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エリア:
- ヨーロッパ > フランス
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テーマ:
- 留学・長期滞在
※この記事は前に自分のブログに書いたモノなので季節感がおかしいですが、気にせずお読みください
2014年は日本に帰ることは無いわ〜と今日、母親に電話した。
『ばか!!!』と一喝され申した。藤子不二雄の"まんが道"に出てくる、デラさんを彷彿とさせるような、ばか!!であった。
どうでもいいが、彼らがトキワ荘で作ったキャベツの味噌汁 白飯の晩飯がやたら美味そうで仕方なく、再現してみたけどそうでもなかった…という思いをしたのは私だけではないはずだ。ンマーーーイ!!
どうも母親は、日本でも何か結婚式っぽいことをするんだろうなと思っていたらしい。
だがしかし、フランス〜日本間で準備のやりとりするのが面倒くさい上に、日本は結婚に関する全てのことのビジネス色が強すぎて、どうもヤル気が起きないのである。
そして何より、やらないで済むことならもうやりたくない。その熱意と時間を勉強に注ぐんだお!!
和装での写真は2015年か2016年あたり、日本に帰ったら撮るわ〜と言うたら
『いや、2015年には妊娠してるから帰って来れないでしょ、2016年には赤ちゃん居るだろうから、結局飛行機乗れないじゃない!!』と言われた。
うーんこのプレッシャー!!!
今日はこの一年を振り返ろうと思う。
2013年、私はどえらい成長をした。
そう、わたしの成長っぷりが凄まじいと地元ではもっぱらの噂である。(てきとう)
もう自分でも驚くほどの成長をひしひしと感じている。
ああ、一皮剥けたなあって、つくづく思う。
どんな成長かって??
…パン屋で買ったバゲットを小脇に抱えて颯爽と歩けるようになっちゃったってばよ!!!
なんならたまに齧ったりしちゃう。
カッコよすぎてチビりそう!!
前までは、コレが出来なかったんである。
あたいが、そんな…パンを小脇に抱えて歩くなんて…。 てめえ!!イチビってんじゃねーぞバーロー!!とかいう怒号が飛んできたり、時計型麻酔銃で眠らされたりするんじゃなかろうかという勝手な不安意識が働き、前まではパン屋でパンを買ったらすぐ、 ばっきーっ!とバゲットを膝で半分に折り、買い物袋(フランスは日本以上にエコバッグ意識が強いの☆出来る女は、いつだってマイバッグ持参なんだモン!地球にも優しい女性だなんて素敵じゃナイ??うふふっ☆)にしまっていた。
小脇でパンを抱えることが出来るようになった今、膝の半月板あたりを痛めることなんてもう無いんだぜ!!!なんでパンが半分に折れてるの?なんて、ジュリアンに訝しがられることもないんだ!!SU☆TE☆KI!!
2014年の目標は、靴下の穴を繕わずにサッと捨てれるようになること!と言いたいところだが、それは勿体ない上に こっちの靴下は穴あいてしゃーないのでムリなんである。こないだスーパーで見つけてフンパツして買ったイタリア製の靴下は、一回履いただけでカカト怪しいんだが。7ユーロもしたんだが。もうあの国にはスパゲティ以外、何も期待しないことにする。
やはり靴下はメイドインジャポンに限る。
というのは冗談として、2014年の目標はマダムの品格 というか、エレガンスを追い求めたい。もうこう書いてる時点で無理クサさがぷんぷんしている。
と言うのも、私はフランスに来てからというもの、オシャレをほぼしなくなったからである。婚約者と週末どこかに行く時しかスカートやパンプスは履かない。日々、ジーパン(デニムと言わない時点で終わっている)にスニーカー、眉毛書くくらいの手抜き化粧。
アンジェラアキを目指しているのかもしれないがロッチの中岡みたいになってますよ的な感じである。
日本にいた頃は、それなりにマトモだったんだが。
ちゅうか、パリでオシャレすることが私にはマジで怖いんである。死活問題よね。すぐにスリの的になる気がして。
実際、パリの日本人観光客は一発で見抜ける。やたらオシャレで小綺麗、そして警戒心皆無。
以前メトロの中で、ガイドブック開いて日本語で談笑、短いスカートにヒールの高い靴、半開きのカバン という日本人女性2人組がいて、この人たちは囮捜査か何かをしてるんだろうかと思ったほどである。
だから、オシャレしてたら観光客と間違われて、スリの恰好の的になる気がして怖いのだ。
しかし、やはり、女性でいることを忘れてはいかんなと日々感じるのである。
教会での結婚講習会でも、『子供ができても、まず夫の妻であるという大前提を忘れてはいけない』と言われた。
クリスマス前、婚約者に何が欲しいか聞かれた時、わたしは寿命の長そうなブーツ と答えた。
すると彼は翌日、職場の女性社員達にリサーチしたらしく、『○○(イタリアの某有名靴ブランド)がとにかく質がよくて長年使えるらしい』といってきた。
違う!!
違うねん!!!!そんなオシャレ要素は一切求めてないねん!!
ブーツはブーツでもオシャレブーツでなく、アウトドア向けのブーツっていうか!!
がんがん歩きたおしても踵がちびらんような、なんならいっそ、踵に鉄板が入ってるような安全靴みたいなんが欲しいねん!!とにかく摩耗しないブーツが欲しいねや!!
と力説した。
彼は『きっと世間の女性はオシャレなブランドもののブーツを喜んで履くだろうに…!君ってやつぁ…!!オンリーワン!!!』みたいな謎の解釈をして感動していた。この一連の流れを、どうやら彼は同僚達に話したらしく、その次の日に、日頃から家族ぐるみで親しくしている婚約者の同僚の奥さんから電話がかかってきた。
『モヤシ!!あなた、もうすぐマダムになるのよ!?
安全靴なんて冗談言ってる場合じゃないの!エレガントな女性でいなきゃ、他人からリスペクトしてもらえないのよ!妻がエレガントでないと、夫自身も馬鹿にされるんだからっ!!』
と。
もう何にびっくりしたって、同僚の奥さんにまでこんなしょーもない話が広まっていることであった。サザエさんの世界か!!
しかし実際、きちんとした身なりをしていると、方々で扱い方の違いを感じるのはマジである。マダムどうぞ と言って道を譲って貰えたり、お店での対応も柔和だったり。若干の敬意を払ってもらえている気がする。
きったねー格好にすっぴんの時は、犬畜生のように扱われますし。
ある程度のオサレは必要なのだなぁと最近よく思う。
しかし、マトモな格好にシフトチェンジした瞬間、スリにあいそうで怖いが。
(なんせ未だにフランスで長財布すら使えないチキンなもんで。がま口使ってるだよ。実際、手練れのスリは会計時に財布を見てターゲット決めるらしい。)
やし実際、学校で勉強するだけなのにオシャレする必要性も感じんのだがなあ…。
まあ、2014年は、今よりちょっとオシャレしつつ、家には糠床を持った家庭的マダムになりたいと思う。
良いお年を〜
2014年は日本に帰ることは無いわ〜と今日、母親に電話した。
『ばか!!!』と一喝され申した。藤子不二雄の"まんが道"に出てくる、デラさんを彷彿とさせるような、ばか!!であった。
どうでもいいが、彼らがトキワ荘で作ったキャベツの味噌汁 白飯の晩飯がやたら美味そうで仕方なく、再現してみたけどそうでもなかった…という思いをしたのは私だけではないはずだ。ンマーーーイ!!
どうも母親は、日本でも何か結婚式っぽいことをするんだろうなと思っていたらしい。
だがしかし、フランス〜日本間で準備のやりとりするのが面倒くさい上に、日本は結婚に関する全てのことのビジネス色が強すぎて、どうもヤル気が起きないのである。
そして何より、やらないで済むことならもうやりたくない。その熱意と時間を勉強に注ぐんだお!!
和装での写真は2015年か2016年あたり、日本に帰ったら撮るわ〜と言うたら
『いや、2015年には妊娠してるから帰って来れないでしょ、2016年には赤ちゃん居るだろうから、結局飛行機乗れないじゃない!!』と言われた。
うーんこのプレッシャー!!!
今日はこの一年を振り返ろうと思う。
2013年、私はどえらい成長をした。
そう、わたしの成長っぷりが凄まじいと地元ではもっぱらの噂である。(てきとう)
もう自分でも驚くほどの成長をひしひしと感じている。
ああ、一皮剥けたなあって、つくづく思う。
どんな成長かって??
…パン屋で買ったバゲットを小脇に抱えて颯爽と歩けるようになっちゃったってばよ!!!
なんならたまに齧ったりしちゃう。
カッコよすぎてチビりそう!!
前までは、コレが出来なかったんである。
あたいが、そんな…パンを小脇に抱えて歩くなんて…。 てめえ!!イチビってんじゃねーぞバーロー!!とかいう怒号が飛んできたり、時計型麻酔銃で眠らされたりするんじゃなかろうかという勝手な不安意識が働き、前まではパン屋でパンを買ったらすぐ、 ばっきーっ!とバゲットを膝で半分に折り、買い物袋(フランスは日本以上にエコバッグ意識が強いの☆出来る女は、いつだってマイバッグ持参なんだモン!地球にも優しい女性だなんて素敵じゃナイ??うふふっ☆)にしまっていた。
小脇でパンを抱えることが出来るようになった今、膝の半月板あたりを痛めることなんてもう無いんだぜ!!!なんでパンが半分に折れてるの?なんて、ジュリアンに訝しがられることもないんだ!!SU☆TE☆KI!!
2014年の目標は、靴下の穴を繕わずにサッと捨てれるようになること!と言いたいところだが、それは勿体ない上に こっちの靴下は穴あいてしゃーないのでムリなんである。こないだスーパーで見つけてフンパツして買ったイタリア製の靴下は、一回履いただけでカカト怪しいんだが。7ユーロもしたんだが。もうあの国にはスパゲティ以外、何も期待しないことにする。
やはり靴下はメイドインジャポンに限る。
というのは冗談として、2014年の目標はマダムの品格 というか、エレガンスを追い求めたい。もうこう書いてる時点で無理クサさがぷんぷんしている。
と言うのも、私はフランスに来てからというもの、オシャレをほぼしなくなったからである。婚約者と週末どこかに行く時しかスカートやパンプスは履かない。日々、ジーパン(デニムと言わない時点で終わっている)にスニーカー、眉毛書くくらいの手抜き化粧。
アンジェラアキを目指しているのかもしれないがロッチの中岡みたいになってますよ的な感じである。
日本にいた頃は、それなりにマトモだったんだが。
ちゅうか、パリでオシャレすることが私にはマジで怖いんである。死活問題よね。すぐにスリの的になる気がして。
実際、パリの日本人観光客は一発で見抜ける。やたらオシャレで小綺麗、そして警戒心皆無。
以前メトロの中で、ガイドブック開いて日本語で談笑、短いスカートにヒールの高い靴、半開きのカバン という日本人女性2人組がいて、この人たちは囮捜査か何かをしてるんだろうかと思ったほどである。
だから、オシャレしてたら観光客と間違われて、スリの恰好の的になる気がして怖いのだ。
しかし、やはり、女性でいることを忘れてはいかんなと日々感じるのである。
教会での結婚講習会でも、『子供ができても、まず夫の妻であるという大前提を忘れてはいけない』と言われた。
クリスマス前、婚約者に何が欲しいか聞かれた時、わたしは寿命の長そうなブーツ と答えた。
すると彼は翌日、職場の女性社員達にリサーチしたらしく、『○○(イタリアの某有名靴ブランド)がとにかく質がよくて長年使えるらしい』といってきた。
違う!!
違うねん!!!!そんなオシャレ要素は一切求めてないねん!!
ブーツはブーツでもオシャレブーツでなく、アウトドア向けのブーツっていうか!!
がんがん歩きたおしても踵がちびらんような、なんならいっそ、踵に鉄板が入ってるような安全靴みたいなんが欲しいねん!!とにかく摩耗しないブーツが欲しいねや!!
と力説した。
彼は『きっと世間の女性はオシャレなブランドもののブーツを喜んで履くだろうに…!君ってやつぁ…!!オンリーワン!!!』みたいな謎の解釈をして感動していた。この一連の流れを、どうやら彼は同僚達に話したらしく、その次の日に、日頃から家族ぐるみで親しくしている婚約者の同僚の奥さんから電話がかかってきた。
『モヤシ!!あなた、もうすぐマダムになるのよ!?
安全靴なんて冗談言ってる場合じゃないの!エレガントな女性でいなきゃ、他人からリスペクトしてもらえないのよ!妻がエレガントでないと、夫自身も馬鹿にされるんだからっ!!』
と。
もう何にびっくりしたって、同僚の奥さんにまでこんなしょーもない話が広まっていることであった。サザエさんの世界か!!
しかし実際、きちんとした身なりをしていると、方々で扱い方の違いを感じるのはマジである。マダムどうぞ と言って道を譲って貰えたり、お店での対応も柔和だったり。若干の敬意を払ってもらえている気がする。
きったねー格好にすっぴんの時は、犬畜生のように扱われますし。
ある程度のオサレは必要なのだなぁと最近よく思う。
しかし、マトモな格好にシフトチェンジした瞬間、スリにあいそうで怖いが。
(なんせ未だにフランスで長財布すら使えないチキンなもんで。がま口使ってるだよ。実際、手練れのスリは会計時に財布を見てターゲット決めるらしい。)
やし実際、学校で勉強するだけなのにオシャレする必要性も感じんのだがなあ…。
まあ、2014年は、今よりちょっとオシャレしつつ、家には糠床を持った家庭的マダムになりたいと思う。
良いお年を〜