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エリア:
- アジア > 台湾 > 台北(タイペイ)
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テーマ:
- グルメ
8日間ほど東京出張に行っておりました。そのせいでちょっと時間が空いてしまいましたが、前回少し触れた「杭州小籠湯包」をご紹介したいと思います。
台北で小籠包(シャオロンパオ/ショウロンポー)と言えば、やはり「鼎泰豊(ディンタイフォン)」が有名です。最近では日本を始めとして世界中に出店いることもあり、超有名店でして、私も日本から知人やお客様が来ると連れて行くお店です。しかし、超有名であるため、お店の前はいつも長蛇の列、加えて台湾の物価から考えると値段がやや高めでして頻繁には使いづらい。特に地元の台湾人に言わせれば、「あそこは外国人が行くお店で地元の人間は行かない」という位置づけのようです。かく言う友人に、「では地元の人はどこに行くの?」と訊いて教えてもらったのがこの店です。鼎泰豊のある永康街(ヨンカンジエ)近辺には、鼎泰豊で修行してから独立/開店したお店がいくつかあり、その中でも有名なのが、今日ご紹介する「杭州小籠湯包」と言うわけです。
場所は前回ご紹介した「中正紀念堂」のすぐ裏側にあります。
もともとの「杭州本店」と、新しい「杭州一店」があるのですが、今日は「杭州一店」にお邪魔しました。
表の看板はこんな感じ↓です。
こんな看板もあります↓。
「鼎泰豊の実力、三六九(有名な別のレストラン)の味、道端の屋台の価格」という意味です。「鼎泰豊で培った実力を屋台の値段で」とは何ともわかりやすい(笑)。こういうのを堂々を看板にしてしまうのが台湾人の強さですかね。
まずはやはり看板MENUの小籠湯包(シャオロンタンパオ:しょうろんぽう)【90元/約270円】。
写真からも想像がつきますが、一口噛むと、中からたっぷりのスープが溢れ出てきます。幸せの味です(笑)。こちらでは、ただの小籠包ではなく、小籠湯包として多くの店で売られているのですが、スープたっぷりですからまさに納得。これをこんな感じで、酢醤油にたっぷりの針生姜と合わせていただくわけです↓。
針生姜は、薬味コーナーに山盛りにしてあって食べ放題になっていますので、貧乏性の私には嬉しい限り。味は、若干鼎泰豊のほうが繊細で万人受けしそうな気がしますが、それほど負けているとは思えません。しかし、鼎泰豊のショウロンポーは一皿180元ですから、こちらはなんと半額!です。
続いて私の一番のお奨めである、蝦仁焼売(シャーレンサオマイ:えびシュウマイ)【130元/約390元】↓。
えびのプリプリ感がたまりません。鼎泰豊だとなんと310元もしますので、これは本当にお買い得です。
サイドMENUもそれなりにいけます。
今回は、元盅鶏湯(ユエンジュンヂータン:鶏スープ)【80元/約240元】を頼みました↓。
鶏の出汁が大量に出ているどろっとしたスープでして、若干臭みが気になりますが、私は好きですね。女性にはちょっとキツイかも。
続いて、「蒸高麗菜(ジュンガオリーツァイ/蒸しキャベツ)」【100元/約300円】↓
まあキャベツを出し汁で蒸しただけの簡単なものですが、量が多く、それなりに楽しめます。
最後にデザートとして、「奶皇包」(ナイホワンバオ/クリームまん)【70元/約210円】↓を頼みました。
妻が頼んだもので馬鹿にしていたのですが、なかなかどうして侮れません。中身はこんな感じ↓です。
ふかふかのまんじゅうの中に、濃厚なクリームが入っていて、かなりのパンチ力があります。
夫婦二人でしたのでこれだけ食べるとお腹いっぱいです。お会計は税/サービス料込みで、なんと510元(約1500円)。確かに鼎泰豊の料理は全て繊細で、特にサイドMENUのチャーハンや鶏スープなんかは絶品ですので比較しずらいのですが、価格は倍以上してしまいます。それでも日本に比べれば遥かに安いのですが、財布の感覚が台湾人化しつつある私には、コストパフォーマンスでこちらの勝ちかな、なんて気もします。
ちなみに店内の様子はこんな感じ↓。
新しい「「杭州一店」のほうは台湾ではちょっとモダンな食堂の感じですが、中正記念堂にそって杭州南路を少し歩いたところにある本店のほうは、より「屋台然」とした、こんな↓感じです。
帰途に前を通ったのですが、こちらはボロいくせに、新店以上の繁盛のようでした。よりディープに台湾らしさを味わいたい、という方にはこちらのほうがお奨めかもしれませんね。
二人でわずか1500円でおいしいものをお腹一杯食べられることこそ、台湾の生活での一番のメリットであると、この店に行く度に感じております。
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杭州小籠湯包(こうしゅうしゃおろんたんぱお) (杭州一店)
お奨め度:4(5点満点):(料理4/5 雰囲気3/5 価格5/5)
*お奨め度は、こちらの日本人生活者の視点で記しています。価格に見合った料理/雰囲気という点を重視していますので、旅行者の視点となるとまた別の評価になると考えています。
電話:02-2393-5875
住所:台北市杭州南路2段53之5号
台北で小籠包(シャオロンパオ/ショウロンポー)と言えば、やはり「鼎泰豊(ディンタイフォン)」が有名です。最近では日本を始めとして世界中に出店いることもあり、超有名店でして、私も日本から知人やお客様が来ると連れて行くお店です。しかし、超有名であるため、お店の前はいつも長蛇の列、加えて台湾の物価から考えると値段がやや高めでして頻繁には使いづらい。特に地元の台湾人に言わせれば、「あそこは外国人が行くお店で地元の人間は行かない」という位置づけのようです。かく言う友人に、「では地元の人はどこに行くの?」と訊いて教えてもらったのがこの店です。鼎泰豊のある永康街(ヨンカンジエ)近辺には、鼎泰豊で修行してから独立/開店したお店がいくつかあり、その中でも有名なのが、今日ご紹介する「杭州小籠湯包」と言うわけです。
場所は前回ご紹介した「中正紀念堂」のすぐ裏側にあります。
もともとの「杭州本店」と、新しい「杭州一店」があるのですが、今日は「杭州一店」にお邪魔しました。
表の看板はこんな感じ↓です。
こんな看板もあります↓。
「鼎泰豊の実力、三六九(有名な別のレストラン)の味、道端の屋台の価格」という意味です。「鼎泰豊で培った実力を屋台の値段で」とは何ともわかりやすい(笑)。こういうのを堂々を看板にしてしまうのが台湾人の強さですかね。
まずはやはり看板MENUの小籠湯包(シャオロンタンパオ:しょうろんぽう)【90元/約270円】。
写真からも想像がつきますが、一口噛むと、中からたっぷりのスープが溢れ出てきます。幸せの味です(笑)。こちらでは、ただの小籠包ではなく、小籠湯包として多くの店で売られているのですが、スープたっぷりですからまさに納得。これをこんな感じで、酢醤油にたっぷりの針生姜と合わせていただくわけです↓。
針生姜は、薬味コーナーに山盛りにしてあって食べ放題になっていますので、貧乏性の私には嬉しい限り。味は、若干鼎泰豊のほうが繊細で万人受けしそうな気がしますが、それほど負けているとは思えません。しかし、鼎泰豊のショウロンポーは一皿180元ですから、こちらはなんと半額!です。
続いて私の一番のお奨めである、蝦仁焼売(シャーレンサオマイ:えびシュウマイ)【130元/約390元】↓。
えびのプリプリ感がたまりません。鼎泰豊だとなんと310元もしますので、これは本当にお買い得です。
サイドMENUもそれなりにいけます。
今回は、元盅鶏湯(ユエンジュンヂータン:鶏スープ)【80元/約240元】を頼みました↓。
鶏の出汁が大量に出ているどろっとしたスープでして、若干臭みが気になりますが、私は好きですね。女性にはちょっとキツイかも。
続いて、「蒸高麗菜(ジュンガオリーツァイ/蒸しキャベツ)」【100元/約300円】↓
まあキャベツを出し汁で蒸しただけの簡単なものですが、量が多く、それなりに楽しめます。
最後にデザートとして、「奶皇包」(ナイホワンバオ/クリームまん)【70元/約210円】↓を頼みました。
妻が頼んだもので馬鹿にしていたのですが、なかなかどうして侮れません。中身はこんな感じ↓です。
ふかふかのまんじゅうの中に、濃厚なクリームが入っていて、かなりのパンチ力があります。
夫婦二人でしたのでこれだけ食べるとお腹いっぱいです。お会計は税/サービス料込みで、なんと510元(約1500円)。確かに鼎泰豊の料理は全て繊細で、特にサイドMENUのチャーハンや鶏スープなんかは絶品ですので比較しずらいのですが、価格は倍以上してしまいます。それでも日本に比べれば遥かに安いのですが、財布の感覚が台湾人化しつつある私には、コストパフォーマンスでこちらの勝ちかな、なんて気もします。
ちなみに店内の様子はこんな感じ↓。
新しい「「杭州一店」のほうは台湾ではちょっとモダンな食堂の感じですが、中正記念堂にそって杭州南路を少し歩いたところにある本店のほうは、より「屋台然」とした、こんな↓感じです。
帰途に前を通ったのですが、こちらはボロいくせに、新店以上の繁盛のようでした。よりディープに台湾らしさを味わいたい、という方にはこちらのほうがお奨めかもしれませんね。
二人でわずか1500円でおいしいものをお腹一杯食べられることこそ、台湾の生活での一番のメリットであると、この店に行く度に感じております。
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杭州小籠湯包(こうしゅうしゃおろんたんぱお) (杭州一店)
お奨め度:4(5点満点):(料理4/5 雰囲気3/5 価格5/5)
*お奨め度は、こちらの日本人生活者の視点で記しています。価格に見合った料理/雰囲気という点を重視していますので、旅行者の視点となるとまた別の評価になると考えています。
電話:02-2393-5875
住所:台北市杭州南路2段53之5号
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