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エリア:
- 中部・東海 > 長野 > 塩尻
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テーマ:
- 観光地
- / 街中・建物・景色
- / 歴史・文化・芸術
現在、NHKで放送中の連続テレビ小説「おひさま」。皆さん観ていますか?
「おひさま」は、信州・安曇野が舞台!ドラマの舞台が信州なら、ロケも信州!!
安曇野市や松本市のあちこちで撮影が行われたことは既にご紹介しましたが、奈良井宿でも撮影が行われたんですよ。

「奈良井宿ってどこにあるのかね?」という方もいると思うので、ここで簡単に奈良井宿の紹介をしたいと思います。
奈良井宿があるのは、長野県塩尻市。
中山道沿いに約1kmにわたって家並みが続く奈良井宿は「奈良井千軒」とも呼ばれ、中山道木曽十一宿中、最も賑わった宿場町でした。
江戸時代や明治時代の建物が立ち並ぶ奈良井宿は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定(昭和53年)され、今なお、往時の面影を色濃く残しています。
それでは、奈良井駅から歩きますっ!

案内してくれた塩尻市観光協会の吉沢さんの話によると、奈良井宿は日本最長の宿場町で、街道にそって南側から上町、中町、下町の三町に分かれているんだそうです。
つまり奈良井駅からは、下町→中町→上町の順で歩くことになります。
いい感じの町並みが見えてきました〜。

タイムスリップしたみたいでしょ?

下町は漆塗職人や曲げものを扱う職人さん達がいた所だったんだそうです。
今でも下町には、漆器店などが多く並ぶんですよ。

おっ。雑貨屋さん発見!

お土産物屋さん発見!

ん〜。ぶらぶらお店巡り。楽しい♪
そして、杉の森酒造発見!
木曽のお酒といえば「杉の森」ですよね〜。
辛口でスッキリとした日本酒が好きな私としては、「杉の森」が大好き!!
飲んだことがない方、ぜひ一度お試しください。

横水という沢を境に、中町へと入ります。

本陣・脇本陣・問屋が置かれる宿場の中心だったのが、中町です。
写真で分かるかな?
中町の方が、道が広いんです。
間口も中町の方が広いですね〜。

実は、猛暑日だった8月10日に、奈良井宿を歩いてきたんですよ。
信州は比較的涼しいのですが。。。さすがにこの日は暑かった!
でも、玄関先に置かれた朝顔などの植物が、なんとも涼しげ。

確認しておきますが、奈良井宿はドラマや映画のセットではありません。
現在もこの場所で生活をしている方が多くいるんです。
なので、玄関前のお花などは、そこのお家の人が用意したもの。
奈良井宿の人は風流なのでしょうかね〜。
ちょっとおもしろい物を売っているお店を見つけました!
お店の名前は、パウザ・ディ・クローマ。

ブローチやネックレス、イヤリングなどが販売されていたのですが、なんと全部、本物の植物から出来ているんですって!
触ってみると、ちょっとやそっとでは壊れそうにないぐらい、とっても硬い!
水洗いしちゃってもOKなんだとかで、しかも使用しているうちにセピア色に変わってくるんだとか。

珍しいでしょ?
安くなかったけど自分用に、やまぼうしのブローチを1つ買っちゃいました。
松坂屋さんにて、塗櫛を発見!
かつて塗櫛の産地であった奈良井宿ですが、現在、奈良井宿にて塗櫛が買えるのは、松坂屋さんのみだそうです。
大変美しいので、ぜひ1度ご覧ください。

宿場内には、もちろん旅館もあります。
こういった情緒あふれる場所で、ゆったりとした時間を過ごしたいですね〜。
地元の人の話によると、ほんわりとした明かりが灯る夜の奈良井宿がオススメなんだそうですよ。

こちらは、ゑちごや旅館。
看板の片面は漢字で、もう一方の面はひらがなで書かれているのですが、なぜなのか皆さん分かりますか?

「胃腸薬 百草丸」でおなじみ!
長野県民は、みんな(多分)知っている日野製薬のお店もありました。

奈良井宿へ来たら、国指定重要文化財の上問屋資料館にも立ち寄ってみてくださいね。
こちらは、近世初期から幕末まで継続して問屋を勤め、近世後期には庄屋も兼務していたお家で、長い間に残された古文書や日常生活に使用した諸道具等を展示しています。
明治天皇が木曽路巡幸の際、お食事(お昼)を召し上がられた所でもあるんですよ。

私のお昼は、食事甘味処 こころ音で、そば、五平餅、わっぱ飯から主食が選べる「こころ音御膳」(1,575円)をいただきました。
サクッと揚がった天ぷらは美味しく、デザートもあって、ボリューム満点。
もちろん、そばは手打ちです!
暑くなかったら、とうじそばを食べたかったなぁ。

さて、上町と中町の境「鍵の手」と呼ばれるクランク形状の道路まで来ました。

実は連続テレビ小説「おひさま」は、奈良井宿の上町にて行われたんです。
撮影時は、奈良井宿の町並みに大道具の方々の手によって看板等が掲げられ、すっかり昭和初期の安曇野に再現されたため、現在の風景を見てもピンとこないかもしれませんが、重要なシーンが数多く撮影されているんですよ。
陽子たちが学校帰りに寄り道する飴屋さんがあったら、ぜひ行ってみたいと思った人、多いんじゃないかしら。
でも、奈良井宿に飴屋さんはないんです。
飴屋さんとして撮影されたのはココ!

市指定有形文化財の中村邸です。
現在でも、現在も昔のまま資料館として一般に公開されているので、ぜひ中に入って見てみてくださいね〜。
ドラマに出てくる間取りと違うので、びっくりするかも。
おっ。洋風の建物があったぞ。
ここは、元医院だったのだそうです。
この建物もドラマに出たのですが、どの場面で出てきたか分かりますか?

出征兵士を見送るシーンで出てきたのですね〜。
撮影では、地元で暮らす100名を超えるエキストラが、映像に華をそえたのだそうですよ。
12月の寒い時期に撮影が行われたので、寒さとの戦いだったようですが・・・。
そんな撮影時の様子が分かる写真が、奈良井宿の真ん中にある観光案内所にあります。
他では見られない物ばかりなので、ぜひ立ち寄って見てってくださいね〜。

奈良井宿では、「おひさま」のロケ地マップも用意しています。
ゆっくり時が流れる奈良井宿で、マップ片手に歩いてみませんか。

お申し込みいただければ、観光ガイドによる案内も承っています。
***** 奈良井宿観光協会 *****
***** 塩尻市観光協会 *****
〒399-0786
長野県塩尻市大門七番町3番3号
TEL:0263-54-2001
FAX:0263-52-1548
「おひさま」は、信州・安曇野が舞台!ドラマの舞台が信州なら、ロケも信州!!
安曇野市や松本市のあちこちで撮影が行われたことは既にご紹介しましたが、奈良井宿でも撮影が行われたんですよ。

「奈良井宿ってどこにあるのかね?」という方もいると思うので、ここで簡単に奈良井宿の紹介をしたいと思います。
奈良井宿があるのは、長野県塩尻市。
中山道沿いに約1kmにわたって家並みが続く奈良井宿は「奈良井千軒」とも呼ばれ、中山道木曽十一宿中、最も賑わった宿場町でした。
江戸時代や明治時代の建物が立ち並ぶ奈良井宿は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定(昭和53年)され、今なお、往時の面影を色濃く残しています。
それでは、奈良井駅から歩きますっ!


案内してくれた塩尻市観光協会の吉沢さんの話によると、奈良井宿は日本最長の宿場町で、街道にそって南側から上町、中町、下町の三町に分かれているんだそうです。
つまり奈良井駅からは、下町→中町→上町の順で歩くことになります。
いい感じの町並みが見えてきました〜。


タイムスリップしたみたいでしょ?


下町は漆塗職人や曲げものを扱う職人さん達がいた所だったんだそうです。
今でも下町には、漆器店などが多く並ぶんですよ。


おっ。雑貨屋さん発見!

お土産物屋さん発見!

ん〜。ぶらぶらお店巡り。楽しい♪
そして、杉の森酒造発見!
木曽のお酒といえば「杉の森」ですよね〜。
辛口でスッキリとした日本酒が好きな私としては、「杉の森」が大好き!!
飲んだことがない方、ぜひ一度お試しください。

横水という沢を境に、中町へと入ります。

本陣・脇本陣・問屋が置かれる宿場の中心だったのが、中町です。
写真で分かるかな?
中町の方が、道が広いんです。
間口も中町の方が広いですね〜。

実は、猛暑日だった8月10日に、奈良井宿を歩いてきたんですよ。
信州は比較的涼しいのですが。。。さすがにこの日は暑かった!
でも、玄関先に置かれた朝顔などの植物が、なんとも涼しげ。


確認しておきますが、奈良井宿はドラマや映画のセットではありません。
現在もこの場所で生活をしている方が多くいるんです。
なので、玄関前のお花などは、そこのお家の人が用意したもの。
奈良井宿の人は風流なのでしょうかね〜。
ちょっとおもしろい物を売っているお店を見つけました!
お店の名前は、パウザ・ディ・クローマ。


ブローチやネックレス、イヤリングなどが販売されていたのですが、なんと全部、本物の植物から出来ているんですって!
触ってみると、ちょっとやそっとでは壊れそうにないぐらい、とっても硬い!
水洗いしちゃってもOKなんだとかで、しかも使用しているうちにセピア色に変わってくるんだとか。


珍しいでしょ?
安くなかったけど自分用に、やまぼうしのブローチを1つ買っちゃいました。
松坂屋さんにて、塗櫛を発見!
かつて塗櫛の産地であった奈良井宿ですが、現在、奈良井宿にて塗櫛が買えるのは、松坂屋さんのみだそうです。
大変美しいので、ぜひ1度ご覧ください。


宿場内には、もちろん旅館もあります。
こういった情緒あふれる場所で、ゆったりとした時間を過ごしたいですね〜。
地元の人の話によると、ほんわりとした明かりが灯る夜の奈良井宿がオススメなんだそうですよ。

こちらは、ゑちごや旅館。
看板の片面は漢字で、もう一方の面はひらがなで書かれているのですが、なぜなのか皆さん分かりますか?


「胃腸薬 百草丸」でおなじみ!
長野県民は、みんな(多分)知っている日野製薬のお店もありました。

奈良井宿へ来たら、国指定重要文化財の上問屋資料館にも立ち寄ってみてくださいね。
こちらは、近世初期から幕末まで継続して問屋を勤め、近世後期には庄屋も兼務していたお家で、長い間に残された古文書や日常生活に使用した諸道具等を展示しています。
明治天皇が木曽路巡幸の際、お食事(お昼)を召し上がられた所でもあるんですよ。

私のお昼は、食事甘味処 こころ音で、そば、五平餅、わっぱ飯から主食が選べる「こころ音御膳」(1,575円)をいただきました。
サクッと揚がった天ぷらは美味しく、デザートもあって、ボリューム満点。
もちろん、そばは手打ちです!
暑くなかったら、とうじそばを食べたかったなぁ。


さて、上町と中町の境「鍵の手」と呼ばれるクランク形状の道路まで来ました。


実は連続テレビ小説「おひさま」は、奈良井宿の上町にて行われたんです。
撮影時は、奈良井宿の町並みに大道具の方々の手によって看板等が掲げられ、すっかり昭和初期の安曇野に再現されたため、現在の風景を見てもピンとこないかもしれませんが、重要なシーンが数多く撮影されているんですよ。
陽子たちが学校帰りに寄り道する飴屋さんがあったら、ぜひ行ってみたいと思った人、多いんじゃないかしら。
でも、奈良井宿に飴屋さんはないんです。
飴屋さんとして撮影されたのはココ!

市指定有形文化財の中村邸です。
現在でも、現在も昔のまま資料館として一般に公開されているので、ぜひ中に入って見てみてくださいね〜。
ドラマに出てくる間取りと違うので、びっくりするかも。
おっ。洋風の建物があったぞ。
ここは、元医院だったのだそうです。
この建物もドラマに出たのですが、どの場面で出てきたか分かりますか?

出征兵士を見送るシーンで出てきたのですね〜。
撮影では、地元で暮らす100名を超えるエキストラが、映像に華をそえたのだそうですよ。
12月の寒い時期に撮影が行われたので、寒さとの戦いだったようですが・・・。
そんな撮影時の様子が分かる写真が、奈良井宿の真ん中にある観光案内所にあります。
他では見られない物ばかりなので、ぜひ立ち寄って見てってくださいね〜。

奈良井宿では、「おひさま」のロケ地マップも用意しています。
ゆっくり時が流れる奈良井宿で、マップ片手に歩いてみませんか。

お申し込みいただければ、観光ガイドによる案内も承っています。
***** 奈良井宿観光協会 *****
***** 塩尻市観光協会 *****
〒399-0786
長野県塩尻市大門七番町3番3号
TEL:0263-54-2001
FAX:0263-52-1548