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エリア:
- アジア > スリランカ
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テーマ:
- 鉄道・乗り物
- / 旅行準備
- / ドライブ
旅行中気になるのは、移動時間。
移動時間が分からなければ旅行計画が立てにくい。
移動時間を予測する手段は「距離」だろう。
では200kmの距離だったら、何時間かかると予測するだろうか。
時速40kmだったら5時間、50kmだったら4時間……実際は8時間。
これは、コロンボから山間部にあるバンダーラウェラという場所にバスで移動した場合の平均所要時間。と言っても悪路なわけではない。
スリランカは全土にバス網が発達していて、バスが走る区間に未舗装道路はほとんどない。スリランカにおいて、移動にかかる時間を予測するには、距離だけでなく、利用道路、曜日や時刻、丘陵地帯が重要なカギとなってくる。
利用道路。これは主要道路か否か。
スリランカの主要都市コロンボからコロンボ近郊の中都市に向かう道路は交通量が多く渋滞が発生しやすい。先にも述べたが、スリランカはバス網が発達しており、バスが頻繁に走っているため、バスが渋滞の要因ともなっている。
たとえばコロンボから空港へ向かう道、高速道路が開通したが、車が少ない時間などは高速を使わなくても1時間弱で行くことができる。しかし混雑時間では倍以上はかかってしまう。
コロンボと南西ゴールを結ぶゴールロードもコロンボ・モラトワ間は渋滞が激しい。コロンボ・キャンディ間も渋滞が起こりやすい。
渋滞が発生する曜日と時刻。これは予測がつきやすいのではないだろうか。平日の通勤時間帯。つまり朝は7時頃から9時頃まで、夕方は16時半頃から19時頃まで。
しかしスリランカの場合この時間帯に平日の13時半から14時半頃が加わる。これは学校渋滞。
スリランカの学校は7時半に始まり、13時半に終わる(年少は12時まで)。
都市部の子供たちは徒歩通学という子は少なく、たいていスクールバスや路線バスを利用したり、親が送り迎えをしている。13時半になるとあちらこちらで、白い制服の子供たちで溢れたスクールバス、子供を乗せたスリーウィール、乗用車を多く見かける。
最後に予測時間を大幅に遅らせる要因となるのが丘陵地帯。
スリランカは中央部に丘陵地帯が広がる。世界遺産の街キャンディや紅茶の産地ヌワラエリヤがある地帯だ。
丘陵地帯でつづらおりの道が続くため速度が出せない。大型のバスなど特に。
2車線のためバスが速度を落とすと後続の車も速度を落とさざるおえなくなる(反対車線に出て追い抜いて行く車が多いが)。いつの間にか渋滞になっている。
早く目的地に着きたいのに、なかなか時間通りにたどり着けなくてイライラすることもあるだろう。でもせっかくの旅行、周りの景色を眺めたり、露店で果物を買ってみたり、人の様子を観察したり、スリランカンタイムに浸ることが、旅を楽しむコツかもしれない。
時には動物が渋滞の原因にもなる。上記は飼い牛を移動させているところ。
道路標識は周辺にどのような動物が生息しているのかを教えてくれる。
道端でゾウに出会ったら、決して近づいてはいけない。特に赤ちゃんゾウを連れている群れや、単独のオス。
刺激せずゾウが自ら立ち去るのを待つ。
スリランカではゾウに攻撃されて亡くなる人が少なくないのだ。
移動時間が分からなければ旅行計画が立てにくい。
移動時間を予測する手段は「距離」だろう。
では200kmの距離だったら、何時間かかると予測するだろうか。
時速40kmだったら5時間、50kmだったら4時間……実際は8時間。
これは、コロンボから山間部にあるバンダーラウェラという場所にバスで移動した場合の平均所要時間。と言っても悪路なわけではない。
スリランカは全土にバス網が発達していて、バスが走る区間に未舗装道路はほとんどない。スリランカにおいて、移動にかかる時間を予測するには、距離だけでなく、利用道路、曜日や時刻、丘陵地帯が重要なカギとなってくる。
利用道路。これは主要道路か否か。
スリランカの主要都市コロンボからコロンボ近郊の中都市に向かう道路は交通量が多く渋滞が発生しやすい。先にも述べたが、スリランカはバス網が発達しており、バスが頻繁に走っているため、バスが渋滞の要因ともなっている。
たとえばコロンボから空港へ向かう道、高速道路が開通したが、車が少ない時間などは高速を使わなくても1時間弱で行くことができる。しかし混雑時間では倍以上はかかってしまう。
コロンボと南西ゴールを結ぶゴールロードもコロンボ・モラトワ間は渋滞が激しい。コロンボ・キャンディ間も渋滞が起こりやすい。
渋滞が発生する曜日と時刻。これは予測がつきやすいのではないだろうか。平日の通勤時間帯。つまり朝は7時頃から9時頃まで、夕方は16時半頃から19時頃まで。
しかしスリランカの場合この時間帯に平日の13時半から14時半頃が加わる。これは学校渋滞。
スリランカの学校は7時半に始まり、13時半に終わる(年少は12時まで)。
都市部の子供たちは徒歩通学という子は少なく、たいていスクールバスや路線バスを利用したり、親が送り迎えをしている。13時半になるとあちらこちらで、白い制服の子供たちで溢れたスクールバス、子供を乗せたスリーウィール、乗用車を多く見かける。
最後に予測時間を大幅に遅らせる要因となるのが丘陵地帯。
スリランカは中央部に丘陵地帯が広がる。世界遺産の街キャンディや紅茶の産地ヌワラエリヤがある地帯だ。
丘陵地帯でつづらおりの道が続くため速度が出せない。大型のバスなど特に。
2車線のためバスが速度を落とすと後続の車も速度を落とさざるおえなくなる(反対車線に出て追い抜いて行く車が多いが)。いつの間にか渋滞になっている。
早く目的地に着きたいのに、なかなか時間通りにたどり着けなくてイライラすることもあるだろう。でもせっかくの旅行、周りの景色を眺めたり、露店で果物を買ってみたり、人の様子を観察したり、スリランカンタイムに浸ることが、旅を楽しむコツかもしれない。
時には動物が渋滞の原因にもなる。上記は飼い牛を移動させているところ。
道路標識は周辺にどのような動物が生息しているのかを教えてくれる。
道端でゾウに出会ったら、決して近づいてはいけない。特に赤ちゃんゾウを連れている群れや、単独のオス。
刺激せずゾウが自ら立ち去るのを待つ。
スリランカではゾウに攻撃されて亡くなる人が少なくないのだ。