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旅倶楽部「こま通信」

~旅するように生きていこう~

旅倶楽部「こま通信」
旅するように生きていこう!
プロフィール

ニックネーム:
こまつうしん
居住地:
埼玉県
性別:
男性
年代:
60代
会社名:
旅倶楽部 こま通信
会社英字名:
会社所在地:
埼玉県
業種:
旅行業
自己紹介:
旅倶楽部「こま通信」代表

これまで三千日以上を旅してきて、より良い旅の為に《手造の旅》をはじめました。メンバーからの要望によって、一生モノの旅をつくっていきます。

《手造の旅》のご希望がありましたらご連絡ください。
komatsusin2@gmail.com

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記事一覧

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花
ドゥワリカホテル「クリシュナルパン」にて本格ネパール料理
エリア:
  • アジア>ネパール
テーマ:街中・建物・景色 ホテル・宿泊 グルメ 
投稿日:2010/12/12 17:34
コメント(0)
カトマンズ市内の喧騒は、このレストランのあるドゥワリカホテルの門をくぐったとたんにぴたりと止む。まさに、別世界が待っている。
クリシュナルパンの庭・建物
これらの建物は伝統的なネワール様式で、特にそこにはめこまれた木彫りは設立者のドゥワリカ・ダス・シュレスタ氏が1970年代から収集していたものだった。当時これらのものは朽ちはててゆくのを放置されていた。
すばらしい窓枠装飾
最も古いものは13世紀というこれらの木彫。しかし、ただ集めたものを建物にはめ込むだけでこれだけのものは完成しない。現代のコンクリートの建物に木彫をはめ込むわけにはいかない。

ドゥワリカ氏はこれら木彫がはめ込まれていたかつての建物を再現しようとした。何百年も前の建築に使われていたレンガはすでに生産されなくなっていたので、わざわざ手造りで再現させたものだそうだ。

この雰囲気ある中庭を歩いていくと「クリシュナルパン」レストランが見えてくる。レストランの雰囲気
靴を脱いで板の間にあがり、座椅子のように腰掛ける。アジア風の食卓で落ち着いた雰囲気。

テーブルにはそのゲストそれぞれの名前と品書きを入れたメニューカードが置かれている。
ひとりひとり用メニュー

食器の中に見慣れない葉っぱのかたちの小皿があった。食べ物がくると、クリシュナ神の為に少量だけ取り分けて捧げおく。これを店の名前「クリシュナルパン」と呼ぶのだ。
神の分

前菜
左はレンズマメをハーブとあわせたもの。下はお米なのだが、クリスピーな食感で周囲の「おかず」とあわせて楽しむ。右はマイルドなカレー味
前菜もりあわせ

アチャール(漬物)
左はプラム、確かに梅干のような味わいもかんじられる。
右はコロハ、薬の原料になるのがわかる味
アチャール

タルカリ(野菜)スープ
タルカリ・スープ
大豆を主体にした甘くないお汁粉のようなスープは他のところでも飲んだことがあったが、こちらは各種スパイスで上手に味付けしてある。

チャタマリ(ツァタマリ)
ツァタマリ
ネパール風ライス・クレープと説明してあったが、それでは想像つきますまい味。中身は鶏肉の身をマヨネーズ風味にしてあった。

モモ(餃子)は特製のたれ(トマト、玉ねぎ、ヨーグルト、しょうが・にんにく、ターメリック、チリパウダーなど入り)にて
モモ

おなじみダールバートももちろん
ダールバート

ビールはゴルカ
ゴルカビール

これにデザートのさつまいもプリンがでてきて全6コース。ここではいちばん簡単なコース。最大は全22コースまであった。

最後にお土産の手造りレンガを手渡してくれる。
手造りのレンガ
この絵柄はひとつひとつ違う。

ネワールの文化を守ろうとしたドゥワリカ氏が復興させた手造りレンガである。ドゥワリカ氏は1992年に他界したが、今はその娘が後を継ぎ、このホテルとレストランを仕切っている。

入り口には、かつての皇子ディペンドラが来店した際に、彼女と写っている写真が掲げられていた。※king王と書かれているが、2001年の「あの王宮の事件」の後、瀕死のまま王弟ギャネンドラに即位させられた、とされているからである。
ドゥワリカ婦人

パタンのダルバール広場
パタンに八つの不思議が起こる時
エリア:
  • アジア>ネパール
テーマ:街中・建物・景色 世界遺産 歴史・文化・芸術 
投稿日:2010/12/10 10:26
コメント(0)
カトマンズ盆地の美しい世界遺産都市のひとつパタン。その王宮には今でも伝説が生きている。
17世紀はじめの王がいつ帰ってきてもよいように、ベッドメイクが毎日行われているのだとか。右側の建物がその王宮。そこへ向かって建てられた石の柱がみつかるだろうか。
パタンのダルバール広場
柱の上には合掌する17世紀の王の姿がある。
シッディ・ナラシンハ・マッラ王
シッディ・ナラシンハ・マッラ王(在位1618〜1661年)
日本なら徳川家光の治世の頃、この王は信仰厚い良き王としてパタンを統治していた。カトマンズとは別の王朝としてこの王宮を建築スタートした。
パタン王宮
黄金で飾られた窓から顔をだされていたそうな。

王宮に面して建築したクリシュナ・マンディール寺院は創建当時21の黄金の針が立っていたとか、今でも精緻な石の彫刻が見られる。
クリシュナ・マンディールの彫刻

貧しき人人の為には当時で二千四百人を収容できる住宅を建設。母の為には今もパタン動物園の中にある池と邸宅を。

国民の信望を集めていた王はしかし、四十年以上の治世の後、自ら巡礼へ旅立つ決心をした。

彼がいつ戻っていいように、王宮では毎日ベッドメイクが続けられる、王朝がかわり、2008年には王制自体が廃止された今日に至っても…。

王は言い置いていた、パタンに八つの不思議が起こるときが来るだろう・・・
それは
?王の坐像の後ろにとまっている鳥がさえずる
?王の合掌した手が開き、そこに鳥が巣をつくる

?石の象が歩き出す
パタンの象
?こま犬が鳴く
こま犬?
?あずまやの軒下から黄金が降ってくる
パタンのあずまや
?ヒティ(共用井戸)からミルクが出る
?(今は失われた)石の鉄砲が火を噴く
ヒティ
?ガルーダが金の卵を産む
ガルーダ

そうして、私は自分が死んだ事を皆に知らせるだろう。

マリーゴールド
ポカラのライチ・ガーデン
エリア:
  • アジア>ネパール>ポカラ
テーマ:ビーチ・島 ホテル・宿泊 グルメ 
投稿日:2010/12/06 09:47
コメント(0)
安いペンションが並ぶペワ湖の通りから離れ、対岸にあるホテル・レストラン「ライチ・ガーデン」での昼食へ。湖の向こうに連なるヒマラヤを眺めながら午後のひと時を。
眺め

湖を渡るのにレストラン専用の渡し舟があるのだが、これがちょっとかわっている。人力・足こぎペダルボートだが、二人力にて十人を運ぶように作られているのだ。「ちょっとお手伝い」と座ってみる方もあったが、かなりたいへん。※向かって左のホテル・レストランのスタッフはいつものキツイお仕事に笑ってはおられますまい。
足こぎボート

到着するとマリーゴールドの花をひとつ手渡して・・・
マリーゴールド
ティカ(額の真ん中に赤くしるしを入れる)をつけてお出迎え。テントの後ろになるが、対岸にアンナプルナ山群が見えている。
ティカでお出迎え

ウェルカム・ドリンクはなるほどライチ・ジュース
ビールは「ネパールアイス」を。ラベルはネパールらしくエベレストの図柄。
ネパールアイスビール

カボチャのスープはにんにくと香辛料入り
かぼちゃにんにくスープ


メインには川魚のグリル。泥臭さを上手にけしてありました
淡水魚グリル

デザートと共にマサラ・ティー
マサラ・ティー

もともとここに土地を持っていた地元の人がはじめたレストラン。敷地にたくさん生えているライチの木も中国南部原産というから、もとからあったものかもしれませぬ。
ライチの木

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