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エリア:
- ヨーロッパ > フランス
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テーマ:
- ウェディング
我々は市役所と教会の二箇所で結婚式を行う。
教会での挙式は義務ではないので、市役所での挙式のみのカップルも多い。
ちなみに、その後はレストランで皆でご飯食べて解散!という感じである。
教会で挙式をするにあたって、前以て改宗をする必要はない。
しかし、わたしは信仰心がないのに教会で結婚するのは抵抗があるので、洗礼受けるのを前提にして教会に通う日々である。
(改宗するには二年間ミサに通い、その後洗礼を受ける必要がある。元々、私は仏教徒でもないから改宗とは言わないんだが。)
聖書を開くのは学生時代ぶりであるし、祈りの言葉は覚えられないのでカンペ作成している。聖歌も毎度違うものを歌うので、まだ全然覚えられていないけど。
学生の時、キリスト教学の先生がめっちゃ好きで、毎回むちゃくちゃ前の席で『っかぁ〜!!イカす腰つきだねぇ兄ちゃん!!』とかいう煩悩丸出しで講義を受けていたのを懐かしみながら、日々勉強している。
教会での結婚式は、数々のステップを踏まなくては挙げることができない。
まず申請時に神官と面談、その後自分たちの結婚の日に立ち会ってくれる助祭と数回面談、決められた日 決められた教会でのミサへの参加、勉強会への参加、同じ典礼暦の期間内で挙式するカップル達との面談など。
準備を終え無事挙式した結婚後も、報告を兼ねて神官やその他カップルとの面談などがある。
めんどくせー!と思う人もいるかもしれないが、私は結構、この手順が好きである。
結婚を控えた他のカップル達と関わりあって言葉を交わすことはとても興味深いし、何より結婚というものに対して真っ直ぐ向き合うための心の準備が出来るからだ。
ちなみに神官や助祭との面談では
なぜ結婚するのか、
なぜ教会で結婚したいのか(特にわたしの場合は、仏教や神道でなく なぜキリスト教なのかをすごく聞かれた)、
なぜ市役所での結婚式だけでなく教会でも挙式したいのか、
結婚を通して何を伴侶に与えてやれるか、
どうして相手は自分を生涯の伴侶として選んだと思うか、
自分たちが誓う永遠の愛とは具体的に何なのか
こんなことを聞かれた。
伴侶となる人間の考えも聞けて、結構面白い。
教会での挙式に向けては着々と準備が進んでいるが、相変わらず市役所での行政手続きは滞っている。未だに市役所での結婚式の日程は決まってないでやんす。
二週間後のランデブーでは波乱がないよう祈るのみ。
教会の助祭の人も、私たちの地域の市役所は、この近辺で最も対応が悪くて有名 と言っていた…。
壁ドンしつつ堪えていこうと思う。
余談だが、戸籍にアポスティーユを付けてもらうために母が外務省大阪分室に直接赴いた旨を聞いて、あ〜やっぱり我々は親子ね〜…と、血の繋がりを感じた。
(郵送なんてまどろっこしいわ、直接行く方が早いし確実やわい!というノリで行ったらしい)
そういうのも考えたら、本当に、堪えて頑張ろう!という気持ちになる。
戸籍の翻訳を依頼した法定翻訳家の人にも、『手続き大変やろけど、頑張って』と励まされた。
ものすごくノロノロとした進みだが、いちいち手順を終えるたびに達成感みたいなものがある。
この、いちいち小さな感動を得られる というのは、この国の醍醐味である。
フランス式でなく日本式でやった方が簡単!!という声が多いし、ごもっとも!とは思う。
でもやはり、フランス式で結婚する…というのは一つの貴重な経験だと思う。
(というか私は極力、在日フランス大使館と関わりあいたくないだけだが。)
こういうことを乗り越えて、またフランスでの経験値が溜まっていくんだわ!そうなんだわ!!
って思いながら日々を暮らしている。
柿ピーの袋の後ろの、"けなげ組 " のイラストに心を励まされながら頑張っているよあたしゃ
教会での挙式は義務ではないので、市役所での挙式のみのカップルも多い。
ちなみに、その後はレストランで皆でご飯食べて解散!という感じである。
教会で挙式をするにあたって、前以て改宗をする必要はない。
しかし、わたしは信仰心がないのに教会で結婚するのは抵抗があるので、洗礼受けるのを前提にして教会に通う日々である。
(改宗するには二年間ミサに通い、その後洗礼を受ける必要がある。元々、私は仏教徒でもないから改宗とは言わないんだが。)
聖書を開くのは学生時代ぶりであるし、祈りの言葉は覚えられないのでカンペ作成している。聖歌も毎度違うものを歌うので、まだ全然覚えられていないけど。
学生の時、キリスト教学の先生がめっちゃ好きで、毎回むちゃくちゃ前の席で『っかぁ〜!!イカす腰つきだねぇ兄ちゃん!!』とかいう煩悩丸出しで講義を受けていたのを懐かしみながら、日々勉強している。
教会での結婚式は、数々のステップを踏まなくては挙げることができない。
まず申請時に神官と面談、その後自分たちの結婚の日に立ち会ってくれる助祭と数回面談、決められた日 決められた教会でのミサへの参加、勉強会への参加、同じ典礼暦の期間内で挙式するカップル達との面談など。
準備を終え無事挙式した結婚後も、報告を兼ねて神官やその他カップルとの面談などがある。
めんどくせー!と思う人もいるかもしれないが、私は結構、この手順が好きである。
結婚を控えた他のカップル達と関わりあって言葉を交わすことはとても興味深いし、何より結婚というものに対して真っ直ぐ向き合うための心の準備が出来るからだ。
ちなみに神官や助祭との面談では
なぜ結婚するのか、
なぜ教会で結婚したいのか(特にわたしの場合は、仏教や神道でなく なぜキリスト教なのかをすごく聞かれた)、
なぜ市役所での結婚式だけでなく教会でも挙式したいのか、
結婚を通して何を伴侶に与えてやれるか、
どうして相手は自分を生涯の伴侶として選んだと思うか、
自分たちが誓う永遠の愛とは具体的に何なのか
こんなことを聞かれた。
伴侶となる人間の考えも聞けて、結構面白い。
教会での挙式に向けては着々と準備が進んでいるが、相変わらず市役所での行政手続きは滞っている。未だに市役所での結婚式の日程は決まってないでやんす。
二週間後のランデブーでは波乱がないよう祈るのみ。
教会の助祭の人も、私たちの地域の市役所は、この近辺で最も対応が悪くて有名 と言っていた…。
壁ドンしつつ堪えていこうと思う。
余談だが、戸籍にアポスティーユを付けてもらうために母が外務省大阪分室に直接赴いた旨を聞いて、あ〜やっぱり我々は親子ね〜…と、血の繋がりを感じた。
(郵送なんてまどろっこしいわ、直接行く方が早いし確実やわい!というノリで行ったらしい)
そういうのも考えたら、本当に、堪えて頑張ろう!という気持ちになる。
戸籍の翻訳を依頼した法定翻訳家の人にも、『手続き大変やろけど、頑張って』と励まされた。
ものすごくノロノロとした進みだが、いちいち手順を終えるたびに達成感みたいなものがある。
この、いちいち小さな感動を得られる というのは、この国の醍醐味である。
フランス式でなく日本式でやった方が簡単!!という声が多いし、ごもっとも!とは思う。
でもやはり、フランス式で結婚する…というのは一つの貴重な経験だと思う。
(というか私は極力、在日フランス大使館と関わりあいたくないだけだが。)
こういうことを乗り越えて、またフランスでの経験値が溜まっていくんだわ!そうなんだわ!!
って思いながら日々を暮らしている。
柿ピーの袋の後ろの、"けなげ組 " のイラストに心を励まされながら頑張っているよあたしゃ