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エリア:
- ヨーロッパ > スペイン > バルセロナ
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テーマ:
- 観光地
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こんにちは。
バルセロナでは新型コロナウィルス感染予防対策として7月22日より8月16日まで外出自粛要請が出されています。外出が一切できないロックダウンという状況ではなく、レストランやバル、商店もオープンしており、街中の人出も多少あり、市民が感染拡大を防ぐべく行動するような呼びかけがされています。
スペイン一の観光都市であるバルセロナですが、国外からの観光客受け入れをしているものの、国によっては帰国後の自主隔離が必要だったりと障害もあり、国外からの観光客は少なく、また国内の観光客も2週間前からの外出自粛要請もありあまり見かけません。ということで観光客のいない、たいへん静かな街並みです。
外出自粛となっていますが、モニュメントや美術館はオープンしているところが多く、サグラダ・ファミリアは7月より土日のみオープンしています。また2020年12月までHOLA BARCELONA(BARCELONA TIME)という枠を設置して、土日の午後に市民に無料で公開していますので、今回実に3月のコロナ感染で入場できなくなって以来、4か月ぶりに入場してきました。(バルセロナ在住者は無料ですが事前予約が必要です)
私が予約したのは日曜日の17時。時間ちょうどに入口にいきましたが列は無し。係員にチケット(スマホで提示)と住民カードを提示します。
まずは消毒ジェルで手の消毒。今ではどこのモニュメント、レストラン、ショップでも設置されています。もちろんマスク着用が義務です。
荷物検査を過ぎたら(これはコロナ以前からあり)チケットQRコードを読み取って入場します。
観光客はなく、バルセロナ市民のみですが、思ったよりも見学者がいました。(当初7,8月の設定で33,000チケットの枠がありましたが5時間で完売。その後9月から12月まで新たに設定されました。ということで考えてみれば入場者もそれなりにいますね)
スタッフが所々に待機しており、人が集まっていると距離を保つように注意しているようでした。入場>生誕の門>教会内部>受難の門>退場のルートにそっての見学となります。各自が意識してソーシャルディスタンスを取っています。
こちらは建物内部の様子。
以前はあった貸し出しのオーディオガイドセットは無くなっていました。サグラダ・ファミリア公式のアプリを事前に各自のスマートフォンにダウンロードしてきてね、と前日メールで案内がありました。
夕方は西側(受難の門側)のステンドグラスの暖かな光が美しい。
森の中にいるような柱や天井はもちろん健在。
こちらは受難の門側。18時ごろですが日向は日差しが強いせいか人も少なめ。
地下の博物館はクローズ、また敷地内のショップも閉まっていました。
コロナの影響以前に比べて入場者数は約3分の1程度に規制されているようです。ただし見どころである生誕の門、受難の門、そして教会内部は普通に見学できますので見ごたえはかわらず、といったところでしょうか。
世界的に人気のモニュメントですのでこれまではかなり混雑している、という印象でしたがコロナ禍、入場規制もありかなり空いていて落ち着いて見学できました。もちろん入場人数を制限しておりますので希望日時に予約が取れないこともあります。
衛生管理、感染拡大防止が最優先ですが、早く世の中が落ち着いて観光客が戻ってくる日を楽しみにしています。
<サグラダ・ファミリアの基本情報>(2020年8月4日現在)
土曜日、日曜日09h00〜15h00一般入場
入場料 大人26ユーロ
子供(11歳まで)無料
入場券はオフィシャルサイトにて事前予約・購入をおすすめします。
塔に登るエレベーターは運休中のため塔に登ることができません。
地下博物館はクローズしています。
支店長ホセ
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