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エリア:
- 中部・東海 > 愛知 > 蒲郡・吉良・幡豆・幸田
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テーマ:
- ビーチ・島
- / 歴史・文化・芸術
- / 自然・植物
もし女子旅とかで東三河をまわるのでしたら、ぜひとも押さえたい観光スポットが
この「蒲郡竹島」です。
標高22m、周囲約680m、面積約1.9haというこじんまりした無人島。
なんとあの島全体がパワースポットとして有名な神社なんですって。きゃー♡
この387mの竹島橋を渡って、向こうに遠く見える八百富神社へ行ってみました。
あ、ちなみに、この橋、縁結びの橋とも言われているんだそう。わおロマンチック。
カップルは手を繋いで渡ると恋に効くとか。
うっかりなぬいぐるみたちは、そのジンクスをあとから知ることになったんですけど。
ぜひカップルやご夫婦での訪問なら仲良く手を繋いで渡ってくださいね。
あ、そうそう、注意すべきポイントがもう一つ。
橋を渡っている最中は、決して振り返ってはいけないそうですよ。
ガイドのおじさんに聞いたらギリギリ横向きまではセーフだそうです(笑)
なので往路はせめて、向こう180°な狭めの景色で我慢のひとときを。
ちなみにこの海、季節によっては、潮干狩りができるくらいの干潟になるそう。
この日は思いっきり海の水で満ち満ちているね。
さ、そうこうしている間に、鳥居が見えてきたよ。
あそこから先が、竹島弁財天として知られる「八百富神社」の入口です。
ペコリと一礼してお行儀よく入場。
開運・安産・縁結びの神を祀った「日本七弁財天」のひとつにも数えられる神社です。
鳥居を抜けたら、お待ちかねの振り返り。ジャーン。
山の上にある「蒲郡クラシックホテル」が肉眼だとはっきり見えます。
かつて、昭和天皇もご宿泊になられたり、2006年にはキムタクの「華麗なる一族」の
ロケ地にもなったりしたという名門ホテル。
「いつか泊まってみたいねぇ。」
ぬいぐるみたちの野望が広がるー!
八百富神社の全容は入口の地図に。
ガイドのおじさんがついててくれなかったら確実に迷ってしまいそうな広さ。
それにしても島全体が神社ってすごくないですか?
パワーをビリビリ感じます。
というわけで、ここからはおふざけは控えめにいくよ。
まずは石の階段を登ります。って、いきなり101段…。神社はこの上に。
「よーし、がんばるぞー!」
ってか、ガイドのおじさん、はえぇ…。さすが、地元の人は慣れてるんですね。
東京のど真ん中・銀座の博品館育ちの牛と羊には険しい道のりが続きます…!
ようやく境内のエリアに到着。
手水舎で手と口をすすいで、参拝です。
橋の向こうにいたときから思っていたけれど、本当に自然豊かな場所です。
対岸とは400mほどしか離れていないにも関わらず、この場所には天然記念物の
珍しい植物などもいろいろあるそう。すっごく気持ちのイイ木漏れ日。
狛犬さまにもご挨拶。
関ヶ原の戦いの前には徳川家康も参拝したそうですよ。
特段、直近に戦いの予定はありませんが、
「何かいいことがありますよーに」と、ぼんやりなお願いをしっかり参拝。
ちなみに右手にはおみくじなども売っていて、
なんと大吉の上の「大大吉」というのがあるそうです。
残念ながら、ぬいぐるみたちは普通の「吉」どまりでしたが、それでも満足度◎
もうひとつ、境内左手にある、こちらの「福種銭」にもご注目!
「お金が貯まる御守り」なんですって。
無人なので見落としがちですが、直接100円をお納めていただいてきました。
「お財布に入れて大事にするんだ…!」
境内のエリアを出るとまた、しっとりとした竹林があるよ。
なんと「竹島」という名前の島ではありますが、実際、竹が生えているのって、
さっきの狛犬様のところと、ココくらいなんだそう。ちょっと意外ですよね。
少し進むと下り坂に。木々の隙間から見える海がとっても素敵です。
三河湾の海って不思議ですよね。
果てしなくブルーというより、見る角度や光の当たり方によって
色の感じや煌き方が一瞬一瞬、違って見えます。
ガイドのおじさんによると、あの向こうの島、
お釈迦様の寝姿に似ているとして、有名なんですって。
写真家の間でも人気のフォトスポットだそうで。。。
ぬいぐるみならではのポージングで記念撮影も楽しんできました。
あの石塔が見えてきたらその麓に転がっている石もよーく見てみてね。
「大きな石や岩によ〜く目を凝らしてみてください。」
ガイドのおじさんがいなかったら、スルーしちゃいそうなマニアックポイント。
わかるかな?まんなかの石。
丸で囲ってみました。どうかな?
これ、毛利家の家紋じゃないかって言われているそう。
戦国時代かなんかに、海を越えて運ばれてきたんですかね?
なんだか浪漫があるスポットです。そんなこんなの参拝含めて賞味20分。
竹島をグルっとめぐるハイスピード観光でした。
途中、要所ごとに披露してくださるガイドのおじさんのご自身で撮影されたという
絶景写真も魅力的でしたよ。これを撮影するのに3年もかかったそう。
悠久の時間の流れに思いを馳せる素敵な構図。
とてもじゃないですが、通りすがりの旅人には、こんな人の心を動かせる瞬間は
なかなか訪れてはくれません。
だけど、いつ、どんな季節に、何時ごろ、どんな状況で、
この瞬間のシャッターチャンスを待っていたのか、そんなリアルな体験談を
教えてもらえたのは、とってもラッキーな気分でした。
そういう地元の気合入っているカメラマンの人に出会えるチャンスは
普通にフラっと旅行しているだけでは、なかなかない機会からね。
いつか、ぬいぐるみのシルエットと共に、素敵な風景を撮影できたらいいな。
蒲郡クラシックホテルに泊まりたいな。
あ、それを神様にお願いすればよかった…(笑)
【INFO】
蒲郡竹島
http://www.gamagori.jp/look/detail_4_0_1_0_0.html
八百富神社
http://www.yaotomi.net/
三河湾に浮かぶ無人島です。でも観光地なので人はいっぱいでした!
三河湾国定公園でもあり、とても自然豊かなスポットです。
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