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エリア:
- ヨーロッパ > チェコ > チェスキー クルムロフ
- ヨーロッパ > チェコ > プラハ
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テーマ:
- 観光地
- / 世界遺産
- / 歴史・文化・芸術
みなさんこんにちは!
12月を迎えたプラハではクリスマスマーケットがあちらこちらで始まり、お祭りのような雰囲気になってきました。
今回はプラハからの日帰り旅行にうってつけの街、チェスキークルムロフについてご紹介します。
1992年にユネスコの世界文化遺産に登録され、「世界で一番美しい街」というフレーズとともに語られるチェスキークルムロフ。プラハからバスで3時間ほどで行けるお手頃さから、プラハへ訪れる人々にも人気の観光地です。
プラハからクルムロフ へ運行しているバス会社はRegioJetとFlixBusの2社のみです。両バス会社の特徴としては、RegioJetは選べる時間が多く(早朝から深夜まで運行しています)、FlixBusは価格帯が安いといった感じです。私は普段から使い慣れており価格の安いFlixBusを利用しました。
発着駅はプラハに数駅とクルムロフに2駅あります。特にプラハでの発着駅や時間帯によって値段が変わってくるので、ご自身の宿の場所や旅程を考慮して決めると良いでしょう。朝早い時間は通常より2ユーロほど高くなっていることがあります。
クルムロフ遠征当日、FlixBusはeチケットが利用できるので、バス停にて乗車前にそのQRコードを係員に見せます。あとはバスに揺られてクルムロフに到着するのを待つだけ!フリーWi-Fiと充電(プラグタイプかUSBポートタイプのどちらか)完備なので大変快適に過ごせます。
いざバス停に到着し、中心部まで10〜15分ほど歩くと、映画のセットのような可愛らしい街並みが出迎えてくれます。
左手前に見える建物の独特な模様は“スグラフィット”というだまし絵技法です。壁が浮き上がっているように見えるこの幾何学模様はプラハでも見ることができますが、クルムロフの街にはとりわけ多く感じます。観光に来た方々も壁の前で写真を撮っていたりと、スグラフィットの建物は「インスタ映え」スポットでもあるようです。
このスグラフィットをもっと見たい方にはチェスキー・クルムロフ城がおすすめ!お城というだけあって街中で見るよりも手が込んでいるスグラフィットを、飽きるほど見ることができます。
門をくぐりお城の敷地に入ると、これでもかとびっしり描かれたスグラフィットを見つけました。この塔は博物館の入場チケットとセットになっており、登ると可愛らしいクルムロフの街並みを一望できます。長い階段を登るので、体力に自信のある方は是非トライしてみてください。
塔を左手に臨みながら内部へ歩みを進めると、小広場にもスグラフィットが。
数日間クルムロフに滞在した中で、ここが一番凝っていたと思います。
360度みっちり描かれたスグラフィットに囲まれ、異世界気分を味わうことが出来ます。
城内ツアーの集合場所もここです。
アーチをくぐりまた先へ進むと、ようやくクルムロフの絶景に辿り着けました。
ここからはクルムロフを象徴する丸みを帯びたヴルタヴァ川と入り組んだ赤屋根の家々を望めます。
このように城壁の窓を額縁のようにすると、絵画のような一枚を撮ることができます。絵画といえば、20世紀初頭のオーストリアの画家・エゴン・シーレはこのクルムロフの街並みを愛し、何枚も作品を残しています。そのうちの1枚がこちら(ウィーンのレオポルド美術館で撮影したもの)。
訪れた際には是非シーレの見た景色にじっくり浸ってみてください。
シーレがどのような作品を残したのかについては、エゴンシーレ・アートセンターで知ることができます。お城を出て川を渡りながら歩くこと6分、白いスグラフィットの壁が目印のエゴンシーレ・アートセンターへ。
こちらでは彼の作品のレプリカやシーレに影響を受けたアーティストの作品を見ることができます。先ほどご紹介した作品はじめクルムロフを描いた作品のレプリカがずらりと並び、一度に見られるのでおすすめです。また、その名の通りシーレに特化した施設なので、シーレについての多くの情報を展示から得ることができます。私は以前ウィーンで彼の作品を見たのですが、シーレについてはあまりよく知らなかったので大変勉強になりました。
こちらのシーレ・センターではシーレについての展示に加え、チェコにゆかりのある現代美術作家の展示も継続的に行なっています。
こちらは展示空間をまるごと使った作品。この他にも外観からは想像できないほどたくさんの展示室があり、見応えたっぷりです。
また、こちらのシーレ・センターでは来年4月から日本人アーティストの展示が始まるそうです。クルムロフに訪れた際に訪れてみてはいかがでしょうか。
シーレセンターを出るとあたりはすっかり暗く、広場に行くとクリスマスツリーと少しの屋台が出ていました。
この時期出る屋台ではホットワインや夜食を楽しむことができます。特に休日の夜には多くの人で賑わい、お祭り気分を味わえます。クリスマスシーズンには是非お立ち寄りください。
以上、今回のテーマはチェスキー・クルムロフについてでした。クルムロフには他にもたくさんの見所があるので、またいつかご紹介したいと思います。それでは。
【FlixBus】
公式HP : https://global.flixbus.com/
問い合わせフォーム : https://www.flixbus.co.uk/service/additional-help
TEL : +49 30 300 137 300
【Statni hrad a zamek Cesky Krumlov(チェスキー・クルムロフ城)】
営業時間 : 4〜5月と9〜10月は9:00〜17:00、6〜8月は9:00〜18:00(いずれも12:00〜13:00は昼休み)、(月)と11月〜3月は休業
公式HP : http://www.castle.ckrumlov.cz/docs/en/atr3.xml
TEL : +420 380 704 711 (予約専用ダイヤル +420 380 704 721)
住所 : Statni hrad a zamek Cesky Krumlov, Zamek 59, 38101 Cesky Krumlov
【Egon Schiele Art Centrum(エゴンシーレ・アートセンター)】
営業時間 : (火)〜(日) 10:00〜18:00、(月)休館
公式HP : http://www.esac.cz/en/egon_schiele_art_centrum/
TEL : +420 380 704 011
住所 : Siroka 71, 38101 Cesky Krumlov
12月を迎えたプラハではクリスマスマーケットがあちらこちらで始まり、お祭りのような雰囲気になってきました。
今回はプラハからの日帰り旅行にうってつけの街、チェスキークルムロフについてご紹介します。
1992年にユネスコの世界文化遺産に登録され、「世界で一番美しい街」というフレーズとともに語られるチェスキークルムロフ。プラハからバスで3時間ほどで行けるお手頃さから、プラハへ訪れる人々にも人気の観光地です。
プラハからクルムロフ へ運行しているバス会社はRegioJetとFlixBusの2社のみです。両バス会社の特徴としては、RegioJetは選べる時間が多く(早朝から深夜まで運行しています)、FlixBusは価格帯が安いといった感じです。私は普段から使い慣れており価格の安いFlixBusを利用しました。
発着駅はプラハに数駅とクルムロフに2駅あります。特にプラハでの発着駅や時間帯によって値段が変わってくるので、ご自身の宿の場所や旅程を考慮して決めると良いでしょう。朝早い時間は通常より2ユーロほど高くなっていることがあります。
クルムロフ遠征当日、FlixBusはeチケットが利用できるので、バス停にて乗車前にそのQRコードを係員に見せます。あとはバスに揺られてクルムロフに到着するのを待つだけ!フリーWi-Fiと充電(プラグタイプかUSBポートタイプのどちらか)完備なので大変快適に過ごせます。
いざバス停に到着し、中心部まで10〜15分ほど歩くと、映画のセットのような可愛らしい街並みが出迎えてくれます。
左手前に見える建物の独特な模様は“スグラフィット”というだまし絵技法です。壁が浮き上がっているように見えるこの幾何学模様はプラハでも見ることができますが、クルムロフの街にはとりわけ多く感じます。観光に来た方々も壁の前で写真を撮っていたりと、スグラフィットの建物は「インスタ映え」スポットでもあるようです。
このスグラフィットをもっと見たい方にはチェスキー・クルムロフ城がおすすめ!お城というだけあって街中で見るよりも手が込んでいるスグラフィットを、飽きるほど見ることができます。
門をくぐりお城の敷地に入ると、これでもかとびっしり描かれたスグラフィットを見つけました。この塔は博物館の入場チケットとセットになっており、登ると可愛らしいクルムロフの街並みを一望できます。長い階段を登るので、体力に自信のある方は是非トライしてみてください。
塔を左手に臨みながら内部へ歩みを進めると、小広場にもスグラフィットが。
数日間クルムロフに滞在した中で、ここが一番凝っていたと思います。
360度みっちり描かれたスグラフィットに囲まれ、異世界気分を味わうことが出来ます。
城内ツアーの集合場所もここです。
アーチをくぐりまた先へ進むと、ようやくクルムロフの絶景に辿り着けました。
ここからはクルムロフを象徴する丸みを帯びたヴルタヴァ川と入り組んだ赤屋根の家々を望めます。
このように城壁の窓を額縁のようにすると、絵画のような一枚を撮ることができます。絵画といえば、20世紀初頭のオーストリアの画家・エゴン・シーレはこのクルムロフの街並みを愛し、何枚も作品を残しています。そのうちの1枚がこちら(ウィーンのレオポルド美術館で撮影したもの)。
訪れた際には是非シーレの見た景色にじっくり浸ってみてください。
シーレがどのような作品を残したのかについては、エゴンシーレ・アートセンターで知ることができます。お城を出て川を渡りながら歩くこと6分、白いスグラフィットの壁が目印のエゴンシーレ・アートセンターへ。
こちらでは彼の作品のレプリカやシーレに影響を受けたアーティストの作品を見ることができます。先ほどご紹介した作品はじめクルムロフを描いた作品のレプリカがずらりと並び、一度に見られるのでおすすめです。また、その名の通りシーレに特化した施設なので、シーレについての多くの情報を展示から得ることができます。私は以前ウィーンで彼の作品を見たのですが、シーレについてはあまりよく知らなかったので大変勉強になりました。
こちらのシーレ・センターではシーレについての展示に加え、チェコにゆかりのある現代美術作家の展示も継続的に行なっています。
こちらは展示空間をまるごと使った作品。この他にも外観からは想像できないほどたくさんの展示室があり、見応えたっぷりです。
また、こちらのシーレ・センターでは来年4月から日本人アーティストの展示が始まるそうです。クルムロフに訪れた際に訪れてみてはいかがでしょうか。
シーレセンターを出るとあたりはすっかり暗く、広場に行くとクリスマスツリーと少しの屋台が出ていました。
この時期出る屋台ではホットワインや夜食を楽しむことができます。特に休日の夜には多くの人で賑わい、お祭り気分を味わえます。クリスマスシーズンには是非お立ち寄りください。
以上、今回のテーマはチェスキー・クルムロフについてでした。クルムロフには他にもたくさんの見所があるので、またいつかご紹介したいと思います。それでは。
【FlixBus】
公式HP : https://global.flixbus.com/
問い合わせフォーム : https://www.flixbus.co.uk/service/additional-help
TEL : +49 30 300 137 300
【Statni hrad a zamek Cesky Krumlov(チェスキー・クルムロフ城)】
営業時間 : 4〜5月と9〜10月は9:00〜17:00、6〜8月は9:00〜18:00(いずれも12:00〜13:00は昼休み)、(月)と11月〜3月は休業
公式HP : http://www.castle.ckrumlov.cz/docs/en/atr3.xml
TEL : +420 380 704 711 (予約専用ダイヤル +420 380 704 721)
住所 : Statni hrad a zamek Cesky Krumlov, Zamek 59, 38101 Cesky Krumlov
【Egon Schiele Art Centrum(エゴンシーレ・アートセンター)】
営業時間 : (火)〜(日) 10:00〜18:00、(月)休館
公式HP : http://www.esac.cz/en/egon_schiele_art_centrum/
TEL : +420 380 704 011
住所 : Siroka 71, 38101 Cesky Krumlov