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エリア:
- カリブ海 > キューバ > ハバナ
- 中南米 > メキシコ > メキシコシティ
- 中南米 > メキシコ > ビヤエルモーサ
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テーマ:
- 観光地
- / 世界遺産
- / 歴史・文化・芸術
今回の旅先はメキシコ&キューバ。まずはメキシコシティを目指します。成田からの直行便を利用しました。
中心部へは車で40分ほど。ジャガランタの花が出迎えてくれました。ジャガランタを初めて見てテンションは上がります。
<メキシコシティ歴史地区>
メキシコシティはアステカ帝国とスペイン植民地時代の旧跡、現代文化が融合した大都市です。
アステカ時代は湖上に浮かぶ都市で、スペイン軍の記録には「夢幻の世界はこれか・・・」と記されているほど、当時高い文明をもっていました。植民地時代はアステカ時代の建物の石材でスペイン風の町が築かれ、現在はそのエリア(ソカロ地区)が歴史地区となり現在でも重厚な建築が立ち並んでいます。
夜はマリアッチで楽しいひと時。チャロと呼ばれる衣装を身に着けた楽団の演奏を聴くことができます。
心地よい歌声と生演奏はなぜだか少しなつかしいような気になりました。
<ティオティワカン遺跡>
紀元前2世紀ごろ建造されたメキシコ最大の宗教都市国家。最盛期には20万人以上の人口がいたと推定され、繁栄を築いていましたが8世紀には滅亡してしまいました。どこに消えてしまったのか解明はされておらず、
謎は深まります。それぞれの建築物は一分の隙もなく建てられていて、高い数学、天文学の知識を操っていたと想像されます。実際登ってみても2000年前の建築とは想像できず、最近つくられたものと言われても、そうなんだ、と納得してしまいそうな素晴らしい遺跡です。
頂上では何かのパワーをもらおうと儀式(?)を行っている観光客もいました。
<パレンケ遺跡>
メキシコシティから空路拠点の町、ビジャエルモーサへ。パレンケ遺跡はさらに車で2時間。
パレンケはマヤ古典期後期を代表する遺跡でその中に神殿や宮殿が残されています。この遺跡は滅亡から約800年もの間ジャングルに埋もれていました。現在発掘されているのはその一部で、すべて発掘されるとどんな規模になるのか想像もつかないものでした。建築物の数々は、数字の7にちなんだもの(階段、扉の数など)が含まれていて、どこが7になるのか探すのも面白いかもしれません。
遺跡内には水路や運動場、スポーツの観覧席、トイレなどもあり高い生活レベルが想像されます。
また数々残されているレリーフも興味深く、古代文明にちなんだ、中国の龍、エジプト風なども残されていました。神殿を一つ一つ登るのは大変ですが、見る価値は十分あります。
まだまだ見たいところはありますが、後ろ髪を引かれつつメキシコをあとにし、カリブの真珠と言われるキューバへ。最近はアメリカとの国交正常化に向けて何かと話題です。
現地のかたは心待ちにしている様子でした。
・キューバ編
<オールドハバナとその要塞群>
旧市街はアルマス広場を中心にコロニアルな町並が立ち並んでいます。メキシコシティの歴史地区にた重厚な建物もありますが、カラフルに彩られた町並はカリビアンな雰囲気を醸し出しています。
また青い海には不似合いですがいくつかある要塞は植民地時代この地がいかに重要だったかがうかがえます。
旧市街には素敵なお店も多いので、ブラブラ散歩も楽しいものです。また町にはクラシックカーをいたるところで見かけることができますが、これは個人のタクシーなので観光客も気軽に乗ることができます。記念にドライブも一興です。
<ビニャーレス渓谷>
キューバの内陸には山脈が走り自然が豊かな国でもあります。渓谷とはいってもお椀型の山が点在している変わった景観のカルスト地形で周辺にはタバコ農園が広がっています。ビニャーレスはハバナから日帰りツアーが多いのですが、時間があれば是非1泊していただきたい。朝に現れる霧はこの渓谷を何とも言えない幻想的な世界へいざないます。今回は残念ながら霧は現れず・・・、ですが日の出から刻一刻と変わる景色もすばらしく、じっと見ていたい気持ちになりました。周辺には洞窟や大きな壁画もあり自然の多様性を楽しむことができます。
・番外編
<キューバのキャバレー>
ハバナは革命前、カリブのモンテカルロと言われラテンアメリカ最大の歓楽街でした。今でもハイレベルなライブやショーを楽しむことができます。今回はもっとも有名で最大規模のキャバレーを体験してきました。
きらびやかな衣装や迫力のあるカリビアンミュージック、素晴らしいダンスやパフォーマンスに我を忘れ、カメラのシャッターを切ってしまいました。まるで夢の世界です。
<チェ・ゲバラ>
キューバに行ったらここで是非写真を撮りたいゲバラの肖像。近年カミーロの肖像もできました。
<ヘミングウェイ>
「老人と海」のモデルとなった海、コヒマル。のんびりとした雰囲気に創作意欲を掻き立てられる気持ちが少しわかるような気がします。ここでゆっくり過ごしてみたいものです。
ラテンのまぶしい太陽を浴びて心身が健康になった気がした今回の旅。メキシコもキューバもこれから注目のディスティネーションです。今度はスペイン語を勉強して再度訪れたいと心から思ったのでした。
おすすめ度
メキシコシティ歴史地区 ★★★★
ティオティワカン遺跡 ★★★★
パレンケ遺跡 ★★★★★
ハバナ旧市街 ★★★★★
ビニャーレス渓谷 ★★★★
(2015年3月 平田真美)
中心部へは車で40分ほど。ジャガランタの花が出迎えてくれました。ジャガランタを初めて見てテンションは上がります。
<メキシコシティ歴史地区>
メキシコシティはアステカ帝国とスペイン植民地時代の旧跡、現代文化が融合した大都市です。
アステカ時代は湖上に浮かぶ都市で、スペイン軍の記録には「夢幻の世界はこれか・・・」と記されているほど、当時高い文明をもっていました。植民地時代はアステカ時代の建物の石材でスペイン風の町が築かれ、現在はそのエリア(ソカロ地区)が歴史地区となり現在でも重厚な建築が立ち並んでいます。
ベジャス・アルテス宮殿
カテドラル
国立宮殿
カテドラル奥にあるアステカ時代の遺跡
三文化広場 アステカ、中世、現代の建物が一度に見える
夜はマリアッチで楽しいひと時。チャロと呼ばれる衣装を身に着けた楽団の演奏を聴くことができます。
心地よい歌声と生演奏はなぜだか少しなつかしいような気になりました。
<ティオティワカン遺跡>
紀元前2世紀ごろ建造されたメキシコ最大の宗教都市国家。最盛期には20万人以上の人口がいたと推定され、繁栄を築いていましたが8世紀には滅亡してしまいました。どこに消えてしまったのか解明はされておらず、
謎は深まります。それぞれの建築物は一分の隙もなく建てられていて、高い数学、天文学の知識を操っていたと想像されます。実際登ってみても2000年前の建築とは想像できず、最近つくられたものと言われても、そうなんだ、と納得してしまいそうな素晴らしい遺跡です。
頂上では何かのパワーをもらおうと儀式(?)を行っている観光客もいました。
太陽のピラミッド
階段の傾斜
太陽のピラミッド頂上にて
死者の道と月のピラミッド
<パレンケ遺跡>
メキシコシティから空路拠点の町、ビジャエルモーサへ。パレンケ遺跡はさらに車で2時間。
パレンケはマヤ古典期後期を代表する遺跡でその中に神殿や宮殿が残されています。この遺跡は滅亡から約800年もの間ジャングルに埋もれていました。現在発掘されているのはその一部で、すべて発掘されるとどんな規模になるのか想像もつかないものでした。建築物の数々は、数字の7にちなんだもの(階段、扉の数など)が含まれていて、どこが7になるのか探すのも面白いかもしれません。
遺跡内には水路や運動場、スポーツの観覧席、トイレなどもあり高い生活レベルが想像されます。
また数々残されているレリーフも興味深く、古代文明にちなんだ、中国の龍、エジプト風なども残されていました。神殿を一つ一つ登るのは大変ですが、見る価値は十分あります。
頭蓋骨の神殿のレリーフ
宮殿跡
発掘前と発掘後
太陽の神殿
十字架の神殿からの眺め
エジプト風レリーフ
レリーフを元にした手書きのお土産
古代人風の衣装を着た売り子さん
まだまだ見たいところはありますが、後ろ髪を引かれつつメキシコをあとにし、カリブの真珠と言われるキューバへ。最近はアメリカとの国交正常化に向けて何かと話題です。
現地のかたは心待ちにしている様子でした。
・キューバ編
<オールドハバナとその要塞群>
旧市街はアルマス広場を中心にコロニアルな町並が立ち並んでいます。メキシコシティの歴史地区にた重厚な建物もありますが、カラフルに彩られた町並はカリビアンな雰囲気を醸し出しています。
旧国会議事堂
劇場
ホテル アンボスムンドス
アルマス広場の古本市
また青い海には不似合いですがいくつかある要塞は植民地時代この地がいかに重要だったかがうかがえます。
旧市街には素敵なお店も多いので、ブラブラ散歩も楽しいものです。また町にはクラシックカーをいたるところで見かけることができますが、これは個人のタクシーなので観光客も気軽に乗ることができます。記念にドライブも一興です。
モロ要塞
要塞から市内の眺め
当時の兵士風
クラシックカーいろいろ
かわいい看板の数々
<ビニャーレス渓谷>
キューバの内陸には山脈が走り自然が豊かな国でもあります。渓谷とはいってもお椀型の山が点在している変わった景観のカルスト地形で周辺にはタバコ農園が広がっています。ビニャーレスはハバナから日帰りツアーが多いのですが、時間があれば是非1泊していただきたい。朝に現れる霧はこの渓谷を何とも言えない幻想的な世界へいざないます。今回は残念ながら霧は現れず・・・、ですが日の出から刻一刻と変わる景色もすばらしく、じっと見ていたい気持ちになりました。周辺には洞窟や大きな壁画もあり自然の多様性を楽しむことができます。
ビニャーレス渓谷(日中)
ビニャーレス渓谷(早朝)
タバコ小屋
インディオ洞窟
ムラル壁画
タバコ小屋ととっくりヤシ
・番外編
<キューバのキャバレー>
ハバナは革命前、カリブのモンテカルロと言われラテンアメリカ最大の歓楽街でした。今でもハイレベルなライブやショーを楽しむことができます。今回はもっとも有名で最大規模のキャバレーを体験してきました。
きらびやかな衣装や迫力のあるカリビアンミュージック、素晴らしいダンスやパフォーマンスに我を忘れ、カメラのシャッターを切ってしまいました。まるで夢の世界です。
魅惑のトロピカーナショー
<チェ・ゲバラ>
キューバに行ったらここで是非写真を撮りたいゲバラの肖像。近年カミーロの肖像もできました。
<ヘミングウェイ>
「老人と海」のモデルとなった海、コヒマル。のんびりとした雰囲気に創作意欲を掻き立てられる気持ちが少しわかるような気がします。ここでゆっくり過ごしてみたいものです。
ラテンのまぶしい太陽を浴びて心身が健康になった気がした今回の旅。メキシコもキューバもこれから注目のディスティネーションです。今度はスペイン語を勉強して再度訪れたいと心から思ったのでした。
おすすめ度
メキシコシティ歴史地区 ★★★★
ティオティワカン遺跡 ★★★★
パレンケ遺跡 ★★★★★
ハバナ旧市街 ★★★★★
ビニャーレス渓谷 ★★★★
(2015年3月 平田真美)