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エリア:
- 北米 > アメリカ西部 > イエローストーン国立公園
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テーマ:
- 街中・建物・景色
マンモスカントリー、その前に
この日は朝から曇り気味、御覧の通り、せっかくの北口ゲートも光が不足してなんとなくくすんで見えます。
このゲートをくぐって少しつづら折りの坂を少し上ると、そこがマンモスホットスプリングスです。
マンモスホットスプリングスに到着すると、ホテルの前にある芝生の庭に、鹿達がくつろいでおります。
昨日見つけた時は、あんなに喜んでいた鹿ですが、こう見ると、というか、どう見てもこのホテル周辺に住み着いているようなのです。
その証拠に、近づいても逃げないし、音を立てても驚かない、車の前を平気で横切る、芝生の上で本気で寝ている、芝生を食べている
と、言った具合に「野生」のカケラもないのであります。
野生動物の誇りなどとは程遠い存在の鹿クンたちではありますが、彼らを見ていると、やはり、世界最初の国立公園として発足した、このイエローストーンでさえも、こういった野生動物や自然との付き合いに、矛盾を抱えていて、観光したり自然と接したりすることと、自然を守り育むこととの間を取ることのむずかしさを露呈しているようでした。
そんなことを考えながら(なかなか難しいものなのだな)などと一人しかめっ面をしていても仕方ないので、マンモスホットスプリングスのホテル見学でもしてみることにしました。
マンモスホットスプリングスホテル
マンモスホットスプリングスホテル、名前だけ聞くとマンモスの牙で組んだ丸太小屋のようなものを思い浮かべがちですが、実際は左の写真のようになんとなくポップで、ちょっと古くて趣のある、そしてよく見ると少しだけガタがきている、そんなホテルです。
外観も内装もなんとなく昔のアメリカの建物を意識したとうか、実際にだいぶ昔に(正確にはいつごろかはわかりませんが)建てられたせいか、ホテル入口付近の白いベンチなど見ていると、なんとなく昔のアメリカにタイムスリップしたような気分にさせられます。
このホテルの近くには、ガソリンスタンドがあって、わざわざ公園の外に出なくても、ここで入れることができます。
他にも洒落たダイニングがあったり、マンモスホットスプリングスホテルのお部屋は外観しか見ていませんが、快適そうでした。
今度来た時はぜひ泊ってみたいと思うホテルでした。
皆さんも、ぜひ泊ってみてください。
ただし、このホテルは予約が非常に取りにくくて、半年以上前ならばなんとか取れますが、3か月前とか、2か月前とかになってしまうと、かなり取るのが難しい場所です。イエローストーンの中では、キャニオンロッジやルーズベルトロッジなどと同じぐらいお部屋を押さえるのが難しい場所です。
なので、皆様もご計画の際はお早目がよろしいですよ!
マンモスホットスプリングス周辺観光
さて、マンモスホットスプリングスのビレッジを後にして、いよいよ観光です。
ところが、びっくり!
と、まあ、そんなに驚かなくてもよいのですが、マンモスカントリー周辺のビューポイントはこの時期にも関わらず、非常に混んでいるのです。
中でも、アッパーテラスへ向かう観光道路は一本道の上、一方通行なので、前の車が観光し終わらないと、誰も前に進めない仕組みになっており、したがって、皆さんある程度遠慮しながら観光して、写真を撮って、さっさと前に進む。みたいな、流れ作業式の観光になっておりました。
そんなこんなで、この辺りの観光は、意外と時間がかかる場合があるんだな、などという感想を胸に、さくさく観光です。
テラス観光のポイント
とにかく、このあたりには沢山のテラスがあり、オパール・テラスに始まり、ミネルバテラス、マッド・アンド・ジュピターテラス、アッパーテラス、いくつもテラスがあるので、それらを車や張り巡らされたボードウォーク歩きながら見ながら、そして写真などを撮っていると後で、どれがどのテラスだったか、写真だけ見ても全然わからなくなってしまいます。
残念ながら、私もこうやってテラスの写真をいくつも撮ってみましたが、はっきり分るのはリバティーキャップだけです。
すみません。
やはり、写真を取る毎にメモを付けて置かないと、特にデジカメの場合などは、私のような事態に陥る可能性が「大」なので、皆様もどうかお気を付けください。
しかし、どのテラスもそれぞれ、雪のように白い部分があるかと思えば、鉄が錆びたような汚い色をした部分があったり、ちょっと緑色っぽい部分があったり、つぶさに見ていると本当に飽きが来ない場所です。
ゆっくりボードウォークを散策しながら、硫黄のにおい漂うテラスを眺めていると、何か非常に癒されます。やっぱり硫黄のにおいが効いているのでしょうか?
そんなことはさておき、次回はルーズベルトカントリー、キャニオンカントリーと続きます。
日本マイケル 担当 山崎でした。
この日は朝から曇り気味、御覧の通り、せっかくの北口ゲートも光が不足してなんとなくくすんで見えます。
このゲートをくぐって少しつづら折りの坂を少し上ると、そこがマンモスホットスプリングスです。
マンモスホットスプリングスに到着すると、ホテルの前にある芝生の庭に、鹿達がくつろいでおります。
昨日見つけた時は、あんなに喜んでいた鹿ですが、こう見ると、というか、どう見てもこのホテル周辺に住み着いているようなのです。
その証拠に、近づいても逃げないし、音を立てても驚かない、車の前を平気で横切る、芝生の上で本気で寝ている、芝生を食べている
と、言った具合に「野生」のカケラもないのであります。
野生動物の誇りなどとは程遠い存在の鹿クンたちではありますが、彼らを見ていると、やはり、世界最初の国立公園として発足した、このイエローストーンでさえも、こういった野生動物や自然との付き合いに、矛盾を抱えていて、観光したり自然と接したりすることと、自然を守り育むこととの間を取ることのむずかしさを露呈しているようでした。
そんなことを考えながら(なかなか難しいものなのだな)などと一人しかめっ面をしていても仕方ないので、マンモスホットスプリングスのホテル見学でもしてみることにしました。
マンモスホットスプリングスホテル
マンモスホットスプリングスホテル、名前だけ聞くとマンモスの牙で組んだ丸太小屋のようなものを思い浮かべがちですが、実際は左の写真のようになんとなくポップで、ちょっと古くて趣のある、そしてよく見ると少しだけガタがきている、そんなホテルです。
外観も内装もなんとなく昔のアメリカの建物を意識したとうか、実際にだいぶ昔に(正確にはいつごろかはわかりませんが)建てられたせいか、ホテル入口付近の白いベンチなど見ていると、なんとなく昔のアメリカにタイムスリップしたような気分にさせられます。
このホテルの近くには、ガソリンスタンドがあって、わざわざ公園の外に出なくても、ここで入れることができます。
他にも洒落たダイニングがあったり、マンモスホットスプリングスホテルのお部屋は外観しか見ていませんが、快適そうでした。
今度来た時はぜひ泊ってみたいと思うホテルでした。
皆さんも、ぜひ泊ってみてください。
ただし、このホテルは予約が非常に取りにくくて、半年以上前ならばなんとか取れますが、3か月前とか、2か月前とかになってしまうと、かなり取るのが難しい場所です。イエローストーンの中では、キャニオンロッジやルーズベルトロッジなどと同じぐらいお部屋を押さえるのが難しい場所です。
なので、皆様もご計画の際はお早目がよろしいですよ!
マンモスホットスプリングス周辺観光
さて、マンモスホットスプリングスのビレッジを後にして、いよいよ観光です。
ところが、びっくり!
と、まあ、そんなに驚かなくてもよいのですが、マンモスカントリー周辺のビューポイントはこの時期にも関わらず、非常に混んでいるのです。
中でも、アッパーテラスへ向かう観光道路は一本道の上、一方通行なので、前の車が観光し終わらないと、誰も前に進めない仕組みになっており、したがって、皆さんある程度遠慮しながら観光して、写真を撮って、さっさと前に進む。みたいな、流れ作業式の観光になっておりました。
そんなこんなで、この辺りの観光は、意外と時間がかかる場合があるんだな、などという感想を胸に、さくさく観光です。
テラス観光のポイント
とにかく、このあたりには沢山のテラスがあり、オパール・テラスに始まり、ミネルバテラス、マッド・アンド・ジュピターテラス、アッパーテラス、いくつもテラスがあるので、それらを車や張り巡らされたボードウォーク歩きながら見ながら、そして写真などを撮っていると後で、どれがどのテラスだったか、写真だけ見ても全然わからなくなってしまいます。
残念ながら、私もこうやってテラスの写真をいくつも撮ってみましたが、はっきり分るのはリバティーキャップだけです。
すみません。
やはり、写真を取る毎にメモを付けて置かないと、特にデジカメの場合などは、私のような事態に陥る可能性が「大」なので、皆様もどうかお気を付けください。
しかし、どのテラスもそれぞれ、雪のように白い部分があるかと思えば、鉄が錆びたような汚い色をした部分があったり、ちょっと緑色っぽい部分があったり、つぶさに見ていると本当に飽きが来ない場所です。
ゆっくりボードウォークを散策しながら、硫黄のにおい漂うテラスを眺めていると、何か非常に癒されます。やっぱり硫黄のにおいが効いているのでしょうか?
そんなことはさておき、次回はルーズベルトカントリー、キャニオンカントリーと続きます。
日本マイケル 担当 山崎でした。