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- エコツーリズム発祥の地・コスタリカ
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エリア:
- 中南米>コスタリカ
- テーマ:観光地 自然・植物 動物
- 投稿日:2013/12/13 17:29

コスタリカは北米と南米の間に位置し、面積は四国と九州を合わせたほどの小さな国です。
太平洋とカリブ海に面し、国土の中央部は、現在も活動中の火山帯が占めていて、変化に富んだ地形です。
赤道が近いという事もあり、温かい国というイメージが強いと思いますが、良質のコーヒーが取れる標高2000ほどの爽やかな高原の地域もあれば、年間降雨量が8000mmを越える熱帯の地域まであり、地域毎に違う気候が楽しめるのが特徴です。
日本ではまだ馴染みの薄いコスタリカですが、実はエコツーリズムを促進している国として世界的に有名なのです。
エコツーリズムとは、世界の人々に自然の素晴らしさ、その中で生きる動植物について学ぶ機会を与えると同時に、入場料などを自然保護に当てるという自然保護と観光を結びつけたものです。
そのエコツーリズム発祥の地と言われるのが、モンテベルデ国立公園。
モンテベルデは雲や霧に覆われることが多く、木にはコケ、シダ、着生植物がビッシリと覆い鬱蒼とした熱帯雲霧林と呼ばれる独特の生態系の森です。
ここでは、日本では目にする事もない沢山の珍しい動物や植物に出会うことができます。

それでは、コスタリカの森で暮らす動物の一部をご紹介します。
「ナマケモノ」
木の上でのんびりと暮らすナマケモノは食事をする時も、移動する時も、とにかくゆっくり動くのが特徴。
でもひとつだけ、素早い動きをする時があります。
それは、「体を掻く時」だそうです。
「ブルージーンズ」
カエルは夜行性が多いのですが、このカエルは昼に活動するんだそうです。
体は赤く、手と足が青いのでこの名前が付いています。
とても小さいこのオシャレさんは湿度の高い森の枯葉の下などにいます。
モンテベルデのカエル博物館でも見られますが、ぜひ、ぴょんぴょんと飛び跳ねる野生のブルージーンズを見つけて下さい。
「ケツァール」
手塚治虫さんの漫画「火の鳥」のモデルにもなったといわれる鳥です。
鮮やかで美しい緑色の羽とお腹が赤いのが特徴です。
古代マヤでは神聖な鳥とされ、この羽根を身に付ける事は最高位の聖職者と王だけに許された特権でした。
光の加減でキラキラと輝くその尾羽を眺めているだけで時間が経つのも忘れてしまいます。
自然がどんどんと破壊されている現在では、ケツァールが棲める森が減ってしまっているそうで、幻の鳥と言われています。

言葉では言い尽くせない魅力満載のコスタリカへ、是非、お出かけ下さい。
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- ユーラシア旅行社 コスタリカ
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