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エリア:
- ヨーロッパ > イタリア > ベネチア
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テーマ:
- 観光地
- / 街中・建物・景色
- / 世界遺産
イタリアはワクチンキャンペーンが着々と進み、6月には夜間の外出禁止が撤廃され、先日屋外でのマスク着用義務も撤廃されました。7月1日からはユーロ圏内でのグリーンパスが有効化されます。
イタリアやヨーロッパの市民にとって重要な夏期ヴァカンスに向けて、往来が大分活発になって来た印象があります。
こちらヴェネツィアでも、5月22日には建築ビエンナーレが開幕し(会期11月21日まで)、Salone Nauticoという船舶博覧会も無事に会期を終了しました。7月前半にはG20経済サミットがヴェネツィアで開催される予定と、大きな国際イベント開催に向けて動き出している感があります。
そんな中のある晴れた日に、久しぶりにサンマルコ広場から水上バスに乗り、サンマルコ湾を横切って向かいのジュデッカ島へ。
サンマルコ広場近くにある水上バス乗り場から乗船し、10分とかからない短い時間ですが、こんな晴れた日には、とても気持ちが良いのです。
サンマルコ小広場やドゥカーレ宮殿を右手に見ながら…
通称サルーテ聖堂(Basilica di Santa Maria della Salute)をやや遠くに眺めつつ、大運河とジュデッカ運河が交わるサンマルコ湾を横切ります。
水上タクシーが、湾を横切って行きます。近隣国からの観光客がヴェネツィアに戻り始め、水上タクシーの往来も大分見かける様になりました。
乗客の方々も、なんだか気持ち良さそうな。
手前の停留所で、降りる準備をする乗客たち。
水上バスが停車する度に、乗務員が、この太いロープを使って船体を停留所にくくり留めます。
着いた先は、ジュデッカ島にあるTre Ociという美術館。今、Mario De Biasi というイタリア人写真家の写真展をやっています。
いつも充実した写真展を開催する美術館ですが、落ち着いた館内からの運河の眺め、これも中々美しく、対岸にサンマルコを遠く眺めつつ、写真展を楽しむことが出来ます。
快晴の青空の下、ゆったりと楽しい散策&美術館の一日でした。
ヴェネツィア在住、ペンネームS.K.より