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エリア:
- ヨーロッパ > フランス > フランスその他の都市
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テーマ:
- 観光地
- / 街中・建物・景色
- / 歴史・文化・芸術
フランスのグランドキャニオンと言われるヴェルドン渓谷のすぐ北に、「フランスの美しい村」のひとつ、ムスティエ・サン・マリーがある。

近くにはローマ遺跡のある街もあるが、この町の確かな起源は西暦454年にマキシムス司教がやってきて小さな庵と礼拝堂をつくった事にあるとされる。
旧市街中心の広場から見上げると、険しい山が深く切れ込んだところに滝が流れ落ちていて、その傍らに当時の遺構の残るというノートルダム・ド・ボーボワール教会が見えている。

谷を渡して220mの長さの鎖が渡され、そこに金色の星が吊り下げられているのが見えるだろうか。

この鎖にまつわる伝説★
十字軍に行ったこの町出身の騎士が聖地で異教徒に囚われた。「無事に故郷へ帰れたなら聖母マリアに星を捧げる」と誓いを立て、それが実行されたというもの。これは19世紀末のプロバンス作家ミストラルが書いて知られるようになったのだが。
星を拡大してみよう

大きさは1メートル17センチ。現在のモノは1954年に前のものが老朽化したのを機につくりなおされた。はじめのはじめがいつだったのかは、分からない。
だが、街の紋章になっているのだから、相当に古い時代からあるものなのだろう。

街全体の絵地図、一番上に星が画かれている。

車が止められるところからしばらく歩いて旧市街へ

村の真ん中を流れ落ちてくる川を渡り、中心の広場へ。

公共洗濯場はきっと百年ぐらい前までは現役だっただろう

この鐘楼は12世紀のものとされるが、1970年代の改修の際に8世紀の部分がみつかったと現地の本に解説されていた。

5世紀に隠者の住んだ後に修道院が出来、この町の名前の由来はそれに由来する。しかし中世の時代に何度も異民族の侵入で破壊されたので、正確な歴史はわからない。
●今日のお昼ごはん。カモのテリーヌ

三種類のファルシ

昼食の後、はるか上に見えたノートルダム・ド・ボーボワール教会へ登って行こう。今日の青空ならきっと美しい景色が見晴らせるだろう。
谷の川を渡る古い橋

曲がりながら続いていく道

かなり急

教会への入り口がみえた

入口横には古い時代の居住跡と見える穴もあった

ポータル入口の木製彫刻は15世紀末のものだとか

美しいロマネスクのアーチが迎えてくれる

近くにはローマ遺跡のある街もあるが、この町の確かな起源は西暦454年にマキシムス司教がやってきて小さな庵と礼拝堂をつくった事にあるとされる。
旧市街中心の広場から見上げると、険しい山が深く切れ込んだところに滝が流れ落ちていて、その傍らに当時の遺構の残るというノートルダム・ド・ボーボワール教会が見えている。

谷を渡して220mの長さの鎖が渡され、そこに金色の星が吊り下げられているのが見えるだろうか。

この鎖にまつわる伝説★
十字軍に行ったこの町出身の騎士が聖地で異教徒に囚われた。「無事に故郷へ帰れたなら聖母マリアに星を捧げる」と誓いを立て、それが実行されたというもの。これは19世紀末のプロバンス作家ミストラルが書いて知られるようになったのだが。
星を拡大してみよう

大きさは1メートル17センチ。現在のモノは1954年に前のものが老朽化したのを機につくりなおされた。はじめのはじめがいつだったのかは、分からない。
だが、街の紋章になっているのだから、相当に古い時代からあるものなのだろう。

街全体の絵地図、一番上に星が画かれている。

車が止められるところからしばらく歩いて旧市街へ

村の真ん中を流れ落ちてくる川を渡り、中心の広場へ。

公共洗濯場はきっと百年ぐらい前までは現役だっただろう

この鐘楼は12世紀のものとされるが、1970年代の改修の際に8世紀の部分がみつかったと現地の本に解説されていた。

5世紀に隠者の住んだ後に修道院が出来、この町の名前の由来はそれに由来する。しかし中世の時代に何度も異民族の侵入で破壊されたので、正確な歴史はわからない。
●今日のお昼ごはん。カモのテリーヌ

三種類のファルシ

昼食の後、はるか上に見えたノートルダム・ド・ボーボワール教会へ登って行こう。今日の青空ならきっと美しい景色が見晴らせるだろう。
谷の川を渡る古い橋

曲がりながら続いていく道

かなり急

教会への入り口がみえた

入口横には古い時代の居住跡と見える穴もあった

ポータル入口の木製彫刻は15世紀末のものだとか

美しいロマネスクのアーチが迎えてくれる
