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エリア:
- アジア > スリランカ > スリランカその他の都市
- アジア > スリランカ > ゴール
- アジア > スリランカ > コロンボ
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テーマ:
- 観光地
- / 鉄道・乗り物
- / ドライブ
◆E01【南部高速道路】
2011年11月、日本のODA(政府開発援助:Official Development Assistance)事業の無償資金協力により、スリランカ初の高速道路(Southern Expressway)がコロンボ・ゴール間(高速区間95.3km)に開通した。
2014年3月にはゴール・マータラ間も完成し、晴れて全通開業(高速区間126km)となった。
(45km付近に飲食ができるサービスエリアもある)
前記事、「スリランカの道路事情【渋滞三要素】」で渋滞が起こりやすい道路として、ゴールロード(Galle Rord)のコロンボ・モラトワ間(約20km)を挙げた。
主要都市コロンボから世界遺産があるゴールまではゴールロードを利用すると約120km。3時間で着ける距離だが、渋滞にはまると5時間以上かかることもある。
それが高速道路を利用すればコロンボから約1時間半でゴールへ、約2時間でマータラに行くことができる。と言ってもこれは最短時間。
実際の高速道路の入り口はコロンボから約20km離れたコッターワ(Kottawa)というところにある。コロンボからコッターワ間で渋滞に巻き込まれることがあるからだ。
とはいえ、多く見積もっても2時間位でゴールに行くことができるため、コロンボから日帰りでゴール観光が可能である。
高速の終着地マータラからその先の観光地、ヤーラ国立公園の入り口ティッサマハーラマまで約2時間。
今までコロンボからティッサマハーラマまでは約7時間かかっていたのが、5時間弱で行くことができるので、南東部でのサファリが少し楽になった。


一方で、南西海岸の観光地は、現時点では高速道路利用による利便性が良いとは言えない。
南西海岸と言えば、ゴールロード沿いに、バワの手がけたホテルや、長期滞在向けアーユルヴェーダ-リゾート、ボートクルーズポイント、ウミガメ保護施設など観光地が点在している。
それにあわせるように、高速道路には10か所のインターチェンジポイントがあるが、先に述べたようにコロンボから高速入口まで時間がかかることがあるため、ベントタ辺りまでは通常のゴールロードを利用した方が良いように思う。
ヒッカドゥワあたりなら、高速道路を利用した方が良いかもしれない(Baddegamaインターチェンジ下車)。
渋滞のメッカのゴールロードだが、上記地図からもわかるように海岸に沿って走る道路であるため、所々海が見えて景色がとても良い。、時間に余裕があるならば、復路でゴールロードを利用することをお勧めする。
◆E03【コロンボ・カトゥナーヤケ高速道路】
もう一つの高速道路(Colombo-Katunayake Expressway)は2013年10月に空港・コロンボ間(高速区間25.8km)で開通している。
この高速道路は中国政府の融資と中国企業が建設を請け負った。
空港とコロンボの移動時間が約20分との謳い文句となっているが、実際には、コロンボ中心部から約10kmの所にインターチェンジがあるため、中心部までは約40分程度。
渋滞のない時間帯であれば、普通道路を利用しても1時間かからずコロンボに行けるため、曜日や時間帯でどちらを利用するか判断した方が良いだろう。
◆E02【コロンボ外郭環状道路】
将来的には、E01,E03の高速道路はE02(Outer Circular Highway)によって連結され、空港からコロンボを経由せずに、終点マータラまで行ける予定である(2017年9月開通予定)。
現在は利便性が低い南西海岸へも、空港から渋滞区間のコロンボを経由せずに行けるとなれば、利便性はぐっと上がる。
【CM紹介】
スリランカ初の高速道路は、日本企業の大成建設が、建設施工に関わった。
大成建設のCMの[スリランカ編]では、建設に携わる男性技術者の姿がアニメーションで描かれている。
興味のある方は是非↓
リンク先:大成建設公式ページ「CMライブラリ」
2011年11月、日本のODA(政府開発援助:Official Development Assistance)事業の無償資金協力により、スリランカ初の高速道路(Southern Expressway)がコロンボ・ゴール間(高速区間95.3km)に開通した。
2014年3月にはゴール・マータラ間も完成し、晴れて全通開業(高速区間126km)となった。
(45km付近に飲食ができるサービスエリアもある)
前記事、「スリランカの道路事情【渋滞三要素】」で渋滞が起こりやすい道路として、ゴールロード(Galle Rord)のコロンボ・モラトワ間(約20km)を挙げた。
主要都市コロンボから世界遺産があるゴールまではゴールロードを利用すると約120km。3時間で着ける距離だが、渋滞にはまると5時間以上かかることもある。
それが高速道路を利用すればコロンボから約1時間半でゴールへ、約2時間でマータラに行くことができる。と言ってもこれは最短時間。
実際の高速道路の入り口はコロンボから約20km離れたコッターワ(Kottawa)というところにある。コロンボからコッターワ間で渋滞に巻き込まれることがあるからだ。
とはいえ、多く見積もっても2時間位でゴールに行くことができるため、コロンボから日帰りでゴール観光が可能である。
高速の終着地マータラからその先の観光地、ヤーラ国立公園の入り口ティッサマハーラマまで約2時間。
今までコロンボからティッサマハーラマまでは約7時間かかっていたのが、5時間弱で行くことができるので、南東部でのサファリが少し楽になった。


一方で、南西海岸の観光地は、現時点では高速道路利用による利便性が良いとは言えない。
南西海岸と言えば、ゴールロード沿いに、バワの手がけたホテルや、長期滞在向けアーユルヴェーダ-リゾート、ボートクルーズポイント、ウミガメ保護施設など観光地が点在している。
それにあわせるように、高速道路には10か所のインターチェンジポイントがあるが、先に述べたようにコロンボから高速入口まで時間がかかることがあるため、ベントタ辺りまでは通常のゴールロードを利用した方が良いように思う。
ヒッカドゥワあたりなら、高速道路を利用した方が良いかもしれない(Baddegamaインターチェンジ下車)。
渋滞のメッカのゴールロードだが、上記地図からもわかるように海岸に沿って走る道路であるため、所々海が見えて景色がとても良い。、時間に余裕があるならば、復路でゴールロードを利用することをお勧めする。
◆E03【コロンボ・カトゥナーヤケ高速道路】
もう一つの高速道路(Colombo-Katunayake Expressway)は2013年10月に空港・コロンボ間(高速区間25.8km)で開通している。
この高速道路は中国政府の融資と中国企業が建設を請け負った。
空港とコロンボの移動時間が約20分との謳い文句となっているが、実際には、コロンボ中心部から約10kmの所にインターチェンジがあるため、中心部までは約40分程度。
渋滞のない時間帯であれば、普通道路を利用しても1時間かからずコロンボに行けるため、曜日や時間帯でどちらを利用するか判断した方が良いだろう。
◆E02【コロンボ外郭環状道路】
将来的には、E01,E03の高速道路はE02(Outer Circular Highway)によって連結され、空港からコロンボを経由せずに、終点マータラまで行ける予定である(2017年9月開通予定)。
現在は利便性が低い南西海岸へも、空港から渋滞区間のコロンボを経由せずに行けるとなれば、利便性はぐっと上がる。
【CM紹介】
スリランカ初の高速道路は、日本企業の大成建設が、建設施工に関わった。
大成建設のCMの[スリランカ編]では、建設に携わる男性技術者の姿がアニメーションで描かれている。
興味のある方は是非↓
リンク先:大成建設公式ページ「CMライブラリ」