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エリア:
- ヨーロッパ > フランス
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テーマ:
- 留学・長期滞在
このところ自分の周りで色々な動きがあった。書きたいこと山盛りなのだが、少しずつ日を分けて書いていこうと思う。
ものすごく気分の落ち込んでいるときは、ものすごくしょーもないこと たった1つで泣きそうになる。
肩に鳥のフンが落ちてくるとか(クリーニングから帰ってきたばっかのコートなんですけど…)、
くっそバカにした顔でニーハオ〜と すれ違いざまに言われたりだとか、
お店で挨拶してもシカトされたりだとか、
送っていたはずの書類が紛失されていたりだとか。
まあ泣かんけどな。
こんなことで泣いていては生きていけない。
ときどき、自分の進むべき道とかがブレてしまう。
迷いをもっている自分に無性に腹が立つ。
そしてどんどん気持ちが落ちていく。
先日、CCIP( la Chambre de commerce et d’industrie de Paris Ile-de-France)主催のDFP(les diplômes de français professionnel)を受験しようと思ってソルボンヌ大学の講座を受講することに決めた。
この試験は、DELFやDALFと同じで、A1 A2 B1 B2 C1 というレベルがある。C2もあるっぽいが、講座の最上級レベルがC1までだったのでよくわからん。
ちなみにA1が初級。
とりあえずB2から始めたいなぁと思ったら、クラス分けテストの結果、いきなりC1のクラスに組み込まれてしまった。
くそである。何ぞこれ。
アジア人お得意の、ペーパーテストはくっそ出来ますが 討論はくっそ苦手です☆の典型であるわたし。(オーラルの試験もあったが、ただ世間話をしただけである。)
そんなわたしが最上級クラスなんかに組み込まれたらどうなることかは火を見るより明らかである。
そもそもこの試験を受けようと思ったきっかけは、いずれフランスで就職するときにこんなディプロムあったほうが箔がつくわよね〜とかいうくらいのものであった。
(実際、フランス社会で役に立つ知識ばかりが出題されるので就職には有利だと思う)
なのだが、クラスのメンバーのクオリティ高すぎてワロタ。オワタ\(^o^)/
まず、みんな既に経済学を一通り学んでます という状態。
母国で経済学のlicenceはとったから、フランスの大学でmasterとりたい
だとか、
挙句の果てにはグランゼコール入学を目指してる人までいた。エリートか。
みんな大志を抱きまくりで眩しい。
きっと彼らのクシャミは、ハッ…ハッ…アンビシャス!!!!
って感じなんだろうなと、自己紹介を聞きながらぼんやり思った。
いや、フランスだから、アンビシュー!!だろうか。はたまた、名詞でアンビション!!なのだろうか。聞いてみたいものである。
(こういった思考を抱く時点で、もうクラスの最下位決定である。)
そもそも、ケベック人 スイス人 スペイン人 イタリア人ばっかりというだけで、私にはそのクラスのレベルの高さ(とういうか、どんだけ討論尽くしになるか)はお察しであった。
こういった、経済やら商業の学問をフランスで高めたい人々に大人気の試験、DFP。
そんな事実は知りませんでしたよあたしゃ。就職目指してる人のための試験だと思ってたんだが。
誰かが自己紹介してるときも、みんな質問しまくり。あ〜あそこの学校で商業を勉強したのね〜!知ってるわそこ!とか。グランゼコールに受かったとして将来どんな職につきたいの?とか。母国でも経済学を活かした仕事してたの?とか。
ついにフられた自己紹介で、自分のショボさを露呈してしまうことになった。
しかもこの自己紹介では、自分が今まで勉強してきた分野について必ず言わなくてはならなかった。
あんまり覚えていないが、ザックリこんなことを言った。
続けていきたい勉強があるが色々迷っている、仮にその道を極めたところでそれで食っていけるかもわからない、とりあえずどう転んでも職を得られるようにこのディプロムを取ろうと思った、日本の大学で社会学の勉強はしたが全くそれを活かすことのない職についていた(これが一番の蛇足)
みたいなことを、くっそ正直に言ってしまった。もっとうまいこと言えよという感じである。
もっと、こう…フランスの経済に昔から興味があって〜とか。
無論、経済っぽい単語を一切組み込まなかった自己紹介だったので、学生からは質問とか全くされなかったよ!!このときの空気を思い出すだけで3キロくらい痩せれそうである。
ちなみに、空気読んだ先生が質問してくれたわ!!!憐れみなぞいらんよ!
まぁ毎日、ホテルの高嶋政伸口調で『姉さん大変なことになりました…』って頭の中で呟きながら授業を受けている。
これを機に、というか、改めて自分の宙ぶらりん具合が大変気持ち悪くなったのである。
勉強は続けたい。
でも学生を続けるなら、バイトしか出来ない。
もし本当にガッツリ勉強を続けるなら、まともに働けるのは、30歳頃になるような気がする。
イイ大人のくせして纏まったお金を稼げない自分というものが何だか気持ち悪い。
でも自分の力を試したい。
でもその分野で、自分の能力を否定されたらどうしよう。
何より、学生でいることを選んだら、妊娠出産のタイミングがわからない。
でも今、仮に就職出来たとして、産休が取れるようになってから子供が出来ても、本当に後悔はしないのだろうか。
子供が言い訳になったりはしないだろうか。
でも健康なうちに子供は産みたい。
この禅問答が、半年近く続いている。
当然、婚約者にも自分の考えは全て言っているが、この日も家に帰ってから、自分の中途半端さ気持ち悪いっすわーと喋った。
いつもこういうことを言うたびに、『学生だったら子供産んではいけないの?何のために保育所や託児所があると思う?うちの会社用の託児所なら学生のママでも大丈夫だと思うよ?』と言われる。
欲しいものはぜんぶ手に入れたらいいじゃない。
と、簡単にのたまう。
いつもは、そうは言うけどね…それは単なる理想に過ぎんやん…と思う。
素直にその考えを受け入れることができない。欲しいものはぜんぶ手に入れるという考えは、単なる甘えだと思ってしまうからだ。
この世は等価交換ってとある漫画でも言ってたじゃないか!!
でも、この日は何か違った。
たぶんもう、自分の中でもどうしたいかはわかっていたんだと思う。
与えられた言葉、赦し が、ありがたいと素直に思えた。
勉強したけりゃ5年でも10年でも続けなよ。
極端な話、医者になりたいと思えば今から勉強して医大入ればいいじゃん。弁護士になりたいと思えば、今から法学始めればいいじゃん。何だって出来るんだよ。10年経ってもまだ君は37歳だよ。若いね!!子供はもう2人はいるかな。
自分が本当に100%心の底から好きだと思える職業に就いてほしい。そんなものはこの世に存在しないかもしれないけど、理想に近付けていってほしい。
お金を稼ぐために働かないでほしい。
金額なんて重要じゃないんだよ。
L'épanouissement (才能の開花、自分が咲き誇る みたいなニュアンス)が何より大事なんだよ。
自分の経験に自信を持っているお母さんが、子供達の自慢にもなると思うよ。
伴侶の最善の幸せを願うのが夫婦なんだよ。
と言われた。
甘やかしすぎやで…とは思う。
当たり前に申し訳なさはある。
頼ってばかりいるのは自分の理想である"自律した女性("自立"は同音だが少し違う)"からも遠ざかる。
だからこそ、脳みそを余すことなく使って、学べることはぜんぶ詰め込んでいこうと思う。
早く、速く。
いまのわたしのクシャミは、アンビシュー!である。
ものすごく気分の落ち込んでいるときは、ものすごくしょーもないこと たった1つで泣きそうになる。
肩に鳥のフンが落ちてくるとか(クリーニングから帰ってきたばっかのコートなんですけど…)、
くっそバカにした顔でニーハオ〜と すれ違いざまに言われたりだとか、
お店で挨拶してもシカトされたりだとか、
送っていたはずの書類が紛失されていたりだとか。
まあ泣かんけどな。
こんなことで泣いていては生きていけない。
ときどき、自分の進むべき道とかがブレてしまう。
迷いをもっている自分に無性に腹が立つ。
そしてどんどん気持ちが落ちていく。
先日、CCIP( la Chambre de commerce et d’industrie de Paris Ile-de-France)主催のDFP(les diplômes de français professionnel)を受験しようと思ってソルボンヌ大学の講座を受講することに決めた。
この試験は、DELFやDALFと同じで、A1 A2 B1 B2 C1 というレベルがある。C2もあるっぽいが、講座の最上級レベルがC1までだったのでよくわからん。
ちなみにA1が初級。
とりあえずB2から始めたいなぁと思ったら、クラス分けテストの結果、いきなりC1のクラスに組み込まれてしまった。
くそである。何ぞこれ。
アジア人お得意の、ペーパーテストはくっそ出来ますが 討論はくっそ苦手です☆の典型であるわたし。(オーラルの試験もあったが、ただ世間話をしただけである。)
そんなわたしが最上級クラスなんかに組み込まれたらどうなることかは火を見るより明らかである。
そもそもこの試験を受けようと思ったきっかけは、いずれフランスで就職するときにこんなディプロムあったほうが箔がつくわよね〜とかいうくらいのものであった。
(実際、フランス社会で役に立つ知識ばかりが出題されるので就職には有利だと思う)
なのだが、クラスのメンバーのクオリティ高すぎてワロタ。オワタ\(^o^)/
まず、みんな既に経済学を一通り学んでます という状態。
母国で経済学のlicenceはとったから、フランスの大学でmasterとりたい
だとか、
挙句の果てにはグランゼコール入学を目指してる人までいた。エリートか。
みんな大志を抱きまくりで眩しい。
きっと彼らのクシャミは、ハッ…ハッ…アンビシャス!!!!
って感じなんだろうなと、自己紹介を聞きながらぼんやり思った。
いや、フランスだから、アンビシュー!!だろうか。はたまた、名詞でアンビション!!なのだろうか。聞いてみたいものである。
(こういった思考を抱く時点で、もうクラスの最下位決定である。)
そもそも、ケベック人 スイス人 スペイン人 イタリア人ばっかりというだけで、私にはそのクラスのレベルの高さ(とういうか、どんだけ討論尽くしになるか)はお察しであった。
こういった、経済やら商業の学問をフランスで高めたい人々に大人気の試験、DFP。
そんな事実は知りませんでしたよあたしゃ。就職目指してる人のための試験だと思ってたんだが。
誰かが自己紹介してるときも、みんな質問しまくり。あ〜あそこの学校で商業を勉強したのね〜!知ってるわそこ!とか。グランゼコールに受かったとして将来どんな職につきたいの?とか。母国でも経済学を活かした仕事してたの?とか。
ついにフられた自己紹介で、自分のショボさを露呈してしまうことになった。
しかもこの自己紹介では、自分が今まで勉強してきた分野について必ず言わなくてはならなかった。
あんまり覚えていないが、ザックリこんなことを言った。
続けていきたい勉強があるが色々迷っている、仮にその道を極めたところでそれで食っていけるかもわからない、とりあえずどう転んでも職を得られるようにこのディプロムを取ろうと思った、日本の大学で社会学の勉強はしたが全くそれを活かすことのない職についていた(これが一番の蛇足)
みたいなことを、くっそ正直に言ってしまった。もっとうまいこと言えよという感じである。
もっと、こう…フランスの経済に昔から興味があって〜とか。
無論、経済っぽい単語を一切組み込まなかった自己紹介だったので、学生からは質問とか全くされなかったよ!!このときの空気を思い出すだけで3キロくらい痩せれそうである。
ちなみに、空気読んだ先生が質問してくれたわ!!!憐れみなぞいらんよ!
まぁ毎日、ホテルの高嶋政伸口調で『姉さん大変なことになりました…』って頭の中で呟きながら授業を受けている。
これを機に、というか、改めて自分の宙ぶらりん具合が大変気持ち悪くなったのである。
勉強は続けたい。
でも学生を続けるなら、バイトしか出来ない。
もし本当にガッツリ勉強を続けるなら、まともに働けるのは、30歳頃になるような気がする。
イイ大人のくせして纏まったお金を稼げない自分というものが何だか気持ち悪い。
でも自分の力を試したい。
でもその分野で、自分の能力を否定されたらどうしよう。
何より、学生でいることを選んだら、妊娠出産のタイミングがわからない。
でも今、仮に就職出来たとして、産休が取れるようになってから子供が出来ても、本当に後悔はしないのだろうか。
子供が言い訳になったりはしないだろうか。
でも健康なうちに子供は産みたい。
この禅問答が、半年近く続いている。
当然、婚約者にも自分の考えは全て言っているが、この日も家に帰ってから、自分の中途半端さ気持ち悪いっすわーと喋った。
いつもこういうことを言うたびに、『学生だったら子供産んではいけないの?何のために保育所や託児所があると思う?うちの会社用の託児所なら学生のママでも大丈夫だと思うよ?』と言われる。
欲しいものはぜんぶ手に入れたらいいじゃない。
と、簡単にのたまう。
いつもは、そうは言うけどね…それは単なる理想に過ぎんやん…と思う。
素直にその考えを受け入れることができない。欲しいものはぜんぶ手に入れるという考えは、単なる甘えだと思ってしまうからだ。
この世は等価交換ってとある漫画でも言ってたじゃないか!!
でも、この日は何か違った。
たぶんもう、自分の中でもどうしたいかはわかっていたんだと思う。
与えられた言葉、赦し が、ありがたいと素直に思えた。
勉強したけりゃ5年でも10年でも続けなよ。
極端な話、医者になりたいと思えば今から勉強して医大入ればいいじゃん。弁護士になりたいと思えば、今から法学始めればいいじゃん。何だって出来るんだよ。10年経ってもまだ君は37歳だよ。若いね!!子供はもう2人はいるかな。
自分が本当に100%心の底から好きだと思える職業に就いてほしい。そんなものはこの世に存在しないかもしれないけど、理想に近付けていってほしい。
お金を稼ぐために働かないでほしい。
金額なんて重要じゃないんだよ。
L'épanouissement (才能の開花、自分が咲き誇る みたいなニュアンス)が何より大事なんだよ。
自分の経験に自信を持っているお母さんが、子供達の自慢にもなると思うよ。
伴侶の最善の幸せを願うのが夫婦なんだよ。
と言われた。
甘やかしすぎやで…とは思う。
当たり前に申し訳なさはある。
頼ってばかりいるのは自分の理想である"自律した女性("自立"は同音だが少し違う)"からも遠ざかる。
だからこそ、脳みそを余すことなく使って、学べることはぜんぶ詰め込んでいこうと思う。
早く、速く。
いまのわたしのクシャミは、アンビシュー!である。


