ午前と午後の二回は、上陸や氷山クルーズなどの船外活動がありますし、クジラなどの貴重な動物が現れると船内放送がかかり、甲板に走ることになるので、船内で暇を持て余すということはほとんどないのが本当のところなのです。もちろん南極講座などは希望者のみの参加ですから、たまにはバーが併設されているラウンジで、ゆったりとアフタヌーン・ティーを楽しむのも気持ちが良いものです。旅先で知り合った仲間同士で、その日撮影した写真を見せ合ったり、世界中の観光地の話に花が咲いている光景に何度も出会いました。こうして、南極での船旅では船内の時間はあっという間に過ぎてゆきます」
私の南極クルーズでは常にカメラ、そして上着を持っていました。(写真の黄色い防寒服「パルカ」みたいなもの)
甲板に出ると海鳥や美しい氷河やら、素晴らしい景色が満載だからです。
「さて、次回最終回は、南極への船旅のハイライトである上陸などの船外活動についてご紹介致しましょう」
というわけで3回目も楽しみですね。

- 南極への船旅(ワクワク出発編)
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エリア:
- 北極・南極>南極>南極その他の都市
- テーマ:クルーズ その他 自然・植物
- 投稿日:2011/04/14 10:50
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桜も咲き、葉桜になり始め、寒さからも脱したような陽気です。
寒かった冬の日が懐かしく感じられる?ように、そして、来年の冬のために、今年の一月、の南極クルーズの添乗員さんに想い出を語って頂きました。
「今年もユーラシアの「南極への船旅」が催行されました。
「南極」という言葉の響き。
その音の広がりの中に、いくつもの疑問や好奇心が生まれきます。
そもそも、南極にツアーなどで行けるのかな。
冒険家とまではいかなくても、一部の強靭な体力の持ち主のみに許された世界ではないのかな。
一体、南極に行き帰ってくるまでに、どれほど大変な目にあうのだろう。
いや、そもそも南極にまで行って、一体何が見られるの?
今回は、上記のような疑問に答えながら、究極の船旅とも言える南極ツアーの面白みを、思い出の場面を通して紹介していきたいと思います」
なかなか、期待を持たせる導入ですね。 ちなみに私も初めて南極クルーズへ行ったとき、やっぱりどきどきしたものです。
「それは日本を発って5日目のことでした。甲板に出てみると深いブルーの大海原の向こうに、うっすらと陸地が見えました。それはスミス島という島の一部だと、後で、スタッフが毎日地図上に書き込んでくれる航路で知った訳ですが、終に荒海ドレーク海峡を越え、私達は南極に到達したのです」
おぉ。。。良かった。ドレーク海峡の揺れはどんなものだったかはちょっと、気になりますが…。
「夏とはいえ、0℃近くまで気温が下がる南極海の風はまだまだ冷たく、白い息を吐きながら、近くにいたお客様や私は、これから始まるであろう南極での冒険に胸が高鳴っていたのです。
南極への船旅の醍醐味は、一つは間違いなくこの南極に至るまでのワクワク感です。旅は南極への船旅にお申し込み頂いたその日から始まります。南極の気候はどうだろう。クジラやペンギンに会えるかな。どんな服装がいるのかな。船酔いは大丈夫かな。などなど、期待と不安が入り交じった思いにきっと皆様がなるでしょう。もちろん、現地の気候や服装、持ち物はもちろん南極探検の歴史や自然についても、少し読むのに苦労するくらい資料をご用意致しますので、ご安心下さい」
この気持ちはわかります。確かに南極へ行くと決まったとたんに、そわそわしました。
意味もなく?ペンギンの生態を調べたり、「南極」と書かれた本を片っ端から手に取ったり。
いろいろなことをしたものです。

「そして、いざ日本を出発! 今回は成田からアメリカのアトランタで乗り継ぎ、一 路アルゼンチンのブエノスアイレスへ。そして国内線にて、「世界最南端の町」とも言われるウシュアイアへ向かいます。この港町が、私達の南極探検船の基地になるのです。港に停泊する私達の南極耐氷船「シースピリット」を見たときの興奮もまた、このツアー参加者全員に共通したものに違いないのです。フレンドリーな船内スタッフに迎えられ、無事乗船手続きを終えて乗船カードを首に下げたら、いよいよ南極への紅海が始まります。
さて、次回は気になる南極への船旅の船内ライフをご紹介したいと思います」
なんだか出発前のワクワク感がとても感じられました。
次回も楽しみです!
寒かった冬の日が懐かしく感じられる?ように、そして、来年の冬のために、今年の一月、の南極クルーズの添乗員さんに想い出を語って頂きました。
「今年もユーラシアの「南極への船旅」が催行されました。
「南極」という言葉の響き。
その音の広がりの中に、いくつもの疑問や好奇心が生まれきます。
そもそも、南極にツアーなどで行けるのかな。
冒険家とまではいかなくても、一部の強靭な体力の持ち主のみに許された世界ではないのかな。
一体、南極に行き帰ってくるまでに、どれほど大変な目にあうのだろう。
いや、そもそも南極にまで行って、一体何が見られるの?
今回は、上記のような疑問に答えながら、究極の船旅とも言える南極ツアーの面白みを、思い出の場面を通して紹介していきたいと思います」
なかなか、期待を持たせる導入ですね。 ちなみに私も初めて南極クルーズへ行ったとき、やっぱりどきどきしたものです。
「それは日本を発って5日目のことでした。甲板に出てみると深いブルーの大海原の向こうに、うっすらと陸地が見えました。それはスミス島という島の一部だと、後で、スタッフが毎日地図上に書き込んでくれる航路で知った訳ですが、終に荒海ドレーク海峡を越え、私達は南極に到達したのです」
おぉ。。。良かった。ドレーク海峡の揺れはどんなものだったかはちょっと、気になりますが…。
「夏とはいえ、0℃近くまで気温が下がる南極海の風はまだまだ冷たく、白い息を吐きながら、近くにいたお客様や私は、これから始まるであろう南極での冒険に胸が高鳴っていたのです。
南極への船旅の醍醐味は、一つは間違いなくこの南極に至るまでのワクワク感です。旅は南極への船旅にお申し込み頂いたその日から始まります。南極の気候はどうだろう。クジラやペンギンに会えるかな。どんな服装がいるのかな。船酔いは大丈夫かな。などなど、期待と不安が入り交じった思いにきっと皆様がなるでしょう。もちろん、現地の気候や服装、持ち物はもちろん南極探検の歴史や自然についても、少し読むのに苦労するくらい資料をご用意致しますので、ご安心下さい」
この気持ちはわかります。確かに南極へ行くと決まったとたんに、そわそわしました。
意味もなく?ペンギンの生態を調べたり、「南極」と書かれた本を片っ端から手に取ったり。
いろいろなことをしたものです。

「そして、いざ日本を出発! 今回は成田からアメリカのアトランタで乗り継ぎ、一 路アルゼンチンのブエノスアイレスへ。そして国内線にて、「世界最南端の町」とも言われるウシュアイアへ向かいます。この港町が、私達の南極探検船の基地になるのです。港に停泊する私達の南極耐氷船「シースピリット」を見たときの興奮もまた、このツアー参加者全員に共通したものに違いないのです。フレンドリーな船内スタッフに迎えられ、無事乗船手続きを終えて乗船カードを首に下げたら、いよいよ南極への紅海が始まります。
さて、次回は気になる南極への船旅の船内ライフをご紹介したいと思います」
なんだか出発前のワクワク感がとても感じられました。
次回も楽しみです!
1 - 2件目まで(2件中)


