-
エリア:
- ヨーロッパ > フランス
-
テーマ:
- ウェディング
※だいぶまえに、別にやってるブログで書いた記事ですが気にせずお読み下さい
最近、英語の勉強を始めた。再開したと言う方が正しいだろうか。一応大学までは勉強していたんだし。
(といっく の有効期限なんぞ大昔に切れてしまったが。)
やはり英語は使いこなせるに越したことはないとヒシヒシ感じるからである。
あと、こっちで暮らすようになってから、二カ国語は話せて普通、三カ国語もそんなに大したことない、四•五カ国語が話せるくらいからスゴイ みたいなのをものすごく感じる。
ペっ(゜Д゜)!!
英語力を鍛えるために、家でも時々 英語で会話をふられる。果てしなく苦痛。しかも、『あ〜君の英語は、完璧にフランス語訛りついちゃってるね。矯正しないとね』とか言われるんである。
そのたびに、"あ〜つれ〜。俺の英語、フランス語訛りだわ〜。 つれ〜。"というような地獄のミサワ絵が脳内自動再生され、笑いを堪えるのに必死だ。
こんな感じの、ほんわか☆のほほんライフをもやしジャンキーは送っているヨ!と言いたいところだが、実際はザラキを唱えまくりな日々である。
先日、そう先週の木曜日のことである。忘れもしない。市役所に結婚式の手続きをしに行ってきた。
もしわたしが22代横綱 太刀山峯右エ門ばりの怪力を持っていたなら、きっと後世 この日のことを"血の木曜日"と社会の教科書に記され、さらにわたしの写真は授業に退屈した子供たちにラクガキなんかされちゃったりしたんだろうなと思う。
恐らく、以下から段々 普段以上に言葉遣いがキツくなると思われるが勘弁願いたい。
先週の木曜日は、結婚式の話し合い第二回目であった。当然、ランデブーはとってあった。予約票もきちんと持っていた。
予約票には、もちろん先週の木曜日の日付と時間も記載されていた。
なのに、市役所に行き窓口でランデブーを取ってる旨を言ったら
『はぁ?あなたたちの予約なんか入ってないわよ』
と言われたのである。
我々は予約票をみせ、んなわけねーべ、ここに書いてあんだろが と言っても、
『え〜…でも…ないし…。はぁ…。仕方ないわね、待合室で待ってて。』
という、しゃーねーから何とかしてやるよ的対応。
そしていざ、自分達の番が来ても、対応は最悪の最悪であった。対応した若いネエちゃんが本当に どないしたん? と言いたくなるくらい、キてた。
『あなたたちの予約は、先週の木曜日ってパソコンに入力されてるのよ!!何で来なかったの!!!
予約票は今日の日付!?はあ!?誰が書いたのよコレ!!!わたしは関係ないわ、わたしのミスじゃないもの!!!仕方ないから対応してあげるけど!!!!さっさと書類だして!!!!』
と、初っ端からブチ切れモード。
そしてここで書類を提出するも、思いっきり突き返された。
『なんで書類のオリジナルがないの!!!!こんなので対応できるわけないでしょ!!!』と。
フランスで日本人が結婚する際必要なのは、
※初婚の場合
出生証明書(Acte de Naissance)
独身証明書(Certificat de Célibat)
慣習証明書(Certificat de Coutume)
である(ほかにもあるが、とりあえず割愛)。
戸籍謄本と改製原戸籍を取り寄せ、それらを日本の外務省に送ってアポスティーユをつけてもらい、それをフランスに送ってもらった後に大使館か法定翻訳者に依頼してこの三つの書類を作成してもらう。
くっそめんどくせー上に、お金もかかるのである。しかも、これらの書類には有効期限があるため、この有効期限内に結婚が成立しなければ、全く同じ手順で書類を用意し 再提出しなくてはいけないのである。
フランスの市役所は仕事が遅いので、書類の有効期限内に結婚式を挙げられない国際カップルは結構いるようだ。
なので、以前、第一回目のランデブーの際に対応してくれた係員の人は、
『あなたたちの場合は、7ヶ月先に結婚式をしたいのね。なら、今から書類を全部提出したら結婚するまでに書類の有効期限が切れてしまうから、PACSを締結したときに使った書類のコピーを一先ず提出してくれたらいいわ。(※PACSのときも、アポスティーユ付き出生証明書と慣習証明書は作成しており、家にそのコピーがあったため)
結婚式の三ヶ月前までにオリジナルを作成して提出してくれたらいいから。法定翻訳、高いものね。何度も再提出するのはお金がもったいないし』
という神対応であった。だから、コピーを持ってきていたのである。
その旨を言っても、このクソあまは、
『そんなの知らない!!オリジナル以外は受け付けない!!わたしは!!わたしのミスじゃない!!そもそもコピー提出しろなんて言われて、それを鵜呑みにするのがおかしい!!常識で考えろ!!』と言うのである。
しかし、以前の係員の人が、予約票の裏に "必要な書類(コピーのみでOK)"と書いてくれていたのである。それを見せても、
『わたしは知らない!!わたしのミスじゃない、知るか!!とにかくコピーでは受け付けない!!出直してこい!!外国人と結婚したいなら我慢しろ!!!』
と言うのだ。ほんのり差別も感じた。ていうか、全く祝福とかする気ないね君。あと、わたしのミスじゃないって連呼しすぎ。
この、人によって言うことが違いすぎる対応、マニュアルなさすぎ、そもそもランデブーからしてこちらは全く悪くないのに"お前らアホか、しゃーないから対応したるわ"みたいな対応、当然 一切謝罪なし。
そしてひたすらヒステリーなこの女に対して、さすがの婚約者もぶち切れ。
『疲れたですぅ』なんていう、タラちゃんのような日本語をたまに口にしてわたしを和ます、異常なほど温厚な彼が切れたのである。ビックリした。温厚な人ほど、怒ると怖いというのはマジである。
どんだけ切れたかと言うと、市役所を出るときに壁ドンしたほどである。
彼が切れて、この女とものすごい口論になるも(間違いだらけの情報を寄越すお前らこそ何やねん、ていうかなんでそっちの数々のミスに対する謝罪がないねん という感じに切れていた)、この女は一切意見を変えないし謝罪もしないので 結局、後日再訪することになった。
この女が予約票を新しく記入しているときも、『ほ〜ら、日付を赤ペンで書いてあげたわよ、わかりやすいでしょ〜う?』と ほざいたので、ほんまに殴りとばしたくなった。
婚約者が壁ドンしてなかったら、わたしがしてたと思う。
その日は帰ってからも2人でひたすらムカムカしていたが、次の日の朝、顔を洗って鏡をみた時に ふと
"でもわたしはあの女より幸せな人生を送っているし、今後ももっと幸せになっていく自信がある。"と思った。
あの女から感じたのは、あの女の人生の不幸とか不満とかそういったものばかりである。
あの女は、綺麗な顔をしていた。しかし、指輪はしていなかった。当然、結婚してても指輪をしない人もいるが、若い人は結婚か婚約したら基本的に指輪をするものだと思う。
私生活が潤っていない中、自分はひたすら結婚で幸せいっぱいなカップル達のために働かなくてはいけない。なんと哀れだろうか!!
あの女が、老後 独りで、小さな古いアパートの一室で冷凍食品をチンして食べているとき、
わたしは孫と日当たりの良い一軒家の庭でガーデニングをしている。
『これ、何だと思う?これね、ミキプルーンの苗木!』
みたいなフレンチジョークをぶちかまして、孫たちをどっかん笑わせているのである。そして休憩がてらティータイムとかしちゃうのである。おやつはカントリーマアムだ。
そう、間違いなく、わたしはあの女より幸せになれる。
全ては想像にすぎないが、わたしはあの女より絶対に幸せな人生を送る。そう思う。
ぶっちゃけ、今後もあんな市役所に頭下げて結婚を依頼したくないんだが。
幸せなことなのだから、出来る限りネガティブな気持ちにならないよう気を強く持ちたい。
ちなみに、教会で結婚する日の日付はもう決まっている。たぶん、この調子だと、同日に市役所と教会で結婚式をするのはムリだろう…。市役所で結婚式をする日はあくまでも事務手続き という気概で行くと思う。もうジャージで行ってやろうかと思う。
"国際結婚に必要なのは、まず何よりも忍耐"という言葉が頭によぎりまくりである
最近、英語の勉強を始めた。再開したと言う方が正しいだろうか。一応大学までは勉強していたんだし。
(といっく の有効期限なんぞ大昔に切れてしまったが。)
やはり英語は使いこなせるに越したことはないとヒシヒシ感じるからである。
あと、こっちで暮らすようになってから、二カ国語は話せて普通、三カ国語もそんなに大したことない、四•五カ国語が話せるくらいからスゴイ みたいなのをものすごく感じる。
ペっ(゜Д゜)!!
英語力を鍛えるために、家でも時々 英語で会話をふられる。果てしなく苦痛。しかも、『あ〜君の英語は、完璧にフランス語訛りついちゃってるね。矯正しないとね』とか言われるんである。
そのたびに、"あ〜つれ〜。俺の英語、フランス語訛りだわ〜。 つれ〜。"というような地獄のミサワ絵が脳内自動再生され、笑いを堪えるのに必死だ。
こんな感じの、ほんわか☆のほほんライフをもやしジャンキーは送っているヨ!と言いたいところだが、実際はザラキを唱えまくりな日々である。
先日、そう先週の木曜日のことである。忘れもしない。市役所に結婚式の手続きをしに行ってきた。
もしわたしが22代横綱 太刀山峯右エ門ばりの怪力を持っていたなら、きっと後世 この日のことを"血の木曜日"と社会の教科書に記され、さらにわたしの写真は授業に退屈した子供たちにラクガキなんかされちゃったりしたんだろうなと思う。
恐らく、以下から段々 普段以上に言葉遣いがキツくなると思われるが勘弁願いたい。
先週の木曜日は、結婚式の話し合い第二回目であった。当然、ランデブーはとってあった。予約票もきちんと持っていた。
予約票には、もちろん先週の木曜日の日付と時間も記載されていた。
なのに、市役所に行き窓口でランデブーを取ってる旨を言ったら
『はぁ?あなたたちの予約なんか入ってないわよ』
と言われたのである。
我々は予約票をみせ、んなわけねーべ、ここに書いてあんだろが と言っても、
『え〜…でも…ないし…。はぁ…。仕方ないわね、待合室で待ってて。』
という、しゃーねーから何とかしてやるよ的対応。
そしていざ、自分達の番が来ても、対応は最悪の最悪であった。対応した若いネエちゃんが本当に どないしたん? と言いたくなるくらい、キてた。
『あなたたちの予約は、先週の木曜日ってパソコンに入力されてるのよ!!何で来なかったの!!!
予約票は今日の日付!?はあ!?誰が書いたのよコレ!!!わたしは関係ないわ、わたしのミスじゃないもの!!!仕方ないから対応してあげるけど!!!!さっさと書類だして!!!!』
と、初っ端からブチ切れモード。
そしてここで書類を提出するも、思いっきり突き返された。
『なんで書類のオリジナルがないの!!!!こんなので対応できるわけないでしょ!!!』と。
フランスで日本人が結婚する際必要なのは、
※初婚の場合
出生証明書(Acte de Naissance)
独身証明書(Certificat de Célibat)
慣習証明書(Certificat de Coutume)
である(ほかにもあるが、とりあえず割愛)。
戸籍謄本と改製原戸籍を取り寄せ、それらを日本の外務省に送ってアポスティーユをつけてもらい、それをフランスに送ってもらった後に大使館か法定翻訳者に依頼してこの三つの書類を作成してもらう。
くっそめんどくせー上に、お金もかかるのである。しかも、これらの書類には有効期限があるため、この有効期限内に結婚が成立しなければ、全く同じ手順で書類を用意し 再提出しなくてはいけないのである。
フランスの市役所は仕事が遅いので、書類の有効期限内に結婚式を挙げられない国際カップルは結構いるようだ。
なので、以前、第一回目のランデブーの際に対応してくれた係員の人は、
『あなたたちの場合は、7ヶ月先に結婚式をしたいのね。なら、今から書類を全部提出したら結婚するまでに書類の有効期限が切れてしまうから、PACSを締結したときに使った書類のコピーを一先ず提出してくれたらいいわ。(※PACSのときも、アポスティーユ付き出生証明書と慣習証明書は作成しており、家にそのコピーがあったため)
結婚式の三ヶ月前までにオリジナルを作成して提出してくれたらいいから。法定翻訳、高いものね。何度も再提出するのはお金がもったいないし』
という神対応であった。だから、コピーを持ってきていたのである。
その旨を言っても、このクソあまは、
『そんなの知らない!!オリジナル以外は受け付けない!!わたしは!!わたしのミスじゃない!!そもそもコピー提出しろなんて言われて、それを鵜呑みにするのがおかしい!!常識で考えろ!!』と言うのである。
しかし、以前の係員の人が、予約票の裏に "必要な書類(コピーのみでOK)"と書いてくれていたのである。それを見せても、
『わたしは知らない!!わたしのミスじゃない、知るか!!とにかくコピーでは受け付けない!!出直してこい!!外国人と結婚したいなら我慢しろ!!!』
と言うのだ。ほんのり差別も感じた。ていうか、全く祝福とかする気ないね君。あと、わたしのミスじゃないって連呼しすぎ。
この、人によって言うことが違いすぎる対応、マニュアルなさすぎ、そもそもランデブーからしてこちらは全く悪くないのに"お前らアホか、しゃーないから対応したるわ"みたいな対応、当然 一切謝罪なし。
そしてひたすらヒステリーなこの女に対して、さすがの婚約者もぶち切れ。
『疲れたですぅ』なんていう、タラちゃんのような日本語をたまに口にしてわたしを和ます、異常なほど温厚な彼が切れたのである。ビックリした。温厚な人ほど、怒ると怖いというのはマジである。
どんだけ切れたかと言うと、市役所を出るときに壁ドンしたほどである。
彼が切れて、この女とものすごい口論になるも(間違いだらけの情報を寄越すお前らこそ何やねん、ていうかなんでそっちの数々のミスに対する謝罪がないねん という感じに切れていた)、この女は一切意見を変えないし謝罪もしないので 結局、後日再訪することになった。
この女が予約票を新しく記入しているときも、『ほ〜ら、日付を赤ペンで書いてあげたわよ、わかりやすいでしょ〜う?』と ほざいたので、ほんまに殴りとばしたくなった。
婚約者が壁ドンしてなかったら、わたしがしてたと思う。
その日は帰ってからも2人でひたすらムカムカしていたが、次の日の朝、顔を洗って鏡をみた時に ふと
"でもわたしはあの女より幸せな人生を送っているし、今後ももっと幸せになっていく自信がある。"と思った。
あの女から感じたのは、あの女の人生の不幸とか不満とかそういったものばかりである。
あの女は、綺麗な顔をしていた。しかし、指輪はしていなかった。当然、結婚してても指輪をしない人もいるが、若い人は結婚か婚約したら基本的に指輪をするものだと思う。
私生活が潤っていない中、自分はひたすら結婚で幸せいっぱいなカップル達のために働かなくてはいけない。なんと哀れだろうか!!
あの女が、老後 独りで、小さな古いアパートの一室で冷凍食品をチンして食べているとき、
わたしは孫と日当たりの良い一軒家の庭でガーデニングをしている。
『これ、何だと思う?これね、ミキプルーンの苗木!』
みたいなフレンチジョークをぶちかまして、孫たちをどっかん笑わせているのである。そして休憩がてらティータイムとかしちゃうのである。おやつはカントリーマアムだ。
そう、間違いなく、わたしはあの女より幸せになれる。
全ては想像にすぎないが、わたしはあの女より絶対に幸せな人生を送る。そう思う。
ぶっちゃけ、今後もあんな市役所に頭下げて結婚を依頼したくないんだが。
幸せなことなのだから、出来る限りネガティブな気持ちにならないよう気を強く持ちたい。
ちなみに、教会で結婚する日の日付はもう決まっている。たぶん、この調子だと、同日に市役所と教会で結婚式をするのはムリだろう…。市役所で結婚式をする日はあくまでも事務手続き という気概で行くと思う。もうジャージで行ってやろうかと思う。
"国際結婚に必要なのは、まず何よりも忍耐"という言葉が頭によぎりまくりである