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フランス紀行

~フランスの社会・生活・文化に関する情報や日本社会との比較分析、世界各地を旅して発見した面白い情報をお届けします。~

プロフィール

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Neomars
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ヨーロッパ>フランス>マルセイユ
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女性
会社名:
Tabet International en France
会社英字名:
Tabet International en France
会社所在地:
ヨーロッパ>フランス>マルセイユ
業種:
現地ツアー企画・現地ガイドなど
自己紹介:
単なるスポット紹介やグルメを堪能することだけに飽き足らない旅慣れた日本人が欲している情報とは何か・・・。それは、「現地とコネクトすること」ことができる情報提供ではないかと思っています。表層に現れる現象の根拠を歴史的、文化的、社会的価値観の観点から探り、ついでに辛口ジョークや捻りの利いたブラックジョークも交えながら、「なるほど・・」と納得しながらクックックゥと笑って楽しんで頂ける情報提供をお約束します!

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暮れないの地中海

2012/08/06 19:14
暮れないの地中海
エリア:
  • ヨーロッパ > フランス > マルセイユ
テーマ:
  • 観光地
  • / 街中・建物・景色
  • / 自然・植物
涼やかな 潮風たどりて 見下ろせば 蒼さが揺らぐ 夏の夕暮れ

暮れないの地中海

抜けるように真っ青な空と海がどこまでも続く南フランスの海岸。夕暮れ時が近づくにつれて、ゆっくりと色褪せ、やがて一日のフィナーレを飾るかのごとく、あたり一面が黄金に輝く瞬間が訪れます。その後、ようやく夕闇が地中海を覆いつくします。

夏の地中海が暮れなずむのは、夜の9時半頃です。10時を過ぎてようやく夕闇のなかに落ち着きます。

それまでは、太陽を楽しもうと海へ繰り出す人々でごった返し、辺りは喧騒の波に飲み込まれます。

因みに、今年は、オーランド大統領もヴァレリーさんと一緒に南フランスで一週間ほどヴァカンスを楽しむとのことです。あ、現在とっているのかな。

なんでも、「ヴァカンス・ノーマル」だそうです・・・・。リッチなお友達の豪華ヨットで地中海をクルージングし、マヨルカあたりのにある別荘で過ごす前大統領のヴァカンスとは違うとのこと。地中海沿岸の小さな村でひっそりとるのでしょうか。。。。プレジデント・ノーマルがとるヴァカンスですから・・・。

さて、マルセイユのビュー・ポートもご他聞に漏れずで、シャトー・ディフを訪れる観光客やヨットでクルージングに出かける人々で大いに賑わっています。

しかし、夜の帳が下りる頃には、日中の喧騒がうそのように静かになります。

人々はオレンジの暖かい光が灯るレストランやカフェへと吸い寄せられ、海岸沿いには黄昏のなかで散歩する人々がちらほら散見されるばかりとなります。

海岸に打ち寄せるさざ波の音だけが聞こえるのみで、夜の闇に包まれていきます。

黄金色から朱色に変わり、やがて濃い蒼色に包まれ、暗闇へと沈んでいく地中海。

その移り変わりは、人間の歴史の興亡を映し出しているようです。
タグ:
南フランス
地中海
プロヴァンス
フランス観光
ビーチ
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