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みゅう・スイス発信現地情報
プロフィール

ニックネーム:
みゅうジュネーブ
居住地:
ヨーロッパ>スイス>ジュネーブ
会社名:
みゅうスイス
会社英字名:
MIKI TRAVEL AGENCY SA
会社所在地:
ヨーロッパ>スイス>ジュネーブ
業種:
旅行業
自己紹介:
山ハイキングを中心にスイス全土の旅行関連手配をしています。オリジナル定期観光バス・みゅうハイキングツアー、ホテル、レストラン、通訳、ガイド、アシスタント、送迎サービスなどを手配しています。何なりとご相談下さい。

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ツール・ド・レマン

2020/08/13 15:23
TOURDULEMAN
エリア:
  • ヨーロッパ > フランス > エヴィアン レ バン
  • ヨーロッパ > スイス > ジュネーブ
  • ヨーロッパ > スイス > ローザンヌ
テーマ:
  • 観光地
  • / 世界遺産
  • / 散歩・自転車

レマン湖を自転車で一周するというのはサイクリング好きな人なら一回走ってみたいサイクリングコースの一つです。ということで今日のアクティビティは決まったのですが、177キロは長い・・さすがに完走できないだろうなと思いながら、とりえず行けるところまでチャレンジすることに。。いずれ観光スポットは一杯楽しめる工程なので満喫できる一日になるでしょう。スタート地点のMorgesから出て、まず通過するのはオリンピックキャピタルであるLausanne です。こちらはICOの本部です。湖畔にあるオリンピックミュージアムとパークです。Lausanneの船着き場。船だと30分で簡単に対岸のフランスに行ってしまいますが、今回は自力で行くということなので長い〜旅です。湖畔を30分走ると世界遺産のラヴォーぶどう畑が見えてきます。途中、ラヴォーの可愛らしい村々も通ります。次はVeveyです。Veveyといえば日本でもお馴染みのネスレ社の本社のある、喜劇王チャーリー・チャップリンが晩年の25年間を過ごした町です。最近はチャップリンの世界を紹介するミュージアムも大人気です。Veveyを出て20分。Montreuxが見えてきます。Vevey同様にMontreuxは別の有名人に愛されていました。英国ロックバンドのQueenのリーダーのFreddie Mercuryの銅像が湖畔に立ちます。そのすぐ近くにあるQueen Studio ExperienceのQueen wallです。Montreuxを過ぎると定番観光スポットのシオン城は見えてきます。次の町、Villeneuveです。気になる銅像が。。。そうなんです。 マハトマ・ガンジーの銅像です。なぜこんなところに?となりますが、実はインド政府からの贈り物で1931年にガンジーがこの町で5日間を過ごしたことを記念するものだそうです。今回のコースは46番のTour du Lemanです。Villeneuveを過ぎると風景が一変します。Evian les bainsまでは原生的な自然の場所は多くなります。フランスに近づいてきました。Le Bouveretの船着き場です。国境です。St.Gingolphの町のドン真中にあるのでこの町はスイス側とフランス側の両方が存在しています。フランスに入ると標識も変わります。フランス領内の部分は自転車専用の道は多いので嬉しいのですが、いきなり標識はなくなる所は多いので何回か迷子になりました。フランス側から見たラヴォー地区です。線路が見えてきました。そこでちょっと歴史の勉強。1995年に廃線となったSt.Gingolph-Evianの線路の跡です。19世紀に発足された東京(トンキン)線の一部です。トンキン線とはスイスのSt.MauriceとGenèveを結んでいた、レマン湖のフランス側を通る鉄道でした。トンキンといえば本来はヴェトナムにあった鉄道ですが、なぜ同じ名前は付けられたというと、フランス植民地のインドシナの下にあったヴェトナムのトンキン鉄道の工事を担当していたフランス人の技術者たちはこちらの線路の工事にも参加していました。地質は非常に似ていたために同じ名前は付けられたという説があります。現在のトンキン線はSt.Maurice-St.GingolphとEvian-Geneve間しか運営されていませんが、2027年に廃線になった部分は復旧する見込みで、元の形のトンキン線に戻ります。Evianにやっと到着です。フレンチアルプスのリビエラとも呼ばれています。南仏にあるような雰囲気でとても素敵な町です。Evianといえば同じ名前の水は有名です。Source cachatという泉で実際のEvianの水を誰でも組むことはできます。ここで水の補給することに。こちらは元々のEvian社の本社です。現在、L'espace EvianというEvian社のフラッグシップです。Evianの水と関係するグッズが買えます。冬はしまっている日は多いので注意が必要です。ちょうどランチタイムとなりました。名物の魚、Filet de percheを美味しくいただきました。この地点の走行距離ですが、80キロです。隣町のAmphion-les-bainsにあるEvian社の工場です。見学も可能です。走り続けるとThonon-les-bainsを通ります。また、南仏ムード満載の町です。この日の目玉観光スポットのYvoireです。やはり何度行っても素敵な場所です。まだ走る距離はあるのでエネルギー補給(?)は大事です。 スイスに戻りました。Hermanceで国境を越えて、しばらくGenèveのビバリーヒルズと呼ばれている地区を通って、国際都市のGeneveのシンボルでもある大噴水は見えてきます。ちょっと遠回りでも国連の欧州本部であるPalais des Nationsに寄ってみました。Geneveから25キロ離れているNyonのお城です。すぐ近くにローマ帝国時代の遺跡も残っています。出発して150キロを走ったところですが、ここで今日のツール・ド・レマンが終わります。完走まであと25キロでしたが、それ以上は無理でした。チャレンジ的に残念ですが、一応、有名な観光地はすべて見れたので満足です。

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コメント
  • 美しく、深呼吸ができた景色でした。ありがとうございました。25年程前、レマン湖畔行きました。周囲、本当に美しいですね
    コロナ禍で、旅行に出られないのでブログ楽しみにしています。 Posted by MIKI 【2020/08/18 04:52:59】
  • MIKI様
    嬉しいコメントありがとうございます!また旅行できるようなったら是非レマン湖畔の街や村を訪れてみてください。 Posted by みゅうスイス 【2020/08/18 15:36:01】
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