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浅川巧(あさかわ・たくみ)という人物をご存知でしょうか。日本の植民地統治下の朝鮮において両国の架け橋となった日本人です。1891(明治24)年に八ヶ岳の南麓、現在の山梨県北杜市に生まれ、23歳の時に朝鮮半島に渡ります。林業技師として植林事業を行い、また当時は価値の無かった白磁や庶民が普段使う日用品に芸術的価値を見いだし蒐集と研究を重ねました。兄で彫刻家の浅川伯教(あさかわ・のりたか)と共に陶磁器、特に白磁を求めて半島各地の窯を訪ね歩きました。後に兄弟の友人でもある柳宗悦(やなぎ・むねよし)の民芸運動の礎になりました。
陶磁器を持つ浅川巧
ソウル市中浪区忘憂里にある浅川巧功徳之墓
功徳之墓横にある記念碑
伯教・巧が訪ね歩いた窯

陶磁器を持つ浅川巧

ソウル市中浪区忘憂里にある浅川巧功徳之墓

功徳之墓横にある記念碑

伯教・巧が訪ね歩いた窯
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- 陶磁器 白磁 日韓友好
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