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エリア:
- 中南米 > ブラジル > イグアスフォールズ
- 中南米 > ブラジル > リオデジャネイロ
- 中南米 > ブラジル > ブラジルその他の都市
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テーマ:
- 観光地
- / マリンスポーツ
- / 自然・植物
ブラジルの最大の魅力は雄大な自然にある。イグアスの滝、アマゾン川、パンタナールなど日本では出会えない、地球の圧倒的なスケールを感じることができる。ただブラジルは広いのでほとんどの人は一度で全ての魅力的な場所を訪れることはできない。イグアス滝観光とリオの滞在は外せないし・・・・。うーん。これに加えてどこに行こうか。皆さん同じように悩むと思うがスノーケリングが大好きな私は今回ボニートに行くこととなった。行ってみてここがなんとまぁ素晴らしいこと!とても思い出に残る体験となった。世界で一番きれいなスノーケリングポイントは私の中では波照間だったがその結論が覆るほどの美しく、新しい世界がボニートにあったのだ。
イグアスからサンパウロ(VCP)にて乗り継ぎカンポグランジに到着。イグアス、サンパウロと時差は1時間。航空会社はアズール航空(AD)でブラジルの国内線の中では一番サービスが良い。小さい袋に入ったポテトチップス、グミ、クッキーを欲しいだけくれる。9時過ぎにカンポグランデ空港を出発し、車で約3時間でボニート近郊のプラッタ川のスノーケリングセンターに到着。ボニートはまだ外国人で訪れる人は少ないがブラジルでは人気沸騰中で誰もが憧れる美しい自然と風景が楽しめる。中でもプラッタ川、天然水族館でのスノーケリングは石灰分が不純成分を川底に落とすため、信じられないほどの透明度なのだ。このプラッタ川を含むエリアは私有地で牧場主がここのスノーケリングツアーを催行している。
スノーケリングは各個人が自由に行うのではなく、大体30分に1本くらいの割合で8人ほどがひとグループとなり、そのグループに一人のガイドが引率する形となる。それは旅行者の安全のため、環境の保護のためだ。まずはここで昼食をとる。ブッフェスタイルでお肉だけでなく、サラダの種類も豊富で美味しい。
更衣室で水着に着替え、貴重品を含む荷物をロッカーにいれ、鍵をかける。ウェットスーツとブーツ、スノーケリングのギアは貸してくれる。ライフジャケットは任意。ガイドが色々なルールを説明するが大切なことは川底に足をつけてはいけないし、バタ足をしてはいけない。進むには手で水をかいて進む。
まずはスノーケリングのスタートポイントの水源まで山道を歩く。途中ガイドは植生などを説明してくれる。
スタート地点の水源ではまずスノーケリング自体の練習で、ガイドがチェックする。ここでは禁漁となっているので魚は人を怖がらず、我々の目の前を悠々と泳いでゆく。幻想的な川の中でたくさんの魚たちとのスノーケリングは海でのスノーケリングとは違った新しい世界だ。澄み切った深碧の水中では川底まで日光が差し込み、水草の影と魚の大群が幻想的な世界を創り出している。川でスノーケリングができるのはボニートならではで、下流へと進んでいくので余計な力はいらない。ただ魚になったつもりでいればいい。約1時間半のスノーケリングは夢のように過ぎていく。今回、たくさん魚が見れたと思ったけど1,2日前の大雨の増水の影響でいつもみれる魚の量よりかなり少なかったそうだ。
翌日、午前にラーゴ・アズール鍾乳洞へ。ここも環境ほどのため、入場者の人数をコントロールするためグループとなりガイドが引率する。入場者は鍾乳石の落下に備え、ヘルメットを着用。太陽の光が差し込む鍾乳洞はとても神秘的。湖の碧さも際立つ。
午後は天然水族館と呼ばれるボニートから7キロ東にあるスノーケリングのポイントへ。ここも川でのスノーケリングなのだが、プラッタ川よりスノーケリングの時間は少し短め。同じようにウェットスーツを着てロッカーに荷物を預ける。ここではライフジャケット着用はマスト。
プールでスノーケリングができるかチェックと練習。
その後、ジャングルの中を歩く。
スノーケリングをスタートするところは水源となっているのだが、ここが天然水族館の一番のハイライトでたくさん魚が集まっている。
澄み切った水の中でたくさんの魚が見えるのがまるで水族館のようなので、「天然水族館」と呼んでいるそうだが良く言ったもので本当にここは天然の水族館。素晴らしい。
ここはポイントごとにカメラマンが待ち受けていて水中やツアーの様子を動画、写真で撮ってくれる。それを最後に見せてDVDとして販売しているのだ。
ボニートは今ブラジルで一番注目されているスポットで、リオやイグアスでボニートに行くと話すととてもうらやましがられた。プラッタ川、天然水族館のスノーケリング、ラーゴ・アズール鍾乳洞はいずれもいつも混んでいるので事前予約が必要だ。ボニートに到着してからの申し込みでは遅い。特に混むのは12,1月の夏休み。この時期はよっぽど前に予約を入れないと手配が難しいのだ。時間が許せばもう1泊ボニートの滞在を増やして浮輪ラフティングなどのアクティビティーの追加も可能だ。他にはないボニートならではの自然の美しさをあなたも是非堪能してほしい。
ボニートの街自体は小さな町だけど色んなアクティビティーの拠点となる町だ。昼は観光客はツアーに出かけているので静かで、夜、お土産屋さんやレストランがオープンする。ちょっとおしゃれなレストランなどが立ち並びこじゃれた街となったのもほんのここ数年だそう。ブラジルの大都市は治安が悪いけどこの町は安全。サンパウロなどに住むブラジル人も治安の悪さに閉口してボニートに移り住む人もいるのだとか。観光客にとっても自分の足で街歩きが楽しめるのはブラジルでは少ないので、この町の存在はとても貴重だ。メイン通りから数本隣の道を歩けばご近所同士が井戸端会議をしたり、おじいちゃんおばあちゃんが椅子をだしてアイスクリームを食べたりしている光景に出会えて、町と人々の息吹を感じることもできる。
3日目、少しホテルを早めに出発しカンポグランデの街の中へ。カンポグランデは沖縄からの移民が多いそうだ。市場は月、水、土と出店が立ち並ぶがその中の数店は沖縄のソーキソバと出すのだ。日曜の昼は特別に数店が営業しているのだがその日がたまたま日曜だったのでここに立ち寄ることにした。品揃えはこのソーキソバ以外に焼きそば、カレー風味のから揚げ、ブラジル料理などなど。地元の人のそばを食べる様子を見ているとフォークでくるくると食べる。私は箸でずずっと食べる。日本が豊かになる前の昔に、遠いブラジルまで移住し何もないところからスタートし、文化をも定着させている人々がいることに胸の中で感動がおこる。
イグアスでの思い出をさらに特別にするならマクコサファリ
ブラジル側の観光はもちろん、アルゼンチン側の滝観光は迫力満点の悪魔の喉笛は絶対に追加アレンジして行くべき。普通の観光では物足りない、もっとアクティブな体験をしたいという方にはマクコボートサファリがおすすめ。ボートからの滝の眺めを楽しめるのはもちろん、ジャングルでの電動車での探検、ジェットコースターさながらのスリリングなボートライディング、そしてなんと言ってもボートで滝の中への突入するのはドキドキ体験!滝の中で滝に打たれるのは目もあけてられないほどでみんなの楽しい悲鳴がとまらない。ボートツアーで普通の観光だけではない楽しい体験をマクコサファリでしてみるのはいかがでしょうか。
今日はあなたもリオっ子に!自然と街に癒されるリオデジャネイロ
リオで生まれ育った人は自分達のことをカリオカと呼ぶ。リオは大都会だがビーチや自然、有名サッカークラブもあり、美しい街であることはカリオカの誇りなのだ。
リオに来たならそんなカリオカに交じって早朝のコパカバーナビーチ沿いをランニングやウォーキングをしてみてはいかが?海から上がる朝日が海とビーチ、街を照らし、爽やかな潮風の中のランニングは最高!ただし、カメラなどは持たず手ぶらで出かけよう。お土産でお勧めなのはHavaianasのビーチサンダル。ハリウッド俳優のCMで大ブレイクし、今やおしゃれなカリオカ達の足元を彩るのはこのサンダルなのだ。
活気あるリオでの滞在でブラジル人の底抜けに陽気なパワーを感じることができる。またお肉が大好きな肉食系女子にはたまらないのがシュラスコ。色んな部位が食べ放題で肉そのものの美味しさを味わうことができる。
定番のブラジル旅行に体験型アクティビティーを加えて心も体もハッピーで、あなただけの思い出を残してみてはいかがでしょうか。
<おすすめ>
ボニートのスノーケリング★★★★★ 信じられないほどの透明度の川の中で魚になって泳ごう!
イグアス滝のマクコサファリ★★★★ 滝に打たれておおはしゃぎ!イグアスでの滝での思い出も倍増!
リオでのコパカバーナビーチでの早朝ランニング ★★★ リオっ子にまじって走ってみよう♪手ぶらで!!
(2017年2月 辻理恵子)
イグアスからサンパウロ(VCP)にて乗り継ぎカンポグランジに到着。イグアス、サンパウロと時差は1時間。航空会社はアズール航空(AD)でブラジルの国内線の中では一番サービスが良い。小さい袋に入ったポテトチップス、グミ、クッキーを欲しいだけくれる。9時過ぎにカンポグランデ空港を出発し、車で約3時間でボニート近郊のプラッタ川のスノーケリングセンターに到着。ボニートはまだ外国人で訪れる人は少ないがブラジルでは人気沸騰中で誰もが憧れる美しい自然と風景が楽しめる。中でもプラッタ川、天然水族館でのスノーケリングは石灰分が不純成分を川底に落とすため、信じられないほどの透明度なのだ。このプラッタ川を含むエリアは私有地で牧場主がここのスノーケリングツアーを催行している。
周りはどこまでも続く広大な牧場
スノーケリングは各個人が自由に行うのではなく、大体30分に1本くらいの割合で8人ほどがひとグループとなり、そのグループに一人のガイドが引率する形となる。それは旅行者の安全のため、環境の保護のためだ。まずはここで昼食をとる。ブッフェスタイルでお肉だけでなく、サラダの種類も豊富で美味しい。
ランチを食べる
更衣室で水着に着替え、貴重品を含む荷物をロッカーにいれ、鍵をかける。ウェットスーツとブーツ、スノーケリングのギアは貸してくれる。ライフジャケットは任意。ガイドが色々なルールを説明するが大切なことは川底に足をつけてはいけないし、バタ足をしてはいけない。進むには手で水をかいて進む。
ガイドが説明してくれる
ガイドが植生などを説明してくれる
まずはスノーケリングのスタートポイントの水源まで山道を歩く。途中ガイドは植生などを説明してくれる。
まずはここでスノーケリングができるかチェック
スタート地点の水源ではまずスノーケリング自体の練習で、ガイドがチェックする。ここでは禁漁となっているので魚は人を怖がらず、我々の目の前を悠々と泳いでゆく。幻想的な川の中でたくさんの魚たちとのスノーケリングは海でのスノーケリングとは違った新しい世界だ。澄み切った深碧の水中では川底まで日光が差し込み、水草の影と魚の大群が幻想的な世界を創り出している。川でスノーケリングができるのはボニートならではで、下流へと進んでいくので余計な力はいらない。ただ魚になったつもりでいればいい。約1時間半のスノーケリングは夢のように過ぎていく。今回、たくさん魚が見れたと思ったけど1,2日前の大雨の増水の影響でいつもみれる魚の量よりかなり少なかったそうだ。
翌日、午前にラーゴ・アズール鍾乳洞へ。ここも環境ほどのため、入場者の人数をコントロールするためグループとなりガイドが引率する。入場者は鍾乳石の落下に備え、ヘルメットを着用。太陽の光が差し込む鍾乳洞はとても神秘的。湖の碧さも際立つ。
ガイドが説明
いざ、鍾乳洞へ
神秘的な世界
午後は天然水族館と呼ばれるボニートから7キロ東にあるスノーケリングのポイントへ。ここも川でのスノーケリングなのだが、プラッタ川よりスノーケリングの時間は少し短め。同じようにウェットスーツを着てロッカーに荷物を預ける。ここではライフジャケット着用はマスト。
ウェットスーツとライフジャケットを借りる
プールでスノーケリングができるかチェックと練習。
プールでスノーケリングの練習
その後、ジャングルの中を歩く。
山道を歩く
スノーケリングをスタートするところは水源となっているのだが、ここが天然水族館の一番のハイライトでたくさん魚が集まっている。
上からみると普通の川だけど・・・
澄み切った水の中でたくさんの魚が見えるのがまるで水族館のようなので、「天然水族館」と呼んでいるそうだが良く言ったもので本当にここは天然の水族館。素晴らしい。
ここはポイントごとにカメラマンが待ち受けていて水中やツアーの様子を動画、写真で撮ってくれる。それを最後に見せてDVDとして販売しているのだ。
ボニートは今ブラジルで一番注目されているスポットで、リオやイグアスでボニートに行くと話すととてもうらやましがられた。プラッタ川、天然水族館のスノーケリング、ラーゴ・アズール鍾乳洞はいずれもいつも混んでいるので事前予約が必要だ。ボニートに到着してからの申し込みでは遅い。特に混むのは12,1月の夏休み。この時期はよっぽど前に予約を入れないと手配が難しいのだ。時間が許せばもう1泊ボニートの滞在を増やして浮輪ラフティングなどのアクティビティーの追加も可能だ。他にはないボニートならではの自然の美しさをあなたも是非堪能してほしい。
ボニートの街自体は小さな町だけど色んなアクティビティーの拠点となる町だ。昼は観光客はツアーに出かけているので静かで、夜、お土産屋さんやレストランがオープンする。ちょっとおしゃれなレストランなどが立ち並びこじゃれた街となったのもほんのここ数年だそう。ブラジルの大都市は治安が悪いけどこの町は安全。サンパウロなどに住むブラジル人も治安の悪さに閉口してボニートに移り住む人もいるのだとか。観光客にとっても自分の足で街歩きが楽しめるのはブラジルでは少ないので、この町の存在はとても貴重だ。メイン通りから数本隣の道を歩けばご近所同士が井戸端会議をしたり、おじいちゃんおばあちゃんが椅子をだしてアイスクリームを食べたりしている光景に出会えて、町と人々の息吹を感じることもできる。
ボニートにあるポサーダ・ジ・アグアスのプール
ボニートにある魚の形の公衆電話
ボニートのシンボル 魚のモニュメント
3日目、少しホテルを早めに出発しカンポグランデの街の中へ。カンポグランデは沖縄からの移民が多いそうだ。市場は月、水、土と出店が立ち並ぶがその中の数店は沖縄のソーキソバと出すのだ。日曜の昼は特別に数店が営業しているのだがその日がたまたま日曜だったのでここに立ち寄ることにした。品揃えはこのソーキソバ以外に焼きそば、カレー風味のから揚げ、ブラジル料理などなど。地元の人のそばを食べる様子を見ているとフォークでくるくると食べる。私は箸でずずっと食べる。日本が豊かになる前の昔に、遠いブラジルまで移住し何もないところからスタートし、文化をも定着させている人々がいることに胸の中で感動がおこる。
カンボグランデの市場 鳥居がモデル
サクラというお店
ブラジルでソーキソバを食べる
イグアスでの思い出をさらに特別にするならマクコサファリ
ブラジル側の観光はもちろん、アルゼンチン側の滝観光は迫力満点の悪魔の喉笛は絶対に追加アレンジして行くべき。普通の観光では物足りない、もっとアクティブな体験をしたいという方にはマクコボートサファリがおすすめ。ボートからの滝の眺めを楽しめるのはもちろん、ジャングルでの電動車での探検、ジェットコースターさながらのスリリングなボートライディング、そしてなんと言ってもボートで滝の中への突入するのはドキドキ体験!滝の中で滝に打たれるのは目もあけてられないほどでみんなの楽しい悲鳴がとまらない。ボートツアーで普通の観光だけではない楽しい体験をマクコサファリでしてみるのはいかがでしょうか。
電動車でジャングル探検
滝が見えてきました
すごい迫力
滝の中へ行くよ!
滝の中で何が何だかわからないけど何だか楽しい
大人も子供もおおはしゃぎ
今日はあなたもリオっ子に!自然と街に癒されるリオデジャネイロ
リオで生まれ育った人は自分達のことをカリオカと呼ぶ。リオは大都会だがビーチや自然、有名サッカークラブもあり、美しい街であることはカリオカの誇りなのだ。
コルコバードの丘にて
ポンジアスカールにて
ポンジアスカールにて
リオに来たならそんなカリオカに交じって早朝のコパカバーナビーチ沿いをランニングやウォーキングをしてみてはいかが?海から上がる朝日が海とビーチ、街を照らし、爽やかな潮風の中のランニングは最高!ただし、カメラなどは持たず手ぶらで出かけよう。お土産でお勧めなのはHavaianasのビーチサンダル。ハリウッド俳優のCMで大ブレイクし、今やおしゃれなカリオカ達の足元を彩るのはこのサンダルなのだ。
鮮やかなHavaianasのサンダル
活気あるリオでの滞在でブラジル人の底抜けに陽気なパワーを感じることができる。またお肉が大好きな肉食系女子にはたまらないのがシュラスコ。色んな部位が食べ放題で肉そのものの美味しさを味わうことができる。
肉食系女子(?)にはたまらない
定番のブラジル旅行に体験型アクティビティーを加えて心も体もハッピーで、あなただけの思い出を残してみてはいかがでしょうか。
<おすすめ>
ボニートのスノーケリング★★★★★ 信じられないほどの透明度の川の中で魚になって泳ごう!
イグアス滝のマクコサファリ★★★★ 滝に打たれておおはしゃぎ!イグアスでの滝での思い出も倍増!
リオでのコパカバーナビーチでの早朝ランニング ★★★ リオっ子にまじって走ってみよう♪手ぶらで!!
(2017年2月 辻理恵子)