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エリア:
- アジア > スリランカ > コロンボ
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テーマ:
- その他
一つ前の記事で、スリランカ最大の都市コロンボは、ハイリスク地域に指定されたため、3/24より外出禁止令がずっと継続してきましたが、5/11に52日間ぶりに外出禁止令が緩和されるとお伝えしました。
予定通り、コロンボは5/11から市民生活ならびに、公的及び民間の活動が再開されました。
レストランの店内飲食や映画館などの娯楽施設など、人が集まり長時間滞留する場所は、まだ営業の再開が認められていませんが、そのほかの商業施設や会社、銀行などが再開となりました。
再開にあたっては、感染予防のための様々なガイドラインが設けられています。
外出時のマスクは、必須条件となっています。
今回は、感染予防対策が実施されている町の様子をご紹介します。
まずは市民の足でもあるスリーウィール(トゥクトゥク)。
密集を避けるため、現在定員はドライバー以外に2人までと決められています(通常は3名まで)。
さらにはドライバーと後部の乗客の間にはビニルシートが貼られています。
公共の乗り物であるバスや列車は、2人掛けのイスは1人、3人掛けは真ん中をあけて2人まで、全体の定員数の50%で運行するように通達されています。
次にオフィスや店舗の入り口。
外に水道栓のある場所は、簡易シンクを設置し、手洗いをして入るようになっています。
外に水道栓のない店舗は、店舗入り口にマットならびにハンドサニタイザー(手指消毒剤)が設置されています。
個人営業のショップでも、足の消毒のための踏み込み槽とマットが用意されていました。
多くの人が利用するスーパーマーケットは、さらに細かな感染予防対策が取られていました。
このスーパーマーケットの場合、店内に入店できるのは15名まで。
警備員が入り口におり、店内の人数の確認と入店時の手指の消毒確認をしています。
多くの人と接客するレジ担当は、マスクの上からフェイスガードをかぶっています。
別の店舗では、警備員による体温測定(額にかざして発熱状況を見る)と、靴底の消毒がありました。
このようにスリランカは現在、ガイドラインに基づいてきちんとした感染予防対策が取られています。
このまま国内の感染者が横ばいから下降になっていくようであれば、外出禁止令の完全解除ならびに、現在停止している海外からの入国受け入れも再開していくことでしょう。
<余談>
スリランカは、有事の際でもビジネスチャンスへの反応が早いと感じます。
終日の外出禁止令が発令され、食料品の買い物もデリバリーで注文しなければならないと決められた時、今までデリバリーを行ってきた店舗以外の多くがデリバリーに参入しました。
はじめは野菜や果物など生鮮食品のお店やスーパーがデリバリーをはじめ、外出禁止令が長引くにしたがって、5つ星ホテルやカフェなどもデリバリーをはじめました。
フラワーチェーンやホテルチェーンなど他業種も、新たに食品デリバリーに参入しています。
まだ週末は終日外出禁止令が続いていますが、経済アナリストは完全に外出禁止令が解除になり自由に買い物に行けるようになった後でも、一定層がデリバリー利用を継続するとみています。確かに電話やメール1つで家に配達をしてくれるのは、大変便利です。
さらには、デリバリーによって知らなかったお店を知り、通常営業が再開した後には店舗に行く人も出てくることでしょう。
『ピンチはチャンス』
この柔軟さと積極性が、スリランカの持ち味かもしれません。
現在はSNSなどに、マスクをはじめ簡易型洗面台や、ハンドサニタイザー、ソーシャールディスタンシングを促すための足型シールなどの広告が頻繁に表示されるようになっています。
簡易型深紅の広告
足型シールと各容量別ハンドサニタイザーの広告。
予定通り、コロンボは5/11から市民生活ならびに、公的及び民間の活動が再開されました。
レストランの店内飲食や映画館などの娯楽施設など、人が集まり長時間滞留する場所は、まだ営業の再開が認められていませんが、そのほかの商業施設や会社、銀行などが再開となりました。
再開にあたっては、感染予防のための様々なガイドラインが設けられています。
外出時のマスクは、必須条件となっています。
今回は、感染予防対策が実施されている町の様子をご紹介します。
まずは市民の足でもあるスリーウィール(トゥクトゥク)。
密集を避けるため、現在定員はドライバー以外に2人までと決められています(通常は3名まで)。
さらにはドライバーと後部の乗客の間にはビニルシートが貼られています。
公共の乗り物であるバスや列車は、2人掛けのイスは1人、3人掛けは真ん中をあけて2人まで、全体の定員数の50%で運行するように通達されています。
次にオフィスや店舗の入り口。
外に水道栓のある場所は、簡易シンクを設置し、手洗いをして入るようになっています。
外に水道栓のない店舗は、店舗入り口にマットならびにハンドサニタイザー(手指消毒剤)が設置されています。
個人営業のショップでも、足の消毒のための踏み込み槽とマットが用意されていました。
多くの人が利用するスーパーマーケットは、さらに細かな感染予防対策が取られていました。
このスーパーマーケットの場合、店内に入店できるのは15名まで。
警備員が入り口におり、店内の人数の確認と入店時の手指の消毒確認をしています。
多くの人と接客するレジ担当は、マスクの上からフェイスガードをかぶっています。
別の店舗では、警備員による体温測定(額にかざして発熱状況を見る)と、靴底の消毒がありました。
このようにスリランカは現在、ガイドラインに基づいてきちんとした感染予防対策が取られています。
このまま国内の感染者が横ばいから下降になっていくようであれば、外出禁止令の完全解除ならびに、現在停止している海外からの入国受け入れも再開していくことでしょう。
<余談>
スリランカは、有事の際でもビジネスチャンスへの反応が早いと感じます。
終日の外出禁止令が発令され、食料品の買い物もデリバリーで注文しなければならないと決められた時、今までデリバリーを行ってきた店舗以外の多くがデリバリーに参入しました。
はじめは野菜や果物など生鮮食品のお店やスーパーがデリバリーをはじめ、外出禁止令が長引くにしたがって、5つ星ホテルやカフェなどもデリバリーをはじめました。
フラワーチェーンやホテルチェーンなど他業種も、新たに食品デリバリーに参入しています。
まだ週末は終日外出禁止令が続いていますが、経済アナリストは完全に外出禁止令が解除になり自由に買い物に行けるようになった後でも、一定層がデリバリー利用を継続するとみています。確かに電話やメール1つで家に配達をしてくれるのは、大変便利です。
さらには、デリバリーによって知らなかったお店を知り、通常営業が再開した後には店舗に行く人も出てくることでしょう。
『ピンチはチャンス』
この柔軟さと積極性が、スリランカの持ち味かもしれません。
現在はSNSなどに、マスクをはじめ簡易型洗面台や、ハンドサニタイザー、ソーシャールディスタンシングを促すための足型シールなどの広告が頻繁に表示されるようになっています。
簡易型深紅の広告
足型シールと各容量別ハンドサニタイザーの広告。
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