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- 進化の島ガラパゴス(エクアドル)
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エリア:
- 中南米>エクアドル>ガラパゴス諸島
- テーマ:観光地 世界遺産 動物
- 投稿日:2013/12/30 11:20

ダーウィンの進化論で一躍有名になったガラパゴス諸島。
進化の過程を、自分の目で見て感じる事のできる世界でたった一つの場所かもしれません。
周囲を流れる海流の影響もあり、ガラパゴス諸島の島々は、それぞれ気温や気候が違います。
その為、同じ種類の鳥や爬虫類も、それぞれの島で姿や大きさが異なります。また、本土から流木などに乗って渡ってきた生物達は、もう本土に帰る事ができなくなった為、この島々で生き抜く道を探しました。
例えば、ガラパゴス諸島の島々でよく目にするイグアナ。
南米大陸から渡ってきたイグアナは、まず島にあったサボテンを食べ、その個体数を増やしました。
そして数百年か後、また別のイグアナが本土から流れ着きました。本土に到着したイグアナ第二陣は、先に辿り着いたイグアナ達がサボテンを食べている姿に出会います。
もう、サボテンが自分達の食料として十分な量が確保できないと感じた第二陣のイグアナ達は、海にその食料を求めて飛び込みました。
岩に付いた海草やコケを食べている内に、何代も世代が変わるにつれ、海での生活に適応した体になりました。
顔は岩についた海草やコケをこそぎとれるよう、平らな顔つきになり、海で泳ぐため丸かったしっぽはいつの間にか平らになり水中を泳ぐ事ができるようになりました。
この様にガラパゴス諸島には、環境に合わせて進化を遂げた動物達がたくさんいます。
そんな動物達の生命力を感じに、ガラパゴス諸島を訪ねてみてはいかがでしょうか?
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- 「彷徨える町」メルブ遺跡(中央アジア・トルクメニスタン)
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エリア:
- アジア>トルクメニスタン>トルクメニスタンその他の都市
- テーマ:観光地 世界遺産 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2013/12/27 11:14

メルブ遺跡は、紀元前6世紀頃からの歴史がある遺跡です。
砂漠を流れるムルガブ川のオアシスに造られた都市ですが、頻繁に流れを変える川に合わせて都市そのものを移動させたため「彷徨える町」とも呼ばれています。
シルクロードの拠点として栄え、かつては国際色豊かな多くの人々で賑わい、広い城壁内が人口過密状態だったそうなのですが、今はそれも夢の跡・・・。
荒涼とした砂漠にぽつぽつと遺跡が残るだけです。
ここでは紀元前の遺跡から紀元後の遺跡まで、長い時代に渡る遺跡の数々をご覧頂けます。
崩れかけた紀元前3世紀の城壁は、アレキサンダー大王の武将のもの。
こんなところまでアレキサンダー大王が来ていたことに驚かされます。
またその城壁内には仏教遺跡もあり、なんと仏教寺院跡としては世界最西端のものだそうです。
ちなみに仏教が広まった東端は日本です。
また、7世紀の城跡、大キズカラには13世紀にモンゴル軍が空けた巨大な壁の穴があります。
今も当時のまま、ぽっかりと穴があいたままです。
この城は、モンゴルが攻めこんだとき、少女達が身投げをしたという悲しい伝説があるので、「乙女の城」とも呼ばれています。
内部にはほとんど何も残ってはいませんが、特徴的なメルブ様式の外壁が美しい城跡です。
だだっ広い砂漠の中にある広大な遺跡の数々。
もしも、モンゴルが攻めてこなかったら全く違う歴史を辿っていたことでしょう。
この遺跡はまだまだ発掘中で、何がが足元に眠っているか分かりません。
世界遺産なのに、とても素朴で物売りの姿もなく、観光客の姿もあまり見かけません。
広い遺跡を貸切状態のように、ゆっくりと見ることができることでしょう。
中央アジアの国々は、日本ではまだまだ情報が少なく、観光客もまだそれほど多くはありません。
遺跡や建物の素晴らしさももちろんですが、その素朴な様子や、何より人々のおもてなしが素晴らしい国々です。
是非一度、中央アジアへ足を運んでみて下さい。
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- 現代の恐竜、コモドドラゴン(インドネシア・コモド島)
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エリア:
- アジア>インドネシア>コモド島
- テーマ:観光地 ビーチ・島 動物
- 投稿日:2013/12/17 10:57

現代の恐竜といわれるコモドドラゴン。
インドネシアのコモド国立公園で保護され、自然に生息しています。
体長2m〜3m、鋭い爪、口腔内に50種類以上のバクテリアを持ち、一噛みであらゆる動物を死に至らしめるそうです。
バリ島からプロペラ機でフローレス島へ行き、そこから船で約3時間半でリンチャ島、さらに約4時間かけてようやくコモド島へ到着します。
そこでレンジャーと合流していざコモドドラゴン探索へ!
その姿は恐竜というイメージもあれば、つぶらな瞳とのんびりしている姿には可愛さも。
手足を地べたにべったりつけてリラックスしている様子は非常に愛らしい。
歩く姿は横から見ると大きなおなかが地面にすりそうにのしのしと。
トレッキングルートでは、水牛や鹿、イノシシ、フライングリザードなど他の動物に逢えることもあります。
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- 王妃に愛された街、オビドス(ポルトガル)
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エリア:
- ヨーロッパ>ポルトガル>オビドス
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2013/12/16 14:35

日本とほぼ同じ緯度、ユーラシア大陸の西の端に位置する国、ポルトガル。
「大航海時代」にはスペインとともに繁栄を誇ったポルトガルですが、今では素朴で優しい穏やかな国、といった印象を与えてくれます。
この国にオビドスという人口約800人の小さな町があります。
14世紀に造られた高さ約13メートルの城壁に囲まれています。
町の北東の端に、今では宿泊施設として使われている小さな城があります。
町を見下ろすこの城は15世紀のもの。
王妃たちのための城です。
13世紀、当時の王妃イザベルがこの町を大変気に入ったので、王は彼女にオビドスをプレゼントしたのです。
以来、このディニス王に倣って、彼に続く王たちは、自分の王妃にこの町を贈ったので、19世紀までオビドスは代々王妃の直轄地として、彼女たちに愛されてきました。
王妃の心をも捕らえたこの町。
青や黄色に縁取られた白壁には花が飾られます。
小一時間もあればぐるりと一回りできるオレンジ瓦の小さな町。
今も中世さながらのこの町の景色の中に、迷い込むひと時はとても楽しいものです。
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- エコツーリズム発祥の地・コスタリカ
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エリア:
- 中南米>コスタリカ
- テーマ:観光地 自然・植物 動物
- 投稿日:2013/12/13 17:29

コスタリカは北米と南米の間に位置し、面積は四国と九州を合わせたほどの小さな国です。
太平洋とカリブ海に面し、国土の中央部は、現在も活動中の火山帯が占めていて、変化に富んだ地形です。
赤道が近いという事もあり、温かい国というイメージが強いと思いますが、良質のコーヒーが取れる標高2000ほどの爽やかな高原の地域もあれば、年間降雨量が8000mmを越える熱帯の地域まであり、地域毎に違う気候が楽しめるのが特徴です。
日本ではまだ馴染みの薄いコスタリカですが、実はエコツーリズムを促進している国として世界的に有名なのです。
エコツーリズムとは、世界の人々に自然の素晴らしさ、その中で生きる動植物について学ぶ機会を与えると同時に、入場料などを自然保護に当てるという自然保護と観光を結びつけたものです。
そのエコツーリズム発祥の地と言われるのが、モンテベルデ国立公園。
モンテベルデは雲や霧に覆われることが多く、木にはコケ、シダ、着生植物がビッシリと覆い鬱蒼とした熱帯雲霧林と呼ばれる独特の生態系の森です。
ここでは、日本では目にする事もない沢山の珍しい動物や植物に出会うことができます。

それでは、コスタリカの森で暮らす動物の一部をご紹介します。
「ナマケモノ」
木の上でのんびりと暮らすナマケモノは食事をする時も、移動する時も、とにかくゆっくり動くのが特徴。
でもひとつだけ、素早い動きをする時があります。
それは、「体を掻く時」だそうです。
「ブルージーンズ」
カエルは夜行性が多いのですが、このカエルは昼に活動するんだそうです。
体は赤く、手と足が青いのでこの名前が付いています。
とても小さいこのオシャレさんは湿度の高い森の枯葉の下などにいます。
モンテベルデのカエル博物館でも見られますが、ぜひ、ぴょんぴょんと飛び跳ねる野生のブルージーンズを見つけて下さい。
「ケツァール」
手塚治虫さんの漫画「火の鳥」のモデルにもなったといわれる鳥です。
鮮やかで美しい緑色の羽とお腹が赤いのが特徴です。
古代マヤでは神聖な鳥とされ、この羽根を身に付ける事は最高位の聖職者と王だけに許された特権でした。
光の加減でキラキラと輝くその尾羽を眺めているだけで時間が経つのも忘れてしまいます。
自然がどんどんと破壊されている現在では、ケツァールが棲める森が減ってしまっているそうで、幻の鳥と言われています。

言葉では言い尽くせない魅力満載のコスタリカへ、是非、お出かけ下さい。
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