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- みなほっの杜って知ってますか?
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エリア:
- 北海道>道南
- テーマ:グルメ
- 投稿日:2011/04/13 09:12
- コメント(0)
みなほっみなほっみなほっみなほっ
みなさん、おいしい食品が札幌に集まる催事、
みなほっの杜
は、ご存知ですか。
「みなほっ」というのは、「南・北海道」の愛称だそうで、
函館を中心とした南北海道の、食品などの企業が、
協同組合という「杜」をつくって、
特産品の販売活動を行っています。
参考はこちら
◆札幌駅前の地下歩道にある、北2西3付近で、このノボリが立てられています。
おいしい道南の食品のマークですから、今後、要チェックです。
今週末は札幌の渡島フェアに集合! !
次回の開催は、次の通りです。
〜〜 ☆ 〜〜
日程 4月16(土)と17(日)
10:00〜17:00 (17日は16時まで)
場所 おしま信金札幌支店 1Fと
札幌駅前通・地下歩道の敷島ビル前
*札幌市中央区北2西3敷島ビル
参考 ちらしはこちら
◆4/2、地下歩道で愛想のよいダンディーな男性が販売していました。
◆おしま信用金庫の1F入口(笑顔の素敵な女性が対応してくれました。) 離れたところから見た入口
◆1階に行ってみると、理事長と支店長のお迎えがありました。
さきほどの、愛想のよい男性は、おしま信金理事長でした。
伊藤新吉・理事長(右)、シェフをはさんで支店長の佐藤広子
さん(左)
おしま信金は、今年、創業100年を迎えるので、
地域経済の活性化のために、役立ちたいと、
渡島の食品企業などに声を掛けて、組合をつくったそうです。
参加企業の紹介です。 介
◎せたな町・マーレ旭丸のイカ加工品
せたなの漁師さんがつくる、水産加工品。
*おしま信金の紹介ページはこちら
社長の西田たかおさんは、
北海道のスローフードの主要なメンバーの一人です。
◆いかめし、ニンジンとイカゲソを入れたイカの甘酢漬
◆西田社長(左)とシェフ
◎函館市・南茅部 能登水産のホッケ開き
「献上昆布」の産地・南茅部の尾札部(おさつべ)にある、水産加工会社です。
おしま信金の紹介ページはこちら
今回、お持ちになった、ホッケの一夜干し(2枚840円)は、
値段は高めですが、品質のよい、赤い色が出ている真ホッケです。
刺し網漁で獲った前浜産の原魚を自社でさばいて、誠実に加工しています。
楽天の参考サイトはこちら
◆能登社長のお嬢さま(右)とおしま信金・札幌支店長の佐藤さん。
地元の食材も活用した、漬物製造の企業。
中でも、地元産の「紅しぐれ」ダイコンのピクルスやキュウリの漬物は、
アミノ酸などの発酵調味料を使わない、誠実な製品です。
八雲町物産の参考サイトはこちら
◆販売部長の蔀(しとみ) 明美さん(左)と息子さん。
◎そのほかの「おいしそうな」企業
◆地元産の農産物 肉厚の菌床シイタケ
◆ホタテ貝の殻を使った洗剤 せたなの紹介(美女はSTN 07?)
◆札幌駅前・地下歩道は混雑していました。 週末なのに人が歩いていない地上
さいごにひとこと
おしま信金の伊藤理事長が、
地域経済がよくなると、人も元気になる、とおっしゃっていました。
こうやって、催事の参加者と話していると、
いらした事業者のみなさんは、ほんとうに、元気な方ばかりでした。
4月16、17日、もし、写真の人を見かけたら、声をかけてみてください。(混んでいなければ)
ブログを見たと聞くと、ますます、やる気が出て、
全国に向け、道南から「元気」が発信されるかもしれません。
その際、みなさまの「魔法の言葉」も、ぽぽぽぽーんと、よろしくお願いいたします。
では、今週末は、札幌のおしま信金へGo!
- 海明ケガニと感動再会
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エリア:
- 北海道>道北>稚内
- テーマ:グルメ
- 投稿日:2011/04/11 20:51
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◆枝幸産・毛ガニのマリネ、ライス・ギャレット仕立て◆
枝幸の毛ガニがおいしい訳とは
今年もおいしい、オホーツク海産の毛ガニと
再会することができました。
私は、この時期、枝幸町のゆで毛ガニを取り寄せています。
友人の小川さんがゆでる毛ガニは、
選別が行き届き、ゆで汁がしょっぱくないので、毛ガニ本来の甘みが楽しめます。
◆ずっしりと重たい、枝幸の毛ガニ と正面
◆ゆで毛ガニの殻を削って盛りつけました。
以前から、枝幸産・毛ガニの水揚げ量が日本一で、
カニみその味が濃いことも知っていました。
◆枝幸港を望む
昨年、枝幸町の温泉に泊まってみて、
毛ガニの秘密を解き明かしたように感じました。
というのは、枝幸・毛ガニのみその風味が、
町内にある温泉の風味とかなり似ていたのです。
温泉は、硫化水素、いわゆる、イオウ臭のする温泉で、
カルシウムがかなり多いようで、甘く感じました。
もしかすると、毛ガニのみその風味や、
カニの甲羅を育てるのにも、関係する温泉なのでは、と推測できました。
◎ほかの産地のカニの味 味
一方、同じオホーツクでも、
網走地区は、カルシウムのしっとり甘い、身とみその味がします。
紋別地区は、毛ガニ特有の臭みがありません。
特に、青っぽい粘土帯にすむ紋別港付近の毛ガニは、
ゆでたときの特有の臭みがなくて、鉄分が含まれているようです。
というように、毛ガニの微妙な風味は、産地の川や森の風土にも、
かなり影響されているようなのです。
◎流氷とカニの関係 係
◆流氷のしくみ 〜オホーツク流氷館の資料より
毛ガニのおいしさは、流氷の影響が大きいようです。
まず、流氷ができるのは、アムール川の淡水が
オホーツク海の表層で凍るからと言われています。
◆流氷の下部のようす アイスアルジー
淡水が凍るときに、氷の下層に藻類が閉じ込められるそうです。
3月になって氷が溶け出すと、その藻類が、光合成で大繁殖して、
さらに、それをエサにする動物プランクトンが集まり、
毛ガニなど、もっと大きな生き物のエサとなってゆきます。
この命のサイクルが、カニをおいしく育てているのです。
今では、研究も進み、流氷はただのやっかいものではなく、
海の生き物にも、人間にも恩恵とされるようになりました。
◎枝幸の毛ガニをあじわう う
◆スプーンにたっぷりすくった、毛ガニのみそ
枝幸の毛ガニを味わうのでしたら、
いちばんは、現地まで行ってみましょう。
地元の温泉に泊まって、夕食でカニを味わえば、
カニさんの命にありがとう、という気持ちも強くなります。
◆枝幸町内のホテル 毛ガニ1パイがついた夕食のメニュー
もし、行けなければ、お取り寄せはいかがでしょうか。
手配先は、いろいろありますが、
友人のお店は、ふんわりしたゆで方と、ほどよい塩分がお薦めです。
◆毛ガニのライス・ギャレット
レモンとオリーブ油、塩で味付けたライスをケーキのように型抜きし、
その上に、毛ガニのマリネ(EVオリーブ油、レモン汁、塩)をのせました。
◆上から撮った写真。 *器=色絵芥子四方皿(絵付・貫田桂一)
◎お店の紹介です す
宿名 枝幸温泉 ホテルニュー幸林(こうりん)
住所 枝幸町北幸町1624番地2
電話 0163-62-4040
HPはこちら
店名 有限会社 北海風おがわ
住所 枝幸町岬町408-11
電話 0120-80-4102
ほか サイトから注文もできます。
HPはこちら
◎毛ガニは川や森のエキスもいっぱい い
さいごに、
毛ガニをはじめ、前浜産の魚介類は、
海がきれいでなければ、育つことができません。
そして、海や、そこへ流れる川や、上流の森のエキスが、
魚介の風味のもとになるのです。
ですから、みなさん、カニが好きならば、
川や海を汚さないようにしましょう。
原発の汚染水を垂れ流すなど、もってのほかです。
日本はおろか、太平洋の世界全体に悪い物質が広がってしまいますね。
わたしは、カニが大好きなので、海への愛着はひと一倍です。
ごみをていねいに分別したり、合成洗剤を控えたり、
身近なところから、はじめてみませんか。
きっと、末永く、北海道のカニを味わうことができると思います。
おいしいカニを食べながら、少し、考えてみてください。
では、次回は、渡島地方のおいしい食べものを紹介予定です。
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