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エリア:
- アジア > ネパール > ネパールその他の都市
- アジア > ネパール > カトマンズ
- アジア > ネパール > ナガルコット
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テーマ:
- 街中・建物・景色
- / ホテル・宿泊
- / 歴史・文化・芸術
以前のエントリーにも書きましたように、カトマンズダルバール広場の多くの寺院や建物に被害が出ましたが、無事に残っているものもあります。現在再公開に向けて復旧活動が続いています。
地震の爪痕が残る広場を訪れるのは心が痛みますが、多くの人に訪れていただき、関心を持ち続けてもらうことこそが観光産業、カトマンズ、国の復興には不可欠です。
カトマンズ盆地内の世界遺産サイト、ボウダナートは仏塔の修復作業中ですが、入場可能。パシュパティナートも通常通り観光可能となっています。
さて、前回に続いてカトマンズから東に位置する古都バクタプル、ナガルコット、マナカマナ寺院の地震後の現状をお伝えします。
バクタプールへの道の状態ですが、すでに地割れ箇所は補修済みで通行に影響はありません。
バクタプール世界遺産エリア内は一部区域を除いて入場可能です。古い住宅や世界遺産の一部に大きな被害が出ましたが、ネパール一高い寺院といわれるニャタポラ寺院をはじめ、奇跡的にもほとんど被害を受けていない建造物も多く残されています。トゥマディ広場、博物館広場も見学可能。
宿泊施設、土産物店、レストランの営業はまばら状態で、テントや路地裏にはつっかえ棒が目立ちます。
バクタプールの北に位置するネパール最古の仏教寺院のチャングナラヤン。
参道にも全半壊の被害が出ましたが、瓦礫もほぼ撤去され、通行可能となりました。参道のチャング博物館もオープンしています。寺院自体にもかなりの被害が及んでいるため境内は立ち入り禁止。オープン間もなかったLiving Traditions Museum Nepalも大きな被害を受け、当面閉鎖中。
ヒマラヤの展望地、避暑地として人気のナガルコット。
山頂部付近は道幅拡張工事中で未舗装ですが、ほぼ地震の影響は受けていません。
ホテルについては被害がほとんどなくすでに営業中、修復後今月中に再開できる見通しという所もある中、柱が折れる、傾斜地で下に沈み落ち解体へ、というところもあり立地により様々です。新たに新築中のホテルも数軒あり、開業が待たれます。
5星のクラブヒマラヤナガルコットリゾートは今月15日再開予定です。これを呼び水として、夏休みには避暑に、モンスーン開けの秋と年末年始はヒマラヤ鑑賞に是非たくさんの方に訪れていただきたいところです。
もうひとつ、カトマンズからポカラへ行くプリティビハイウエイ道中に大願成就の女神を祀るマナカマナ寺院。ネパール人にとってはとても重要で人気の観光地。
寺院自体は無事ですが、地震による傾きが見られ、現在入場不可となっています。麓からのケーブルカーの運行は5月10日に一旦再開されたものの、12日の余震から再び中止となり近日再稼動の見込みです。
地震の影響がほとんどなかったチトワン国立公園、ポカラの観光客も激減し、閑散としています。
ホテル、レストラン、トレッキング、ラフティング、スカイスポーツ全般を大幅に値引きしてツーリストに来訪を心待ちにしています。
以上、地震から1ヶ月を経た各地の現状でした。
地震の爪痕が残る広場を訪れるのは心が痛みますが、多くの人に訪れていただき、関心を持ち続けてもらうことこそが観光産業、カトマンズ、国の復興には不可欠です。
カトマンズ盆地内の世界遺産サイト、ボウダナートは仏塔の修復作業中ですが、入場可能。パシュパティナートも通常通り観光可能となっています。
さて、前回に続いてカトマンズから東に位置する古都バクタプル、ナガルコット、マナカマナ寺院の地震後の現状をお伝えします。
バクタプールへの道の状態ですが、すでに地割れ箇所は補修済みで通行に影響はありません。
バクタプール世界遺産エリア内は一部区域を除いて入場可能です。古い住宅や世界遺産の一部に大きな被害が出ましたが、ネパール一高い寺院といわれるニャタポラ寺院をはじめ、奇跡的にもほとんど被害を受けていない建造物も多く残されています。トゥマディ広場、博物館広場も見学可能。
宿泊施設、土産物店、レストランの営業はまばら状態で、テントや路地裏にはつっかえ棒が目立ちます。
バクタプールの北に位置するネパール最古の仏教寺院のチャングナラヤン。
参道にも全半壊の被害が出ましたが、瓦礫もほぼ撤去され、通行可能となりました。参道のチャング博物館もオープンしています。寺院自体にもかなりの被害が及んでいるため境内は立ち入り禁止。オープン間もなかったLiving Traditions Museum Nepalも大きな被害を受け、当面閉鎖中。
ヒマラヤの展望地、避暑地として人気のナガルコット。
山頂部付近は道幅拡張工事中で未舗装ですが、ほぼ地震の影響は受けていません。
ホテルについては被害がほとんどなくすでに営業中、修復後今月中に再開できる見通しという所もある中、柱が折れる、傾斜地で下に沈み落ち解体へ、というところもあり立地により様々です。新たに新築中のホテルも数軒あり、開業が待たれます。
5星のクラブヒマラヤナガルコットリゾートは今月15日再開予定です。これを呼び水として、夏休みには避暑に、モンスーン開けの秋と年末年始はヒマラヤ鑑賞に是非たくさんの方に訪れていただきたいところです。
もうひとつ、カトマンズからポカラへ行くプリティビハイウエイ道中に大願成就の女神を祀るマナカマナ寺院。ネパール人にとってはとても重要で人気の観光地。
寺院自体は無事ですが、地震による傾きが見られ、現在入場不可となっています。麓からのケーブルカーの運行は5月10日に一旦再開されたものの、12日の余震から再び中止となり近日再稼動の見込みです。
地震の影響がほとんどなかったチトワン国立公園、ポカラの観光客も激減し、閑散としています。
ホテル、レストラン、トレッキング、ラフティング、スカイスポーツ全般を大幅に値引きしてツーリストに来訪を心待ちにしています。
以上、地震から1ヶ月を経た各地の現状でした。