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- ドストエフスキーの家博物館
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エリア:
- ヨーロッパ>ロシア>ロシアその他の都市
- テーマ:観光地
- 投稿日:2009/10/30 17:12
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ロシアの偉大な作家・ドストエフスキーが晩年を過ごした場所が古都ノブゴロド郊外約50kmのところにあります。スターラヤ・ルッサです。ここに作家が晩年を過ごし、小説「悪霊」「未成年」「カラマーゾフの兄弟」を執筆した家が復元され、博物館として公開されています。このスターラヤルッサは町の中心に川が流れ、緑の多い静かな田舎町です。この川沿いを作家はよく散歩をし、小説の構想を練ったと言います。また、ドストエフスキーの作品に特徴的なのは実在する町の通りや建物がしばしば小説に登場することですが、このスターラヤ・ルッサも作家最後の長編「カラマーゾフの兄弟」に出てくる16の通りが実在し、保護区とされています。スターラヤルッサまではサンクトペテルブルクやノブゴロドから公共のバスが出ている他、モスクワ・プスコフを結ぶ急行列車の停車駅となっており、モスクワからの鉄道旅行も可能です。ロシア文学ファンには是非訪れて欲しい町です。

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