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- スリランカ観光(観光ビザ)渡航のイロハ
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エリア:
- アジア>スリランカ>スリランカその他の都市
- テーマ:観光地 旅行準備 ホテル・宿泊
- 投稿日:2021/04/30 15:21
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スリランカは2021年1月21日より、一般入国の受け入れを再開しています。「観光ビザ」での渡航も可能となっています。
観光渡航に関して、様々な情報媒体で説明がありますが、必要滞在日数などまだまだ正確に伝わっていない部分も多くあるように感じますので、多くの方が疑問や不明瞭と思われる部分をQ&A方式で紹介していきたいと思います。
Q1. 14泊もしないとだめなの?
A1. スリランカへの渡航目的によって必要滞在日数が異なります(※下記はワクチン未接種の場合)。
●『スリランカに住む友人や知人に会いに行きたい』→最低14日間(13泊)のSafe&Secure Certificate LEVEL1ホテルの予約が必要です(14日目にホテルチェックアウトしてから会うことが可能です)。
●『ボランティアなどスリランカでフィールドワークをしたい』→最低14日間(13泊)のSafe&Secure Certificate LEVEL1ホテルの予約が必要です(14日目にホテルチェックアウトしてから自由な活動が可能です)。
●『承認観光地(APPROVED TOURIST SITES& ATTRACTIONS※)以外の場所に行きたい』→最低14日間(13泊)のSafe&Secure Certificate LEVEL1ホテルの予約が必要です(14日目にホテルチェックアウトしてから承認観光地以外の場所に行くことができます。
●『アーユルヴェーダホテルでアーユルヴェーダを受けたい』→日数制限はありません(3泊や4泊でも可能です)。但し、Safe&Secure Certificate LEVEL1のリストに入っているアーユルヴェーダホテルの予約が必要です(ホテル滞在中は承認観光地以外に行くことはできません。ホテルチェックアウト後は帰国便に合わせて空港に移動となります)。
●『リゾートホテルでのんびりすごしたい』→日数制限はありません(1泊や2泊でも可能です)。但し、Safe&Secure Certificate LEVEL1のリストに入っているホテルの予約が必要です(ホテル滞在中は承認観光地以外に行くことはできません。ホテルチェックアウト後は帰国便に合わせて空港に移動となります)。
●『世界遺産シギリヤロック※やポロンナルワ遺跡群※に行ったり、カウドゥッラ国立公園※でジープサファリをしたい』※いずれも承認観光地(APPROVED TOURIST SITES& ATTRACTIONS)→日数制限はありません(1泊や2泊でも可能です)。但し、滞在期間はSafe&Secure Certificate LEVEL1のリストに入っているホテルの予約が必要です(ホテル滞在中は承認観光地以外に行くことはできません。ホテルチェックアウト後は帰国便に合わせて空港に移動となります)。
上記をまとめると、スリランカ居住者と接点を持つ予定の方は最低13泊が必要で、ホテル滞在や承認観光地のみの滞在/観光を目的とした場合は最低宿泊日数はありません(スリランカ滞在数日間も可能)となります。
Q2. Safe&Secure Certificate LEVEL1ホテルって何?
A2. LEVEL1のホテルは政府「観光ビザ」での渡航など、観光局ルートでの渡航者専用のホテルで、COVID-19衛生ガイドラインに基づいた運営をしているホテルです。
ホテルでは、到着日のPCR検査結果が陰性の場合、プールやジム、スパなどのホテル設備を利用することが可能です。ビーチフロントホテルであればホテルのプライベートビーチに出ることも可能です。アーユルヴェーダホテルであれば、アーユルヴェーダドクターとの問診やトリートメントを受けることができます。
レベル1ホテルには、スリランカ在住者は宿泊したりレストランや宴会場の利用などで立ち入ることはできません。滞在中にスリランカ居住者が面会に訪問することもできません。
Q3. 承認観光地(APPROVED TOURIST SITES& ATTRACTIONS※)でスリランカ居住者と待ち合せや行動を共にすることは可能?
A3. いいえ。滞在14日未満の期間に承認観光地に行く場合は不可能です。
承認観光地には、
Q4. ワクチン接種をしたら渡航後の滞在条件は変わるの?
A4. はい。WHO承認のCOVID-19ワクチンを規定回数(2回接種が必要な場合は2回)接種後、かつ接種完了から2週間経過している方は、到着日のPCR検査結果が陰性の場合、2日目から行動に制限はありません。
最低1泊はSafe&Secure Certificate LEVEL1のリストに入っているホテルの予約が必要ですが、2日目以降は引き続きレベル1のホテルに滞在も可能ですし、リスト外のホテルや友人・知人の家への滞在も可能です。
ただし、ワクチン接種証明書の原本と写し(英訳)が必要です。またワクチン接種が1回、もしくは2回目の接種後2週間たっていない場合は、ワクチン未接種者とみなされます。
Q5. 海外在住のスリランカ国籍者またはスリランカの居住ビザを持っている場合はSafe&Secure Certificate LEVEL1には泊まれないの?
A5. 通常、海外在住のスリランカ国籍またはスリランカの居住ビザ保持者は、スリランカ到着後隔離検疫ホテルの滞在となります(LEVEL1ホテルとは異なります)が、Safe&Secure Certificate LEVEL1への滞在を希望する場合は、Safe&Secure Certificate LEVEL1ホテルへの滞在も可能です(要事前予約)。
ただし、観光渡航者用のガイドラインの適用ならびに遵守が求められます。実家に帰ったり、スリランカ居住者と接点を持つ予定の方は最低13泊が必要となります。現在、スリランカ帰国者やレジデンスビザ保持者向けの隔離検疫ホテルの場合は、7日間はホテル検疫で残りの7日間は自宅検疫になりますが、Safe&Secure Certificate LEVEL1での滞在の場合は13泊のホテルの予約が必要になります(自宅検疫は認められません)。
以上、疑問や不明瞭と思われる部分を取り上げてみました。下記は観光渡航の概略となります。
◆概略◆※ワクチン未接種者の場合
1. 最低宿泊制限はありません(短期観光渡航も可能)。しかし、スリランカ居住者と接点を持つ予定の方は最低13泊が必要となります。
2. 到着後、最大14日間(13泊)はSafe and Secureレベル1のホテルに滞在する必要があります(レベル1のホテルであれば、1か所でなく複数滞在が可能)。
※スリランカの滞在期間が1泊〜13泊の方は、宿泊は全てレベル1のカテゴリホテルから選択となります。
3. 上記滞在期間内にも、承認された16の観光地を訪れることが可能です。それ以外の場所への外出は不可となります(承認された観光地訪問以外、ホテル外に出ることはできません)。
4. ビザをオンライン申請時に、ビザ費用のほかに、PCR検査費用(PCRテスト1回につき40ドル)ならびに、COVID保険料(12ドル※)を支払う必要があります※1ヶ月間50,000ドルをカバー
滞在5泊未満:必要PCR検査回数1回、滞在5泊以上:必要PCR検査回数2回※
※帰国時に入国先(帰国先)や航空会社が入国前または搭乗前のPCR検査を要求している場合は、その要請内容に応じたPCR検査が必要となります。
◆観光ビザ(ETAビザ)発給条件◆
1. オンラインまたは駐日スリランカ大使館にて事前申請
2. ビザ申請時に受検回数分のPCR検査費用の支払いが完了していること
3. 必須Covid-19保険の加入料の支払いが完了していること
4. 最大14日間のSafe and Secureレベル1のホテルの予約が完了していること(最低宿泊制限はなし)
※上記は「観光ビザ」での渡航の場合のガイドラインとなっています。「ビジネスビザ」などには適用されません。
◆渡航前/入国審査◆
1. 出国の96間以内に認定医療機関にてPCR検査を受診し、陰性証明書(英語)を携帯
2. 入国時に、健康申告書(HDF: Health Declaration Form)の提出
◆◆スリランカ旅行計画◆◆
(ご注意)※現在発表のガイドラインに沿った内容になっていますが、規定は変わる場合があります。
※またホテルによっては、グループのみの受付ならびに最低宿泊制限などの規定を設けている場合があります。
1. 泊まりたいホテルから選ぶ
旅行期間が14泊以下の場合、Safe&Sacure認定ホテルのレベル1のホテルの滞在が必須となります。
現在(4/30時点)で187のホテルがレベル1として登録されています。レベル1のホテルは4,5つ星ならびにラグジュアリーホテルが多いので、ホテルへの宿泊(ホテルで過ごす)を目的とした旅も良いかもしれません。レベル1カテゴリのホテルであればホテルを変更することが可能ですので、複数のホテルに宿泊が可能です。※ホテルによっては最低宿泊制限を設けているところがあります。
2. 行きたい観光地から選ぶ
旅行期間が13泊以下の場合、現在16か所の観光地への訪問が可能になっています。そのリストから行きたい場所をピックアップして、それに合わせてその最寄りのレベル1ホテルを選ぶのがスムーズかと思います。
3. 旅行手配
観光地への移動やホテル間の移動は、各グループにつき個別の専用車が必要となります。
また、滞在が14泊以下の場合は公共交通機関は利用はできません。
観光地やホテル間移動時の食事場所ならびに、トイレ休憩場所も指定されていますので、ガイドラインを熟知している旅行会社または宿泊ホテルに依頼するのがベストです。
◆◆スリランカ旅のイメージ例(5泊6日の場合)◆◆
※記載観光地は訪問可能観光地をピックアップしていますが変わる場合があります。
1日目:
コロンボ空港到着。入国審査時に健康申請書(HDF)の提出(求められたら日本で受検したPCR検査の陰性証明の提出)、空港(または指定検査所)でのPCR検査。検査結果(陰性)が出たら、手配車(手配ガイド)と合流し、宿泊先に移動 [ダンブッラまたはシギリヤのレベル1ホテル泊]]
2日目:
遅めにホテルをチェックアウト後、ダンブッラまたはシギリヤのホテルに移動(トイレや食事休憩での下車は指定の箇所のみ) [ダンブッラまたはシギリヤのレベル1ホテル泊]
3日目:
◎世界遺産 ポロンナルワ観光
◎カウドゥッラ国立公園 ジープサファリ
ホテルに戻る [ダンブッラまたはシギリヤのレベル1ホテル泊]
4日目:
◎世界遺産 シギリヤロック観光
ホテルに戻る [ダンブッラまたはシギリヤのレベル1ホテル泊]
5日目:ホテルで2回目のPCR検査
6日目:検査結果に基づき、ホテルの担当医師よりチェックアウト許可書を受け取った後、ホテルをチェックアウトし、空港へ移動(※万が一陽性の場合はチェックアウトは認められません。症状に応じてホテル内隔離もしくは病院への移送となります)。
※あくまで一例です。ホテルによっては最低宿泊制限や最少宿泊人数を設けている場合があります。
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日程だけ見ると、今までのスリランカ旅行と変わりないように思えるかと思います。
ただ、承認観光地以外はホテルの外に出てはいけない決まりになっており、ホテルや観光地の移動間のトイレや食事休憩も、指定された場所のみとなります。またホテル滞在時も、夕食だけ外に食べに行くということもできません。
制限が多く、自由がなく窮屈に感じるかもしれませんが、本来は渡航後14日間は隔離検疫期間が課せられるところを、観光客には特例で観光や周遊ができるガイドラインになっています。
ホテルの滞在も、ホテル内のプールなどの施設は利用可能だったり、プライベートビーチがあるホテルであればビーチなど自由が与えられています。
現在日本も多くの場所で、緊急事態宣言が発されており、国内はおろか海外旅行など行ける状況ではありませんが、状況が改善して海外旅行に行きたいと思えた時、是非スリランカを選んでみてはいかがでしょうか。
また日本では、一般向けにワクチン接種はまだ始まっていませんが、夏頃までにはワクチン接種が始まるとの報道もあります。ワクチン接種後の渡航先としても是非スリランカを選んでみてください。
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- スリランカ スリランカ旅行 観光ビザ
- スリランカ観光旅行(2021年1月21日より観光入国受け入れ再開)
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エリア:
- アジア>スリランカ
- テーマ:観光地 ホテル・宿泊 世界遺産
- 投稿日:2021/01/15 14:28
- コメント(0)
現在スリランカは、一般入国の受け入れを停止しており、 現時点でスリランカに入国できるのはスリランカ国籍を持つ方と、駐在員などスリランカ政府より入国を許可された方に限っていますが、2021年1月21日より観光渡航(観光ビザ)での入国が再開します。
※但し、スリランカへの直行便であるスリランカ航空は2021年1/31まで定期運航便は全てキャンセルされています。2月のフライトについてはまだ発表がありません。再開に先立って[観光ガイドライン(Sri Lanka Tourism Safety Protocols)]が発表されています。
大まかな概略を下記に取り上げてますが、詳細は上記↑のリンク先のガイドラインを参照ください。
◆概略◆
1. 最低宿泊制限はありません(短期観光渡航も可能)。
2. 到着後、最大14日間はSafe and Secureレベル1のホテルに滞在する必要があります(レベル1のホテルであれば、1か所でなく複数滞在が可能)。
※14泊以下の滞在の場合は、宿泊は全てレベル1のカテゴリホテルから選択となります。
3. 上記滞在期間内にも、承認された14の観光地を訪れることが可能です。それ以外の場所への外出は不可(承認された観光地訪問以外、ホテル外に出ることは不可)
4. ビザをオンライン申請時に、ビザ費用のほかに、PCRテスト(滞在日数に応じてPCRテスト1回につき40ドル)ならびに、COVID保険料(12ドル※)を支払う必要があります※1ヶ月間50,000ドルをカバー
◆観光ビザ発給条件◆
1. オンラインにて事前申請
2. ビザ申請時に受検回数分のPCR検査費用の支払い(滞在日数4泊以下は1回、4-13泊は2回、14泊以上の滞在の場合は3回分)
3. Covid保健の加入(Tourismアプリからホテルの予約または航空券予約時に支払い)。
4. 最大14日間のSafe and Secureレベル1のホテルの予約証明(最低宿泊制限はなし)
※上記は「観光ビザ」での渡航の場合のガイドラインとなっています。「ビジネスビザ」などその他のビザには適用されませんので、観光ビザ以外での渡航を計画されている方は、在日本スリランカ大使館にお問合せください。
◆渡航前/入国審査◆
1. 出国の96時間以内に認定機関にてPCR検査を受診し、陰性証明書(英語)を携帯
2. 入国時に、健康申告書(HDF: Health Declaration Form)の提出
最低宿泊制限がないため、日本人の短期旅行者でも渡航が容易な条件となっていますが、14泊以下の渡航の場合、地元の方(スリランカ居住者)との接触は禁止されています。
そのため、渡航目的が「スリランカに友人知人に会いに行く」、「友人知人宅へ泊りに行く」場合は、14泊以上滞在する必要があります(15日目からローカルとの接触が可能)。
また、14泊以内で訪問可能な観光地においても、ローカルとの接触がないようになるため、14日以内は地元の友人知人と行動を共にすることはできません。
◆◆スリランカ旅行計画◆◆
(ご注意)※現在発表のガイドラインに沿った内容になっていますが、規定は変わる場合があります。
※またホテルによっては、グループのみの受付ならびに最低宿泊制限などの規定を設けている場合があります。
1. 泊まりたいホテルから選ぶ
旅行期間が14泊以下の場合、Safe&Sacure認定ホテルのレベル1のホテルの滞在が必須となります。
現在(1/15時点)で43のホテルがレベル1として登録されています。レベル1のホテルは4,5つ星ならびにラグジュアリーホテルが多いので、ホテルへの宿泊(ホテルで過ごす)を目的とした旅も良いかもしれません。レベル1カテゴリのホテルであればホテルを変更することが可能ですので、複数のホテルに宿泊が可能です。
2. 行きたい観光地から選ぶ
旅行期間が14泊以下の場合、現在14か所の観光地への訪問が可能になっています。そのリストから行きたい場所をピックアップして、それに合わせてその最寄りのレベル1ホテルを選ぶのがスムーズかと思います。
3. 旅行手配
観光地への移動やホテル間の移動は、各グループにつき個別の専用車が必要となります。
また、滞在が14泊以下の場合は公共交通機関は利用はできません。
観光地やホテル間移動時の食事場所ならびに、トイレ休憩場所も指定されていますので、ガイドラインを熟知している旅行会社または宿泊ホテルに依頼するのがベストです。
◆◆スリランカ旅のイメージ例(4泊5日の場合)◆◆
※記載観光地は訪問可能観光地をピックアップしていますが変わる場合があります。
1日目:
コロンボ空港到着。入国審査時に健康申請書(HDF)の提出(求められたら日本で受検したPCR検査の陰性証明の提出)、空港(または指定検査所)でのPCR検査。検査結果(陰性)が出たら、手配車(手配ガイド)と合流し、宿泊先に移動 [ニゴンボのレベル1ホテル泊]
2日目:
遅めにホテルをチェックアウト後、ダンブッラまたはシギリヤのホテルに移動(トイレや食事休憩での下車は指定の箇所のみ) [ダンブッラまたはシギリヤのレベル1ホテル泊]
3日目:
◎世界遺産 ポロンナルワ観光
◎カウドゥッラ国立公園 ジープサファリ
ホテルに戻る [ダンブッラまたはシギリヤのレベル1ホテル泊]
4日目:
◎
◎世界遺産 シギリヤロック観光
ホテルに戻る [ダンブッラまたはシギリヤのレベル1ホテル泊]
5日目:
ホテルをチェックアウトし、空港へ移動。
※あくまで一例です。ホテルによっては最低宿泊制限や最少宿泊人数を設けている場合があります。
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日程だけ見ると、今までのスリランカ旅行と変わりないように思えるかと思います。
ただ、承認観光地以外はホテルの外に出てはいけない決まりになっており、ホテルや観光地の移動間のトイレや食事休憩も、指定された場所のみとなります。
例えば、スーパーに水やお菓子を買いに立ち寄りしたり、気になるお店に立ち寄ることはできません。
またホテル滞在時も、夕食だけ外に食べに行くということもできません。
制限が多く、自由がなく窮屈に感じるかもしれませんが、本来は渡航後14日間は隔離検疫施設での検疫期間が課せられるところを、観光客には特例で観光や周遊ができるガイドラインになっています。
ホテルの滞在も、ホテル内のプールなどの施設は利用可能だったり、プライベートビーチがあるホテルであればビーチなど自由が与えられています。
現在日本も多くの場所で、緊急事態宣言が発されており、国内はおろか海外旅行など行ける状況ではありませんが、状況が改善して海外旅行に行きたいと思えた時、是非スリランカを選んでみてはいかがでしょうか。
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- スリランカ 観光 Covid-19 ホテル滞在
- Stay Safeシステム
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エリア:
- アジア>スリランカ
- テーマ:買物・土産 ホテル・宿泊 その他
- 投稿日:2020/12/01 10:49
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スリランカも10月に約2か月ぶりに国内陽性者が判明してから現在まで、連日感染者が報告されています。
スリランカ政府は、検疫ならびに疾病防止条例に、公共の場におけるフェイスマスクの着用やソーシャルディスタンシングの確保等の規則を追記する官報を発出しました。
そのため現在スリランカでは、公共の場への外出時はマスク着用が義務となっています。
現在、オフィスやショップ、レストランやホテルなど、建物に入るときは、入館前に手洗い(手洗い場が設けられていないところは消毒のみ)と消毒、検温のほかに、入館時間、入館者名と連絡先を記入する必要があります。
これらの情報の記入は、感染者が発覚した場合に移動経路を特定するためにも重要なことではありますが、ノート式記入の場合、ペンの共有や名前や住所、国民番号(外国人の場合はパスポート番号)などの個人情報が、多くの人の目に触れる状況にあることへの懸念もありました。
これらの懸念や、安全・正確かつ迅速な追跡を目的として、情報通信技術庁(ICTA)が「Stay Safe」という新システムを開発、11/7から施行されました。
多くの施設では現在このシステムに切り替えになっていっています。
これはホテルやレストラン、商業施設や会社などの団体側が初めに名称、住所、氏名、所有者の電話番号などの基本情報を登録し、その施設のQRコード(施設番号)を取得し、それを入り口などに掲示したものを、社員や客などの利用者入館者が入館時にその施設コードを登録することで、入館時間や利用者情報(利用者は初回のみ情報登録)がデータベースに送られるシステムです。
これにより、陽性と判明した者が同時間に同施設にいた場合は、通知や対応指示の通知が行くシステムとなっています。
利用者は入館時にQRコードを読み取ります。
スマートフォンなどの読み取りのツールがない場合は、記載されている施設番号をショートメールで送る方法もあります。
QRコードを読み取ると情報を登録する画面が開きます。
ここに電話番号と国民番号(外国人はパスポート番号)を入力して登録。
登録が完了すると、入館時間が表示されます。
退館時に、またQRコードにかざすと退出時間が記録されます。
最初に必須事項の登録作業がありますが、あとはQRコードにかざすだけ。
とても簡単なシステムです。
出入時間が記録されるのでより精度の高い追跡や特定ができるほか、利用者も記入のわずらわしさや、個人情報を誰もが閲覧できるノートに書くリスクもなくなります。
恐らくこのシステムは、海外からの観光客の受け入れを再開した後も続いていくと思われます。
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- スリランカ コロナウイルス Covid-19 追跡システム スリランカ旅行
- スリランカのお受験事情
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- アジア>スリランカ>コロンボ
- テーマ:その他
- 投稿日:2020/10/22 15:35
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そんな中、今月(10月)よりスリランカの奨学金試験ならびにAレベルの各種試験が始まっています。
本来は8月に行われるはずだった試験ですが、新型コロナウイル感染症(Covid-19)により延期されていました。
試験開始期間直前に、上述の通り市中感染ならびにクラスターが発生しましたが、試験結果により進路が決定されるため、これ以上の延期はできないと安全衛生の対策が取られる中での開始となりました。
写真はDaily Mirrorより
スリランカの教育制度は、日本の教育制度に置き換えると、
5歳の1月※から10歳まで小学校が5年間(1年生から5年生)、
※スリランカの学校は1月はじまり
10歳から14歳まで中学校が4年間(6年生から9年生)、
14歳から16歳まで中学校と高校の間(後期中等)が2年間(10,11年生)、
16歳から18歳まで高校が2年間(12,13年生)
という仕組みになっています。
スリランカの公立学校、国立大学の学費は無料となっています。
日本の試験制度にあたるのは、5年生から6年生に上がる年にシッシャッテと呼ばれる奨学金試験があります。
この奨学金試験で好成績を収めると、中学校から進学校に転校できたり奨学金を受けることができます。
次は11年生の12月にOレベル(G.C.E.O/L)と呼ばれる高校入学試験に相当する試験が行われます。
このOレベル試験で、ある程度の成績を収めたものだけが、12年生に進学できます。
次は13年生の8月(2020年はCovid-19の影響により10月実施)にAレベル(G.C.E.A/L)と呼ばれる大学入試試験に相当する試験があり、これに合格した者だけが大学への入学資格を与えられます。
約35万人いる学生のうち、Aレベルまで進めるのは約12万人、大学入学資格が与えられるのは約7万人ほどいるといわれていますが、大学の数が限られており(国立大は15校)そこから実際に大学に進めるのは約2万人といわれており、とても厳しい世界です。
1年生から5年までは家の近くの学校に通う子供が多いですが、シッシャッテで少しでも良い学校に入れるように、OならびにAレベル試験を突破できるようにと親も教育に力を入れており、学校が終わってからや休みの日に塾に通う子も多くみられます。
塾の講師は専門の人もいますが、学校の先生がアルバイトとして就業後に塾の講師を務めている人も多くいます。
スリランカを旅行で訪れた方は、「穏やかでのんびりした国。子供の笑顔がかわいらしい国」という感想を持たれる方が多いですが、教育事情はなかなか厳しい世界となっており、鬱やノイローゼになってしまう子供、自殺してしまう子供も少なくなく、スリランカの教育問題が浮き彫りになっています。
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- スリランカ 教育制度 Covid-19 お受験
- スリランカ集団感染の現状
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- テーマ:その他
- 投稿日:2020/10/09 12:55
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スリランカでは連日陽性者は出ていますが、全員が海外からの帰国者で、空港でのPCR検査結果に関わらず全員が空港から指定隔離検疫施設(ホテル)に送られています。市中感染は約2か月にわたり0名が続いていました。
陽性が判明して、その方が所属していた縫製工場の従業員全員のPCR検査をしたところ、約1000名の工場従業員(寄宿舎)が陽性であること、家族など関係者からも陽性者が判明し、わずか4日間で1,034名の感染が報告されるなど、国内最大の集団感染発覚となっています(それ以前は海軍キャンプで起きた約950名の集団感染が最大でした)。
10/9現在、工場がある地域や、陽性者が多く出ている地域など1県(ガンパハ県)の18の警察管轄区に外出禁止令(食料品の買い物などでの外出も不可)が出ているほか、従業員ならび家族、関係者など5000名以上のPCR検査が行われ、隔離検疫施設輸送や自宅検疫など振り分けがされています。
また、工場など多くの人が働く場所では、無作為でのPCR検査が行われています。
10/3に陽性者の報告ならびに10/5に集団感染がおこったとの報道を受けて、スリランカ全土がまた外出禁止令が出るのではないかと、食料品の買い出しでスーパーが混雑し米や粉類がほぼ売り切れとなっていますが、現時点では外出禁止令は、上記の1県の中の18の警察管轄区に限られています。
スリランカ全土の学校や一部の公的機関は再び休校ならびに業務停止の措置が取られています。
外出禁止令が発令されていない地域での日常生活においては、保健省のガイドラインにより「営業停止」「制限付き(定員/収容人数の50%、75%など)営業」「通常営業(衛生ガイドライン遵守の上)」などカテゴリに分けられています。
経済活動を全面停止することなく、必要最低限の制限で、感染拡大の防止ならびに収束を図っていることがうかがえます。
外出禁止令地域の外の居住者に対しても、特にこの1週間は、国内の新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止する重要であるため、外出はなるべく必要最低限にとどめるほか、旅行や公共の場所を訪問する際には細心の注意をするように呼び掛けられています。
感染しても無症状である方が一定の割合でいるというこの新型コロナウイルス感染症。
今回もPCR検査により集団感染が発覚しました。
世界保健機関(WHO)は新型コロナウイルス感染者のうち4割ほどが無症状の感染者からうつされているとしています。感染しても30〜50%の方は症状が出ないということもあるため、無症状でも感染している方は多くいることが予想されます。
スリランカに限ったことではありませんが、マスク着用や手洗い消毒、人との距離の取り方など、一人一人が注意を心がけていくことが、とても重要であるようです。
スリランカにおける新型コロナウイルス感染症感染状況(10/7時点)
※PCR検査総数 303,381件
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- スリランカ コロナウイルス Covid-19
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