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- ガウディのバッリョ邸
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エリア:
- ヨーロッパ>スペイン>バルセロナ
- テーマ:街中・建物・景色 世界遺産 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2010/11/13 21:34
- コメント(0)
入場料ユーロ17.80は安くない。しかし、その価値を充分に感じさせてくれるバッリョ邸(日本の解説書の多くはバトリョ邸となっているが、現地の発音により近く表記いたします)。
入り口から二階への階段からすでに幻想的。

暖炉はまるできのこの様。

この建物が面するグラシア大通りは1877年ごろには建物が出来ていた。
バッリョ家は1900年に所有する事になり、1904年になってガウディに増改築を注文した。「はじめからガウディの設計になるものに比べて彼の個性が現れていないのでは?」いえいえ、むしろ人の器を使ったほうが個性が生きているように思われる。

この十字架と煙突の林立する空間は、ガウディの付け加えた五階部分の上にあたる。周辺の建物からアタマひとつ飛び出し、確実に違法建築なのだが、市に顔のきくバッリョ家が認可を出させたそうな。

お客が集まり人々が集う二階のサロン。道行く人々を眺め、また屋内の人も外から見られるショーケースである。

天井のこの渦巻きは巨大な目の様。

もう一階上の家族用居間の天井。

最上階は使用人たちが洗濯を干す為の乾燥室なのだが、ここにも圧倒的なガウディ的空間を見ることができる。

★光の井戸
地上階まで自然光を建物内に導く空間が貫かれている。

一見上部から下まで同じ色のタイルで装飾されているように感じさせるが、実は違う、近寄って見よう。

グラデーションのように見えるだろう。もっと近づいて見る。
上部の青色が濃く、下に行くほど白が多く使われているのがわかる。

これは、上部の方が自然光の白さを多く反射させて見えるのでより濃い色にしてあるという事。このグラデーションがあってはじめて、下から見上げた時に均質な青色が見上げられる※邸内の日本語音声ガイドによる。
その結果、なんだか水の中にいるような気分だということで、エレベーターのガラスもこんな水中の雰囲気になっているのだった。

日本語音声ガイドも充実していて、€17.80は見終わった後なら充分価値を感じさせてくれる場所であった。充分見学の時間を取れる時に訪問いたしましょう。
入り口から二階への階段からすでに幻想的。

暖炉はまるできのこの様。

この建物が面するグラシア大通りは1877年ごろには建物が出来ていた。
バッリョ家は1900年に所有する事になり、1904年になってガウディに増改築を注文した。「はじめからガウディの設計になるものに比べて彼の個性が現れていないのでは?」いえいえ、むしろ人の器を使ったほうが個性が生きているように思われる。

この十字架と煙突の林立する空間は、ガウディの付け加えた五階部分の上にあたる。周辺の建物からアタマひとつ飛び出し、確実に違法建築なのだが、市に顔のきくバッリョ家が認可を出させたそうな。

お客が集まり人々が集う二階のサロン。道行く人々を眺め、また屋内の人も外から見られるショーケースである。

天井のこの渦巻きは巨大な目の様。

もう一階上の家族用居間の天井。

最上階は使用人たちが洗濯を干す為の乾燥室なのだが、ここにも圧倒的なガウディ的空間を見ることができる。

★光の井戸
地上階まで自然光を建物内に導く空間が貫かれている。

一見上部から下まで同じ色のタイルで装飾されているように感じさせるが、実は違う、近寄って見よう。

グラデーションのように見えるだろう。もっと近づいて見る。
上部の青色が濃く、下に行くほど白が多く使われているのがわかる。

これは、上部の方が自然光の白さを多く反射させて見えるのでより濃い色にしてあるという事。このグラデーションがあってはじめて、下から見上げた時に均質な青色が見上げられる※邸内の日本語音声ガイドによる。
その結果、なんだか水の中にいるような気分だということで、エレベーターのガラスもこんな水中の雰囲気になっているのだった。

日本語音声ガイドも充実していて、€17.80は見終わった後なら充分価値を感じさせてくれる場所であった。充分見学の時間を取れる時に訪問いたしましょう。

- トレド大聖堂の天井に開けられた穴
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エリア:
- ヨーロッパ>スペイン>トレド
- テーマ:街中・建物・景色 世界遺産 歴史・文化・芸術
- 投稿日:2010/11/12 03:04
- コメント(0)
スペインの教会中第一の地位を占めるトレド大聖堂。その天井には、建設後二百年を経て開けられたひとつの美しい穴がある。

大聖堂の屋根が完成したのは1493年とされている。まさにコロンブスの新大陸到達の翌年の事。この穴は1721年から32年の十年をかけて開けられた。
一度出来上がった大聖堂の屋根に穴を開けるのは非常に危険な事。ゴシックアーチのバランスを破壊すれば、屋根が落ちてきかねないのだ。そんな危険を侵してまでなぜこの穴を開けたのか?
真っ暗な教会中央の祭壇。心臓部にあるサンティッシモ・サクラメント礼拝堂に外部からの光を直接取り込みたいという我がままな希望。
ミサを行う時、「そこにあたかも神の様な光が射し込むのは感動的ではないか」とディエゴ・アストルガ大司教は思ったのだろう。
この難しい工事は、バジャドリド大学のファサードを装飾して評価を上げたナルシソ・トメという31歳の建築家に発注された。
バロック・ロココの派手な装飾だけでなく、建築的に難しい工事は十年の歳月をかけて完成。この作品「エル・トランスパレンテ」は、後世の我々にナルシソ・トメの代表作として記憶される事になったのである。

天井から落ちてきた光はこの複雑な装飾を通過して裏側の礼拝堂に届いているそうな。(我々は入る事ができませぬ)
彼以前にあったゴシック・ルネサンス風の壁に、バロックの「エル・トランスパルテ」が喰い込む如く接合されている。

我がままな、しかしなかなか効果的な大聖堂改造を注文した大司教ディエゴ・アストルガは、この「エル・トランスパルテ」のすぐ足元に葬られている。

大聖堂の屋根が完成したのは1493年とされている。まさにコロンブスの新大陸到達の翌年の事。この穴は1721年から32年の十年をかけて開けられた。
一度出来上がった大聖堂の屋根に穴を開けるのは非常に危険な事。ゴシックアーチのバランスを破壊すれば、屋根が落ちてきかねないのだ。そんな危険を侵してまでなぜこの穴を開けたのか?
真っ暗な教会中央の祭壇。心臓部にあるサンティッシモ・サクラメント礼拝堂に外部からの光を直接取り込みたいという我がままな希望。
ミサを行う時、「そこにあたかも神の様な光が射し込むのは感動的ではないか」とディエゴ・アストルガ大司教は思ったのだろう。
この難しい工事は、バジャドリド大学のファサードを装飾して評価を上げたナルシソ・トメという31歳の建築家に発注された。
バロック・ロココの派手な装飾だけでなく、建築的に難しい工事は十年の歳月をかけて完成。この作品「エル・トランスパレンテ」は、後世の我々にナルシソ・トメの代表作として記憶される事になったのである。

天井から落ちてきた光はこの複雑な装飾を通過して裏側の礼拝堂に届いているそうな。(我々は入る事ができませぬ)
彼以前にあったゴシック・ルネサンス風の壁に、バロックの「エル・トランスパルテ」が喰い込む如く接合されている。

我がままな、しかしなかなか効果的な大聖堂改造を注文した大司教ディエゴ・アストルガは、この「エル・トランスパルテ」のすぐ足元に葬られている。

- ベネディクト法皇バルセロナ訪問
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エリア:
- ヨーロッパ>スペイン>バルセロナ
- テーマ:お祭り・イベント
- 投稿日:2010/11/08 12:27
- コメント(0)
● 2010年11月7日、バルセロナの聖家族教会は本当の意味で「教会」となった。これまでは実質工事現場にすぎなかった場所を、ローマ法王ベネディクト16世が教会として献堂(神に捧げる)式を行ったからである。
カソリック大国スペインにおいてローマ法王が訪れるというのは大変なイベント。
聖堂はこの日九千人が参列したそうだが、屋外にも四万席以上の椅子が並べられ、たくさん設置されたスクリーン越しに世紀のミサに参加した。
この日、バルセロナ観光をしていた我々にとってこれはいつもの観光が出来ない事を意味する。 聖家族教会には入場どころか、近づく事さえできない。下はこの日の聖家族教会周辺の道路封鎖地図。観光に同行してくれた地元のガイドさんが作成してくれた。

入場できなくても、この世紀の日にバルセロナに居合わせるのであれば、雰囲気だけでも感じたい。そう思って、聖堂の塔が見られるサン・パウ病院(ここも世界遺産指定)までバスを近づけてみた。
すると、おお、スクリーンではいましもミサを行っているベネディクト法皇の姿が映っているではないか。中南米をはじめ各国からやってきた多くのカソリック信者達も熱心に見入っている。

午後三時前、やっと封鎖線が解かれた。地下鉄も無事停車するようになったので、聖家族教会駅で降りたてみた。教会周辺にはまだまだたくさんのカソリック団体が旗をなびかせ、歌をうたいながら歩いている。
そこで売られていた法皇ブロマイド、買いました。
はめ込み合成一ユーロ(笑)
カソリック大国スペインにおいてローマ法王が訪れるというのは大変なイベント。
聖堂はこの日九千人が参列したそうだが、屋外にも四万席以上の椅子が並べられ、たくさん設置されたスクリーン越しに世紀のミサに参加した。
この日、バルセロナ観光をしていた我々にとってこれはいつもの観光が出来ない事を意味する。 聖家族教会には入場どころか、近づく事さえできない。下はこの日の聖家族教会周辺の道路封鎖地図。観光に同行してくれた地元のガイドさんが作成してくれた。

入場できなくても、この世紀の日にバルセロナに居合わせるのであれば、雰囲気だけでも感じたい。そう思って、聖堂の塔が見られるサン・パウ病院(ここも世界遺産指定)までバスを近づけてみた。
すると、おお、スクリーンではいましもミサを行っているベネディクト法皇の姿が映っているではないか。中南米をはじめ各国からやってきた多くのカソリック信者達も熱心に見入っている。

午後三時前、やっと封鎖線が解かれた。地下鉄も無事停車するようになったので、聖家族教会駅で降りたてみた。教会周辺にはまだまだたくさんのカソリック団体が旗をなびかせ、歌をうたいながら歩いている。
そこで売られていた法皇ブロマイド、買いました。
はめ込み合成一ユーロ(笑)
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