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エリア:
- アジア > 中国 > 北京(ペキン)
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テーマ:
- 鑑賞・観戦
こんにちは!KANADEです!
すっかり秋めいてきたので、芸術の秋にピッタリな話題を。
中国で楽しめる伝統芸能で、わたし達外国人にも馴染み深いのは‥
京劇・雑技団・カンフーショー、あたりでしょうか。
一度でも中国に行ったことがある方なら、
どれかしらは見たことがあるかもしれませんね♪
悲しいことに、KANADEはこういった伝統芸能鑑賞で
睡魔に負けてしまう確率80%以上。
いつも自発的に行くのに‥('A`|||)
と、前置きが少し長くなりましたが、そんなKANADEでも
最後まで食い入るように見たものをご紹介!
それは・・・『昆劇(こんげき)』。
昆劇は京劇の基になった 地方劇の1つで、
無形世界遺産(2001年)にも宣言されました。
(日本の能楽や人形浄瑠璃文楽も同年に無形世界遺産宣言に!)
明(万暦)〜清(嘉慶初年)まで、230年余りに渡って興隆し、
中国の演劇界へ強い影響力をもっていたと言われています。φ(.. )メモメモ
この時代が、最も輝かしく、成果を上げていた時代と言えるでしょう。
さて、その昆劇を見れるのが、北京の南新倉エリアにある《皇家糧倉》。
上演は週末のみ。観劇前のおいしいブッフェ付チケットは300元〜。
劇場は舞台をコの字に囲んで50席くらいの小さな場所。
衣装は京劇ほど派手ではないけど、とてもきれい。
マイクや拡声器は一切使いません。
本人の唄声と楽器の生演奏だけが、元倉庫だった劇場内に響き渡る。
席も舞台に近いから、目の動きや細かい表情まで見て取れます。
.。゜+.(・∀・)゜+.゜
この日の演目は、超がつくほど有名な演目・『牡丹亭』。
(※あらすじ:
良家のお嬢様が自宅の庭を散策して、
うたた寝をしていると見ず知らずの書生と夢の中で、
出会い恋におち、紆余曲折を経て現実の世界でも結ばれる。)
劇の演出がとても魅力的です
たとえば、設置してある透明な金魚鉢に、
・花びらを降らせて牡丹園を演出、
・水を上からふらして、雨降りの場面を演出、
するから、情景を具体的に感じ取ることができます。
にくいねぇ〜!!(→これ以外にもいろいろ演出あり)

会場の数箇所に、金魚鉢が置いてあります。
澄んだ歌声・情緒的な音楽に合わせて、はらはらと落ちていく花びら。
それを照らすあったかい照明。幻想的な世界に引き込まれます

舞台の上、左右には、このような提灯が合計8つかかっています。
開場直後、この提灯はまっさら。演目が8場面に分かれてるんですが、
2場面ごとに、日本でいう黒子が題目を提灯に筆入れしていきます。
いやあ、それはそれは期待以上のスンバラシイ公演でした。
「洗練さ」と「優雅さ」に引き込まれて、
写真を“撮る“という行為すら忘れてしまう〜。
(注意:上映中はたしか撮影禁止でした)

公演後には、役者さんと一緒に写真が撮れます。
もう1人、男役の人がいますが、フレームアウト・・・
もちろん、追加料金なぞいりません!最大限の笑顔で対応してくれます。
最高!!!右が主役、左が主役のお嬢様をお世話する女の子。
中国リピーターの人・観劇好きの人・違った滞在を楽しみたい人に
いいかもしれません(´▽`)
すっかり秋めいてきたので、芸術の秋にピッタリな話題を。
中国で楽しめる伝統芸能で、わたし達外国人にも馴染み深いのは‥
京劇・雑技団・カンフーショー、あたりでしょうか。
一度でも中国に行ったことがある方なら、
どれかしらは見たことがあるかもしれませんね♪
悲しいことに、KANADEはこういった伝統芸能鑑賞で
睡魔に負けてしまう確率80%以上。
いつも自発的に行くのに‥('A`|||)
と、前置きが少し長くなりましたが、そんなKANADEでも
最後まで食い入るように見たものをご紹介!
それは・・・『昆劇(こんげき)』。
昆劇は京劇の基になった 地方劇の1つで、
無形世界遺産(2001年)にも宣言されました。
(日本の能楽や人形浄瑠璃文楽も同年に無形世界遺産宣言に!)
明(万暦)〜清(嘉慶初年)まで、230年余りに渡って興隆し、
中国の演劇界へ強い影響力をもっていたと言われています。φ(.. )メモメモ
この時代が、最も輝かしく、成果を上げていた時代と言えるでしょう。
さて、その昆劇を見れるのが、北京の南新倉エリアにある《皇家糧倉》。
上演は週末のみ。観劇前のおいしいブッフェ付チケットは300元〜。
劇場は舞台をコの字に囲んで50席くらいの小さな場所。
衣装は京劇ほど派手ではないけど、とてもきれい。
マイクや拡声器は一切使いません。
本人の唄声と楽器の生演奏だけが、元倉庫だった劇場内に響き渡る。
席も舞台に近いから、目の動きや細かい表情まで見て取れます。
.。゜+.(・∀・)゜+.゜
この日の演目は、超がつくほど有名な演目・『牡丹亭』。
(※あらすじ:
良家のお嬢様が自宅の庭を散策して、
うたた寝をしていると見ず知らずの書生と夢の中で、
出会い恋におち、紆余曲折を経て現実の世界でも結ばれる。)
劇の演出がとても魅力的です
たとえば、設置してある透明な金魚鉢に、
・花びらを降らせて牡丹園を演出、
・水を上からふらして、雨降りの場面を演出、
するから、情景を具体的に感じ取ることができます。
にくいねぇ〜!!(→これ以外にもいろいろ演出あり)

会場の数箇所に、金魚鉢が置いてあります。
澄んだ歌声・情緒的な音楽に合わせて、はらはらと落ちていく花びら。
それを照らすあったかい照明。幻想的な世界に引き込まれます

舞台の上、左右には、このような提灯が合計8つかかっています。
開場直後、この提灯はまっさら。演目が8場面に分かれてるんですが、
2場面ごとに、日本でいう黒子が題目を提灯に筆入れしていきます。
いやあ、それはそれは期待以上のスンバラシイ公演でした。
「洗練さ」と「優雅さ」に引き込まれて、
写真を“撮る“という行為すら忘れてしまう〜。
(注意:上映中はたしか撮影禁止でした)

公演後には、役者さんと一緒に写真が撮れます。
もう1人、男役の人がいますが、フレームアウト・・・
もちろん、追加料金なぞいりません!最大限の笑顔で対応してくれます。
最高!!!右が主役、左が主役のお嬢様をお世話する女の子。
中国リピーターの人・観劇好きの人・違った滞在を楽しみたい人に
いいかもしれません(´▽`)