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年とったせいか、古典芸能を見たり聞いたりするのがとても楽しいです(テヘ)。
つまり、文化的なものを受け入れるだけ成長したってことでしょうか(テヘ)。

韓国の民俗芸能「パンソリ」も、20代のころは「ふーん」と思っていたけど
アラフォーになった今、「いいなあ〜」ってしみじみ思うようになりました。
パンソリとは全羅道で発達した民俗芸能で、歌い手と太鼓の二名で行う演劇です。
太鼓の拍子に合わせながら、歌い手が抑揚の効いた声で古典文学の物語を歌います。
お題は「春香伝」(チュニャンジョン)や「沈清伝」(シムチョンジョン)などの
悲恋ものの古典なのですが、聞き取れなくてもその声や拍子だけでも
魂にひびくものがあります。
(※「春香伝」(チュニャンジョン)は映画にもなっており、今や「馬医」などでおなじみの中堅ミュージカル俳優のチョ・スンウのデビュー作です。ちょっとエッチなシーンもあり、チョ・スンウのお尻も話題になりました。←脱線)

パンソリには東西の流派があり、
蟾津江(ソムジンガン)を境として南原、求礼(クレ)、淳昌で発達した全羅道東部の「東便制」(トンピョンジェ)と
宝城(ポソン)、光州(クァンジュ)、康津(カンジン)等で発達した西部の「西便制」(ソピョンジェ)があります。
東便制は約200年前、パンソリの名人・宋興祿(ソン・フンノク)により南原を中心に発展し、男性的であり、闊達で勇壮的という特徴があります。
一方、西便制はソフトな中にも素朴で切ない歌声のものが多く、どこか女性的と言われ、林權澤(イム・グォンテク)監督の大ヒット映画「風の丘を越えて」のテーマとなりましたね。
パンソリとして多く紹介されるのは西便制のほうです。リズミカルで、声の張りや返し等の歌唱法や、声の余韻を短く切るテクニックが特徴です。
現在は全州や南原をはじめとして各地で定期公演が行われていますので、旅のハイライトにパンソリを見るのもお薦めです。
帰りには、歌い手さんみたいなリズムですいすいステップ踏みたくなること間違いなし!
つまり、文化的なものを受け入れるだけ成長したってことでしょうか(テヘ)。

韓国の民俗芸能「パンソリ」も、20代のころは「ふーん」と思っていたけど
アラフォーになった今、「いいなあ〜」ってしみじみ思うようになりました。
パンソリとは全羅道で発達した民俗芸能で、歌い手と太鼓の二名で行う演劇です。
太鼓の拍子に合わせながら、歌い手が抑揚の効いた声で古典文学の物語を歌います。
お題は「春香伝」(チュニャンジョン)や「沈清伝」(シムチョンジョン)などの
悲恋ものの古典なのですが、聞き取れなくてもその声や拍子だけでも
魂にひびくものがあります。
(※「春香伝」(チュニャンジョン)は映画にもなっており、今や「馬医」などでおなじみの中堅ミュージカル俳優のチョ・スンウのデビュー作です。ちょっとエッチなシーンもあり、チョ・スンウのお尻も話題になりました。←脱線)

パンソリには東西の流派があり、
蟾津江(ソムジンガン)を境として南原、求礼(クレ)、淳昌で発達した全羅道東部の「東便制」(トンピョンジェ)と
宝城(ポソン)、光州(クァンジュ)、康津(カンジン)等で発達した西部の「西便制」(ソピョンジェ)があります。
東便制は約200年前、パンソリの名人・宋興祿(ソン・フンノク)により南原を中心に発展し、男性的であり、闊達で勇壮的という特徴があります。
一方、西便制はソフトな中にも素朴で切ない歌声のものが多く、どこか女性的と言われ、林權澤(イム・グォンテク)監督の大ヒット映画「風の丘を越えて」のテーマとなりましたね。
パンソリとして多く紹介されるのは西便制のほうです。リズミカルで、声の張りや返し等の歌唱法や、声の余韻を短く切るテクニックが特徴です。
現在は全州や南原をはじめとして各地で定期公演が行われていますので、旅のハイライトにパンソリを見るのもお薦めです。
帰りには、歌い手さんみたいなリズムですいすいステップ踏みたくなること間違いなし!
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- パンソリ 韓国伝統芸能 春香伝 韓国料理 南原
- 辛い!旨い! 議政府にプデチゲを食べに行こう!
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エリア:
- アジア>韓国>ソウル
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 グルメ
- 投稿日:2014/05/21 23:07
- コメント(0)
人気の韓国B級グルメといえば「プデチゲ」を挙げる人も多いですよね!
ブデチゲとは、「軍隊のチゲ」という意味で、ソーセージなどのジャンクな具材がどっさりの濃厚な韓国の鍋料理です。

朝鮮戦争直後の食料難だったときに一部の人々が、休戦ラインに近いソウル近郊の議政府(ウィジョンブ)に駐屯していた米国の軍隊で使われて残ったホットドッグ、缶に入ったハムとソーセージなどの余剰食品を利用して、鍋にして食べたのが始まりと言われています。参考:[ネイバーの知識百科]ブデチゲ
プデチゲの「プデ」は「部隊」のこと。つまりプデチゲとは「部隊(軍隊)鍋」、という意味なんですね。
当時のアメリカ大統領リンドンB.ジョンソンの姓を取って「ジョンスンタン」(タンはスープの意味)と呼ばれたりもしたそうです。
ブデチゲには最初からトック(スライスしたおもち)やインスタントラーメンが入っていますが、このトックやラーメンが濃厚なスープに絡んでおいしいのなんのって(*^^*)食事としてはもちろん、おつまみにも、子どものおやつにも最高です。

★議政府(ウィジョンブ)プデチゲとは?
議政府は元祖プデチゲ通りと呼ばれる専門店街があるくらい、たくさんの店が営業しています。ソウル旅行のついでに足を伸ばす方も多いですね。
ブデチゲとは、「軍隊のチゲ」という意味で、ソーセージなどのジャンクな具材がどっさりの濃厚な韓国の鍋料理です。

朝鮮戦争直後の食料難だったときに一部の人々が、休戦ラインに近いソウル近郊の議政府(ウィジョンブ)に駐屯していた米国の軍隊で使われて残ったホットドッグ、缶に入ったハムとソーセージなどの余剰食品を利用して、鍋にして食べたのが始まりと言われています。参考:[ネイバーの知識百科]ブデチゲ
プデチゲの「プデ」は「部隊」のこと。つまりプデチゲとは「部隊(軍隊)鍋」、という意味なんですね。
当時のアメリカ大統領リンドンB.ジョンソンの姓を取って「ジョンスンタン」(タンはスープの意味)と呼ばれたりもしたそうです。
ブデチゲには最初からトック(スライスしたおもち)やインスタントラーメンが入っていますが、このトックやラーメンが濃厚なスープに絡んでおいしいのなんのって(*^^*)食事としてはもちろん、おつまみにも、子どものおやつにも最高です。

★議政府(ウィジョンブ)プデチゲとは?
議政府は元祖プデチゲ通りと呼ばれる専門店街があるくらい、たくさんの店が営業しています。ソウル旅行のついでに足を伸ばす方も多いですね。
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- 韓国料理 韓国B級グルメ プデチゲ 部隊チゲ ソウル近郊 ウマ辛い
- 神秘の海割れと南島3島(珍島・莞島・青山島)春陽紀行
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エリア:
- アジア>韓国
- テーマ:お祭り・イベント グルメ 自然・植物
- 投稿日:2014/05/15 00:55
- コメント(0)
今年3月、三進トラベルサービスで「神秘の海割れと南島3島(珍島・莞島・青山島)春陽紀行」というツアーを実施いたしました。有名な「珍島の海割れ」がメインでした。これは干潮の時に海底より道が現れて対岸の茅島(モド)と陸続きになる自然現象で、毎年海割れの時期に開催される「神秘の海割れ祭り」には世界中から観光客が集まります。

初日、雨に煙った莞島タワーに出迎えられた一行でしたが、翌日以降はお天気にも恵まれ、ツアータイトル通りの「春陽」を満喫。莞島ではドラマ「海神」の主人公のモデルでこの島の出身といわれるチャン・ボゴの足跡を訪ね、青山島では菜の花の咲くベストシーズンの素朴な景色を味わいました。


そしてツアーのハイライトである珍島の「神秘の海割れ祭り」では海底から現れた道の上を歩き、茅島から歩いてくる人々を出迎える、という劇的なシーンに立ち会うことができました。

旅といえば、食事も楽しみのひとつですが、今回はありがたくも「今までの旅行で一番良かった」というお声もいただきました。さすがは食の宝庫・全羅南道です。
莞島では地元名産のアワビを始め、新鮮な海の幸が次々とテーブルに登場、ため息がもれるほどでした。

務安で食べた地元でしかとれない「ケッポルナクチ」というタコを使った「ヨンポタン」(タコのスープ)はタコのやわらかさにびっくり。
最終日の光州では行列の出来るポリパプ店でポリパプ(野菜たっぷりの麦ごはんの定食)のやさしい味に食べ過ぎのお腹を休め、おなかいっぱい、思い出いっぱいの旅を終えました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

初日、雨に煙った莞島タワーに出迎えられた一行でしたが、翌日以降はお天気にも恵まれ、ツアータイトル通りの「春陽」を満喫。莞島ではドラマ「海神」の主人公のモデルでこの島の出身といわれるチャン・ボゴの足跡を訪ね、青山島では菜の花の咲くベストシーズンの素朴な景色を味わいました。


そしてツアーのハイライトである珍島の「神秘の海割れ祭り」では海底から現れた道の上を歩き、茅島から歩いてくる人々を出迎える、という劇的なシーンに立ち会うことができました。

旅といえば、食事も楽しみのひとつですが、今回はありがたくも「今までの旅行で一番良かった」というお声もいただきました。さすがは食の宝庫・全羅南道です。
莞島では地元名産のアワビを始め、新鮮な海の幸が次々とテーブルに登場、ため息がもれるほどでした。

務安で食べた地元でしかとれない「ケッポルナクチ」というタコを使った「ヨンポタン」(タコのスープ)はタコのやわらかさにびっくり。
最終日の光州では行列の出来るポリパプ店でポリパプ(野菜たっぷりの麦ごはんの定食)のやさしい味に食べ過ぎのお腹を休め、おなかいっぱい、思い出いっぱいの旅を終えました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
- パワースポット馬耳山
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エリア:
- アジア>韓国>全州(ジョンジュ)
- テーマ:観光地 街中・建物・景色 ハイキング・登山
- 投稿日:2014/05/06 17:17
- コメント(0)
韓国の人たちがパワーをもらいにいく山が
全州から東に約40km、全羅北道 鎮安(チナン)郡にある霊山「馬耳山」(マイサン)です。
大きな岩の塊が2つ、馬の耳のような形で地面から突き出していて、特異な風景を醸し出しています。

東側が標高673mの雄馬耳峰、西が667mの雌馬耳峰です。
昔からパワースポットとして、夫婦円満や子孫繁栄のご利益があると言われています。この山の南側中腹に塔寺があります。

ここは19世紀後半、李甲龍(イ・カムニョン)が一人で石を重ねて円錐形の塔を作ったと言われています。高さは大きいもので約4mあり、現在約80基が立っています。ここから見る馬耳山は霊気漂う幻想的な風景です。
全州から東に約40km、全羅北道 鎮安(チナン)郡にある霊山「馬耳山」(マイサン)です。
大きな岩の塊が2つ、馬の耳のような形で地面から突き出していて、特異な風景を醸し出しています。

東側が標高673mの雄馬耳峰、西が667mの雌馬耳峰です。
昔からパワースポットとして、夫婦円満や子孫繁栄のご利益があると言われています。この山の南側中腹に塔寺があります。

ここは19世紀後半、李甲龍(イ・カムニョン)が一人で石を重ねて円錐形の塔を作ったと言われています。高さは大きいもので約4mあり、現在約80基が立っています。ここから見る馬耳山は霊気漂う幻想的な風景です。
- タグ:
- 馬耳山 マイ山 全州 全羅北道 パワースポット
- 茂朱(ムジュ)ほたるまつり (2)
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エリア:
- アジア>韓国>茂朱(ムジュ)
- テーマ:観光地 お祭り・イベント 自然・植物
- 投稿日:2014/05/02 23:47
- コメント(0)
さて、前回の茂朱蛍祭りのレポートの続きです。
夜になりミュージカルのような公演が行われたり、お祭りはどんどん盛り上がります。
そしていよいよこのお祭りのハイライト?!「風灯飛ばし」が始まります。

風灯飛ばしとは、紙でできた直径1メートル弱の風船の形をしたものを
ろうそくの火で温めてゆっくりと気球のような原理で飛ばす行事。
韓国の歴史ドラマ等を見ていると時々出てきますよね。
最近だと、NHKで現在も放送されている「トンイ」のオープニングで
子供のころのトンイがお祭りで風灯を飛ばすシーンが出てきます。
気になる方はYoutubeで「トンイ」を検索!

その風灯ですが、ただ飛ばすだけではないんです。
風灯にお願い事を書いたり、又は飛ばす時にお願い事を唱えながら飛ばすとその願い事が叶うとか?!
さて、風灯飛ばしが始まるアナウンスがあり川の周辺に人々が集まります。
いよいよ(念願の!!)風灯飛ばしを体験します。
最初はぺちゃんこな風灯を二人がかりで広げます。

そして火を灯すと、だんだんと膨らんできます。
パンパンになってきたら、ゆっくりと浮かんでいくので手を離します。

どんどん上っていき・・・

気づくと空には無数の風灯が。

真っ暗な夜空に浮かぶ色とりどりの風灯の美しさは言葉を失うほど。

いつまでもうっとりと眺めました。
どうか私の願いを叶えて…
…と、
あまりの美しさと、初めての風灯体験に興奮して
飛ばすときに願い事を唱えるのを忘れてしまいました…
そんな心残りもあり、蛍も見れなかったので、
今年も蛍祭りに足を運んでみようかな♪と思ってます。
夜になりミュージカルのような公演が行われたり、お祭りはどんどん盛り上がります。
そしていよいよこのお祭りのハイライト?!「風灯飛ばし」が始まります。

風灯飛ばしとは、紙でできた直径1メートル弱の風船の形をしたものを
ろうそくの火で温めてゆっくりと気球のような原理で飛ばす行事。
韓国の歴史ドラマ等を見ていると時々出てきますよね。
最近だと、NHKで現在も放送されている「トンイ」のオープニングで
子供のころのトンイがお祭りで風灯を飛ばすシーンが出てきます。
気になる方はYoutubeで「トンイ」を検索!

その風灯ですが、ただ飛ばすだけではないんです。
風灯にお願い事を書いたり、又は飛ばす時にお願い事を唱えながら飛ばすとその願い事が叶うとか?!
さて、風灯飛ばしが始まるアナウンスがあり川の周辺に人々が集まります。
いよいよ(念願の!!)風灯飛ばしを体験します。
最初はぺちゃんこな風灯を二人がかりで広げます。

そして火を灯すと、だんだんと膨らんできます。
パンパンになってきたら、ゆっくりと浮かんでいくので手を離します。

どんどん上っていき・・・

気づくと空には無数の風灯が。

真っ暗な夜空に浮かぶ色とりどりの風灯の美しさは言葉を失うほど。

いつまでもうっとりと眺めました。
どうか私の願いを叶えて…
…と、
あまりの美しさと、初めての風灯体験に興奮して
飛ばすときに願い事を唱えるのを忘れてしまいました…
そんな心残りもあり、蛍も見れなかったので、
今年も蛍祭りに足を運んでみようかな♪と思ってます。
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- 茂朱 ムジュ ほたるまつり 韓国旅行
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