記事一覧
1 - 2件目まで(2件中)
先週初め、そして一昨日の日曜日とまたしても雪が降りました。
今年はホントに寒くてよく雪が降ります。

これはウチの窓からの景色なのですが、朝起きて外を見るとこんな感じで
もうその瞬間から外に出たくなくなります。笑
さてさて、日本では雪が降ると電車が止まったりなんてことがありますが
パリは基本的に地下鉄なので電車は動いてます。
とは言え、有名な話ですが、メトロやRERなどよくストで運行していなかったり本数が減ったりします。
でもまぁ基本的にストの場合は前もって予告があることがほとんどで、
2007年11月の長期的なスト以降は単発的に特定の路線が走らない程度なので
私の日常生活には今のところ大きな支障は出ていません。
ちなみにストが起きるとこんな感じになります↓日本の通勤ラッシュみたいですね。

ところがところが、もちろんストは厄介なのですが、パリのメトロは
ストがなくてもよく止まったり遅れたりするんです!
私が通勤に使う13番線はとにかく混む事で有名な線なのですが
朝は混雑で遅れるのがほぼ日課なので、2倍時間がかかると計算して乗ります。
その他の線でも走ってる途中で車内の電気が消えたり、
信号故障だのなんだのと言ってはノロノロ運転になったり、
途中の駅で乗客が全員降ろされたりなどなど、もうそんなことでは驚かないくらい
結構な頻度で問題が起こるのがパリのメトロです。
もしパリに来てそんな経験したことがないという方がいるとしたら、それはとってもラッキーな方です。
パリのメトロはパリ市内であれば何回乗り継ぎをしても同じ値段だし
その金額も日本の電車に比べれば安いし、便利な乗り物です。
でも、メトロが止まったからと言って日本みたいに振替輸送的なことは
まずないと言ってもいいでしょう。
それにストも予告されるとは言え、旅行者の方々には知る術が
駅でのアナウンスや張り紙以外(もちろん仏語のみ。運が良ければ英語。)に
ないと思うので、前もって知るのは難しいかと。
なので、観光の計画を立てるときは「もしメトロが動かなかったら…」という事もちょっと頭の隅において考えることをオススメします。
ただでさえ時間の限られている旅行、時間は有効に使いたいですもんね。
特にパリを発つ日、空港まで公共の交通機関を使って行かれる方は要注意です。
実際に去年の年末、私の友人がパリに遊びに来て、帰る前に一緒に食事をして空港まで送ろうとRERに乗ったのですが、いきなり全ての列車が途中の駅までしか行かなくなったとのアナウンスが流れ、かなり焦りました。
幸いオペラから空港までのバスは出ていたので、それに乗って無事に空港まで行きましたが、それもバスの乗り場を知っていたからすぐに行けたおかげで
もし何も知らずにその場で調べたりしていたら、間違いなくアウトでした。
その数日後、私も日本に帰省するため空港までバスを利用したのですが
RERが動いていないためかなりの混雑で、乗りたかったバスに乗れず
かなりギリギリで空港に着きました。
日本の正確で綺麗な電車に慣れてると、ホントに最初はビックリするし
切符の買い方、乗り換えの仕方以外でも戸惑うことが多いと思います。
どうぞ時間には余裕を持って、しっかり計画を立てて利用して下さいね。
ちなみにウチの会社のツアーは自転車でパリの街を巡るので
ストも渋滞も関係ありません!
今年はホントに寒くてよく雪が降ります。

これはウチの窓からの景色なのですが、朝起きて外を見るとこんな感じで
もうその瞬間から外に出たくなくなります。笑
さてさて、日本では雪が降ると電車が止まったりなんてことがありますが
パリは基本的に地下鉄なので電車は動いてます。
とは言え、有名な話ですが、メトロやRERなどよくストで運行していなかったり本数が減ったりします。
でもまぁ基本的にストの場合は前もって予告があることがほとんどで、
2007年11月の長期的なスト以降は単発的に特定の路線が走らない程度なので
私の日常生活には今のところ大きな支障は出ていません。
ちなみにストが起きるとこんな感じになります↓日本の通勤ラッシュみたいですね。

ところがところが、もちろんストは厄介なのですが、パリのメトロは
ストがなくてもよく止まったり遅れたりするんです!
私が通勤に使う13番線はとにかく混む事で有名な線なのですが
朝は混雑で遅れるのがほぼ日課なので、2倍時間がかかると計算して乗ります。
その他の線でも走ってる途中で車内の電気が消えたり、
信号故障だのなんだのと言ってはノロノロ運転になったり、
途中の駅で乗客が全員降ろされたりなどなど、もうそんなことでは驚かないくらい
結構な頻度で問題が起こるのがパリのメトロです。
もしパリに来てそんな経験したことがないという方がいるとしたら、それはとってもラッキーな方です。
パリのメトロはパリ市内であれば何回乗り継ぎをしても同じ値段だし
その金額も日本の電車に比べれば安いし、便利な乗り物です。
でも、メトロが止まったからと言って日本みたいに振替輸送的なことは
まずないと言ってもいいでしょう。
それにストも予告されるとは言え、旅行者の方々には知る術が
駅でのアナウンスや張り紙以外(もちろん仏語のみ。運が良ければ英語。)に
ないと思うので、前もって知るのは難しいかと。
なので、観光の計画を立てるときは「もしメトロが動かなかったら…」という事もちょっと頭の隅において考えることをオススメします。
ただでさえ時間の限られている旅行、時間は有効に使いたいですもんね。
特にパリを発つ日、空港まで公共の交通機関を使って行かれる方は要注意です。
実際に去年の年末、私の友人がパリに遊びに来て、帰る前に一緒に食事をして空港まで送ろうとRERに乗ったのですが、いきなり全ての列車が途中の駅までしか行かなくなったとのアナウンスが流れ、かなり焦りました。
幸いオペラから空港までのバスは出ていたので、それに乗って無事に空港まで行きましたが、それもバスの乗り場を知っていたからすぐに行けたおかげで
もし何も知らずにその場で調べたりしていたら、間違いなくアウトでした。
その数日後、私も日本に帰省するため空港までバスを利用したのですが
RERが動いていないためかなりの混雑で、乗りたかったバスに乗れず
かなりギリギリで空港に着きました。
日本の正確で綺麗な電車に慣れてると、ホントに最初はビックリするし
切符の買い方、乗り換えの仕方以外でも戸惑うことが多いと思います。
どうぞ時間には余裕を持って、しっかり計画を立てて利用して下さいね。
ちなみにウチの会社のツアーは自転車でパリの街を巡るので
ストも渋滞も関係ありません!

- フリーペーパーとメトロのお話
-
エリア:
- ヨーロッパ>フランス>パリ
- テーマ:鉄道・乗り物
- 投稿日:2008/10/28 22:59
- コメント(0)
今朝、ものすごく久しぶりに寒くて目を覚ましました。
それもそのはず、今日のパリの最低気温は1度(!)。
天気予報によれば明日の最低気温は0度だそうで、最高気温も10度を下回りそうです。
この前の日曜日に夏時間が終わったのに伴ってか、冬に向かってまっしぐらといった感じです。
これからパリにいらっしゃる方は、冬のコートなどを持ってくるのをお忘れなく!
でないと、寒さのあまり洋服を買うことになります。(私の実体験)
あえてパリで今シーズンのコートを調達するってのもありですが、
とりあえず着いてから新しいコートを見つけるまでの間の為に何かしら持ってきた方がヨイかと。
さて、タイトル画像ですが、これは『A NOUS』というフリーペーパーで
パリ版の他にリヨン、リール、マルセイユ、コートダジュール版もあるようです。
内容は、簡単に言えばタウン情報誌とでも言いましょうか、その都市でのヌーボーテ
(nouveauté:新製品、新作の意)つまり、新作映画、舞台、展示会の案内から
ニューオープンのお店の紹介などなどなど…様々な新着情報が載っています。
パリは面積的に見るととても小さな街ですが、その面積の小ささとは裏腹に
ものすごい数のレストラン、劇場、美術館などがあり、
どこでどんなお店が流行っていて、どこでどんなエクスポジションが
あるのかなど、注意していないとうっかり見逃してしまいます。
そんな時に便利なのがこういった無料の情報誌。
自分の興味がある情報をピックアップするのにも、
パリの『今』を知るのにもとっても役立ちます☆
もちろん全部フランス語ですが、新聞とは違ってそんなに難しい言葉もないですし、
舞台やエクスポジションの紹介ぐらいなら、簡単な仏和辞書があれば大体の内容はつかめると思います。
大抵、メトロの出口などに置いてあって、フリーペーパーですからもちろん無料。
私は新しい号が出ると毎回必ずもらってきます。
そうそう、メトロと言えば、パリに来る日本人の方がビックリすることの1つに
メトロに現れる“ミュージシャン”たちです。
メトロの駅構内では、許可を得れば楽器の演奏などをすることが出来ます。
日本で言うストリートミュージシャンのような感じでしょうか。
詳細はあまり知らないのですが、駅構内での演奏許可を得る為には
どうやらオーディションのようなものがあるらしいです。
しかし、駅構内であればいざ知らず、実際に車両に乗り込んできて
歌を歌ったり、楽器を演奏したり、はたまた演説をしたりする人たちもいます。
これはどうやら合法ではないようです。
大抵車内に乗り込んでくる“ミュージシャン”たちはお世辞にも上手いとは言えない人たちが多いのですが、たまーに結構上手い人もいるんです。
そして、このミュージシャンたちは演奏なり演説なりが終わったあとで
紙コップなどをもってチップをもらいに車両内を回ります。
これがちょっと面白いところで、パリジャン、パリジェンヌはこのミュージシャンたちが乗ってきても、気に留める素振りは全く見せないのですが、
見ている限りたまーにいる上手い人は結構なチップを集めています。
つまり、全く聞いていないフリをしつつ、実はちゃんと聞いていて
チップをあげるあげないを決めているのではないかと。
何を隠そう、私も『聞いていないフリをしつつ聞いてる』人の1人です。
最近の私のお気に入りは、オフィスから帰る時に乗るメトロ8番線に現れる
ラテン系の歌を歌うダンディーなおじさんです。
音楽は専門外なので、専門家的にどうかはわかりませんが
個人的にこのおじさんの哀愁漂う歌声が気に入っています。
私の見る限り、この人はいつも沢山のチップを集めています。
パリのメトロは日本の電車のように車両を移動出来るタイプは少ないので
ミュージシャンたちは何曲か歌って、停車中に車両を乗り換えたりするので
同じミュージシャンに遇えるのは運(?)次第。
なので、私はこのお気に入りのおじさんに遭遇出来ると何だか嬉しい気持ちになります。
これからクリスマス、年末年始に向けてパリにいらっしゃるみなさん。
いらっしゃった際にはメトロのミュージシャンたちにもちょっと目を向けてみて下さい。
それぞれがそれぞれの事情を抱えて、それぞれなりの表現をしていて、
お洒落で華やかなだけではないパリの違った一面を垣間見ることが出来ると思います。
それもそのはず、今日のパリの最低気温は1度(!)。
天気予報によれば明日の最低気温は0度だそうで、最高気温も10度を下回りそうです。
この前の日曜日に夏時間が終わったのに伴ってか、冬に向かってまっしぐらといった感じです。
これからパリにいらっしゃる方は、冬のコートなどを持ってくるのをお忘れなく!
でないと、寒さのあまり洋服を買うことになります。(私の実体験)
あえてパリで今シーズンのコートを調達するってのもありですが、
とりあえず着いてから新しいコートを見つけるまでの間の為に何かしら持ってきた方がヨイかと。
さて、タイトル画像ですが、これは『A NOUS』というフリーペーパーで
パリ版の他にリヨン、リール、マルセイユ、コートダジュール版もあるようです。
内容は、簡単に言えばタウン情報誌とでも言いましょうか、その都市でのヌーボーテ
(nouveauté:新製品、新作の意)つまり、新作映画、舞台、展示会の案内から
ニューオープンのお店の紹介などなどなど…様々な新着情報が載っています。
パリは面積的に見るととても小さな街ですが、その面積の小ささとは裏腹に
ものすごい数のレストラン、劇場、美術館などがあり、
どこでどんなお店が流行っていて、どこでどんなエクスポジションが
あるのかなど、注意していないとうっかり見逃してしまいます。
そんな時に便利なのがこういった無料の情報誌。
自分の興味がある情報をピックアップするのにも、
パリの『今』を知るのにもとっても役立ちます☆
もちろん全部フランス語ですが、新聞とは違ってそんなに難しい言葉もないですし、
舞台やエクスポジションの紹介ぐらいなら、簡単な仏和辞書があれば大体の内容はつかめると思います。
大抵、メトロの出口などに置いてあって、フリーペーパーですからもちろん無料。
私は新しい号が出ると毎回必ずもらってきます。
そうそう、メトロと言えば、パリに来る日本人の方がビックリすることの1つに
メトロに現れる“ミュージシャン”たちです。
メトロの駅構内では、許可を得れば楽器の演奏などをすることが出来ます。
日本で言うストリートミュージシャンのような感じでしょうか。
詳細はあまり知らないのですが、駅構内での演奏許可を得る為には
どうやらオーディションのようなものがあるらしいです。
しかし、駅構内であればいざ知らず、実際に車両に乗り込んできて
歌を歌ったり、楽器を演奏したり、はたまた演説をしたりする人たちもいます。
これはどうやら合法ではないようです。
大抵車内に乗り込んでくる“ミュージシャン”たちはお世辞にも上手いとは言えない人たちが多いのですが、たまーに結構上手い人もいるんです。
そして、このミュージシャンたちは演奏なり演説なりが終わったあとで
紙コップなどをもってチップをもらいに車両内を回ります。
これがちょっと面白いところで、パリジャン、パリジェンヌはこのミュージシャンたちが乗ってきても、気に留める素振りは全く見せないのですが、
見ている限りたまーにいる上手い人は結構なチップを集めています。
つまり、全く聞いていないフリをしつつ、実はちゃんと聞いていて
チップをあげるあげないを決めているのではないかと。
何を隠そう、私も『聞いていないフリをしつつ聞いてる』人の1人です。
最近の私のお気に入りは、オフィスから帰る時に乗るメトロ8番線に現れる
ラテン系の歌を歌うダンディーなおじさんです。
音楽は専門外なので、専門家的にどうかはわかりませんが
個人的にこのおじさんの哀愁漂う歌声が気に入っています。
私の見る限り、この人はいつも沢山のチップを集めています。
パリのメトロは日本の電車のように車両を移動出来るタイプは少ないので
ミュージシャンたちは何曲か歌って、停車中に車両を乗り換えたりするので
同じミュージシャンに遇えるのは運(?)次第。
なので、私はこのお気に入りのおじさんに遭遇出来ると何だか嬉しい気持ちになります。
これからクリスマス、年末年始に向けてパリにいらっしゃるみなさん。
いらっしゃった際にはメトロのミュージシャンたちにもちょっと目を向けてみて下さい。
それぞれがそれぞれの事情を抱えて、それぞれなりの表現をしていて、
お洒落で華やかなだけではないパリの違った一面を垣間見ることが出来ると思います。
1 - 2件目まで(2件中)



